グインサーガ#26旅立ち

ついにレムスとリンダもやっとようやく最終回にしてパロにご帰国できたのでありました。よかったよかった。クリスタル市民の皆さんが出迎えててくれたけれど、レムスは自分に対する歓呼よりもナリスとかリンダに対するそれの方が大きいのがご不満なご様子。仕方ないといえばそうなんだけど、すごい従兄弟とか姉に対して萎縮しちゃうってのはあるある。リンダがナリスにグインを紹介しようとしたけれど、グインはその一足先に北へと向かうべくクリスタルを後にするのでありました。スニがやっと片言だけど言葉をしゃべれるようになっていた。スニかわいいのう。レムスは父母の肖像画を前にしてパロに帰ってきました王位に就きますとかなんとか言っていたが、双子は明らかに母親似だな。戴冠式の朝に目を覚ましたリンダはレムスと一緒じゃないのに妙にさみしく思ったみたいだけど、スニがいつも一緒と言ってくれておりました。やっぱりスニかわいいのう。


さて一方そのころグインはイシュトヴァーンと出くわしておりました。そしていきなりジャパニーズ土下座。王になるため右腕になってくれと頼み込むイシュトヴァーンだったものの、グインも北に行けというお知らせがあったんだからとりあえずお断りだわな。グインはそれでも、自分の正体を知った後ならくらいには言うわけだけども、今すぐじゃないとダメだというイシュトヴァーンはグインが断ったのにもう怒髪天の勢いで言うこと聞いてくれないから敵!ということでいきなりケンカを吹っ掛けるのでありました。しかしグインは前回まで延々でてきていたシドみたいなのならともかく普通の人間相手ならまだ無敗(多分)なので今回も危なげなく勝利。イシュトヴァーンをさっくり倒して北へと向かうのであります。イシュトヴァーンはグインを右腕にして光の公女を嫁にしてモンゴールの王になるという計画らしいが、それだともうリンダとのことはなかった話になってんの?ナリスからリンダがどうってのを聞いてからもうリンダに対してさっぱりスルーなのか。


クリスタルでの戴冠式でなんか起こるのかと思いきやさっくり終わった。と思わせといて、リンダだけがレムスの黒い影だとか血染めだとか不吉きわまるものを見たらしい。カルモルってノスフェラスでレムスにとりついた奴か。つーかリンダはとっさにカルモルがレムスを選んだ!って言いつつナリスに抱きついていたけど、カルモルって誰?というナリスの疑問はもっともだよな。戴冠式でリンダがあれだけ騒いでもスルーとか。広すぎて他のみんなは聞いてなかった説なのか、リンダがああして騒ぐのはよくある説なのか、みんな心の広い大人なので見なかったふり説なのか。


誰のことにしても二期作れる引きだったな。それにしてもマリウスがいるのはあれどこなの。

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花咲ける青少年#23決別

花鹿がユージィンの髪が伸びたねって言ってるのにやたら寅之助が反応していると思ったら、髪を切ると言いだすのを止めようとしていたのか。花鹿の恐ろしいスープの出来に見れるように不器用人間だから止めたってのに、不器用の自覚がない花鹿ときたら寅之助はユージィンが好きだというおかしな理由にたどり着くんだから困ったもんだ。好きだというよりきれいな人を無残な見かけにしたくないという動機じゃないのかね。


そのころラギネイではすっかりクインザ無双になっておりました。まだ侍従長にはなってないのか。特殊警察だっけ?近衛のほかに変な部隊ができてたりしておりますな。ラギネイで起きた北部の反乱は反乱分子が絡んでいるとかナジェイラが噛んでいるとかなんとか。なんで反乱なんか?と思いきやナジェイラは退屈だからそんなことしたらしい。もちろん反乱に助力したなんてのが明らかになったらナジェイラの王位継承権なんてなくなるに決まっているけど、ナジェイラは王位なんて要らないからモーマンタイ。クインザのちらつかせた王位というえさに頭を下げさせて水をぶっかける相変わらずの女王様ぶりだった。ただ今回の相手はクインザなのでやられっぱなし圧倒されっぱなしじゃないんですよ。ナジェイラの手からコップを取って水をぐびーっと飲み、さらにささっと逃げ出したりして何がしたいんだと思ったがナジェイラとしばしの侍従とかいうインドア職業に相応しくない超アクションを繰り広げておりました。後ろ足に階段を上るところとか、普通は無様にすっ転びそうなもんなのにな。クインザの武令の原因を訊ねたナジェイラに、つまり退屈を紛らわせたら死の名誉を与えてほしいってことなのか?クインザはラギネイの腐ったうみを出しつくしてルマティに王位を継がせたいのか死の名誉優先なのかよくわからん。


さて一方アメリカではエディがやってまいりました。ユージィンは親友呼ばわりに否定はしなかったあたり結構初登場の頃よりも人間がまるくなったもんだ。エディはラギネイの現状を写真に撮ってきておりまして、特務警察別名処刑部隊なんていう部外秘もいいところの隠し撮りまでしてきおった。その話をルマティも聞きつけて、ネットに動画が上がっていた北部の反乱のことと言いそんなラギネイの現状と言い、スラムができているとか税率がマジパネエとかそもそも汚職がまかり通っててもうどうにもならん状況だったとか、そういうことを知ってショックのあまりその場から駆けだしちゃうのでありました。それでも衝動的にラギネイに行く!とならんのは成長だわな。ルマティを追いかけて行ったものの花鹿にかけられる言葉はなくて、それが悔しいんだとか。そうしてちょっとしょんぼりな花鹿のところにタイミング良く来るのが立人。変わらないものなんてないと言いつつ立人だけはずっと変わらないとかなんとかめちゃくちゃ恋人の雰囲気すぎる。
ルマティは国の現状を知って、そんなところまでラギネイを追いやってしまった兄についに決別する決心をするのであります。てっきり今回でノエイ少尉がやってくるかと思ったがまだなのか。

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グインサーガ#25宿命との戦い

始まるなりいきなりカメロン提督がお言葉を発してくださっておりました。事前情報通りの大塚明夫とかな。トーラス占領も済んで、スカールはこれからアルゴスに帰ると思いきやヴラド大公の隠し部屋で例のカルモルの話に基づくノスフェラス話を知ったもんだから、このままノスフェラスに行くんだとか。正直物好きなもんだとしか言えない。それにつきあわされる草原の民も大変だな。スカール個人についてきてるからそういう文句も出ないもんなのだろうか。
そんなことをなぜ自分に?と聞いたカメロン提督に、スカールは話したいから話すという男らしいにもほどがある答えなんてするし。それでいてナリスにこのことを知られてはいけないとか、どんだけナリス様は警戒されているんだ。信用してはならんお人だとは思うが。
スカールが立ち去ったあとにカメロン提督の前に現れたのが名前が出たその人であるナリス。スカールがノスフェラスに行ったのだという確信満々でカメロン提督に揺さぶりをかけても、それでうっかり口を割るカメロンではないのでありました。ナリスはカメロンを食えない男なんて言っていたが、どの口がそんなことを言うか。


一方レムスとリンダはまだクリスタルに着いておりませんでした。どんだけ遠いの。そのクリスタルに戻る途中でシドキター。パロの二粒の真珠に会いに行くとか言っていたけど早かったな。適当な嘘ついて護衛をまいて二人(とスニ)を変な遺跡あとに連れてきておりました。なんでもウン千年前に滅亡した帝国だとか。シドの狙いはパロの聖王家だけが扱える古代機械だから二人に会いに来たとか言って、グインを動けなくさせたわけわからん眼力を使ってたけど、そこへ我らがグインキター。なんで居場所わかるの。シドと切り結んでいたけどやや劣勢だったもののノスフェラス以来出て来た懐かしのアウラのおかげでシド撃破!と思いきやシドは人外でしたー。人外形態になったシドはグインがきりかかったおかげで肌にみみずばれみたいなほんのりした傷を負わせられたせいで超ブチギレててグインがついに負けちゃうううと思ったものの、よくわからん気合いによって勝ちました。いやまあよかったよかった。
そこへノスフェラスでも聞こえた声がして、グインに北に行けとお知らせ。これはなんという二期に繋ぐよ展開。シドは天上から堕ちて来たでっかい結晶にプチっとつぶされて終了なのか。
最後にイシュトヴァーンが出てきて、探したぜとか言っていたからああリンダをかーと思ったところで探していたのはグインだとか。王になるのに必要なのはグインだと申すか。

トーラスに行ったりと多忙だったナリスの方がクリスタルに戻るのがリンダレムスより速いってどうなんですかね。単純に距離の話?ナリスが空を見てノスフェラスに思いはせていたが、ベック公みたいな反応が一般的ですよな。リンダレムスとアムネリス、さらにスカールまで行っていたからには何かある!私もいつか行かねばなるまいとかナリスの世界のことを知りたいってのも相当だな。リンダレムスは行きたくて行ったんじゃないってのにな。


そういえばアムネリスのこともあったんだった。
前回クムにつかまったもののフロリーたんの健気さとかいろいろのおかげでやる気を取り戻したアムネリス様。クムの王と対面してもめっさ堂々となさっておりました。クムの後ろ盾でモンゴール再興できても、クムにモンゴールの全権よこせってそれ意味なくね?と思ったが再興することに意味があるってことなんだろうか。クムの第二王子と第三王子がアムネリスのところに来てたけど、アムネリスがほのめかした通りに結婚してモンゴール大公になろうぜという話か。アムネリスがあれだけ堂々と渡り合えたのはナリスだったらこうするだろうと考えたからだそうだが、それを以てかけがえのない相手だとはナリス様もここまで過大評価されているとは思うまい。

それにしても最終回手前だってのに今回はどうにも作画がいまいち。ちょっとでも引くと顔が微妙になりすぎだろうさ。

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花咲ける青少年#22リポーズ

ユイが出てくるとなごむなぁ。ラギネイがらみのごたごたと無縁の子だからな。ヘリコプターでのニューヨーク観光にテンション上がりまくりなのがかわいいもんだ。
ユイを迎えに行ったのは寅之助だったけど、花鹿はユイを迎えに行かんでユージィンに連絡を取ろうとしていたらしい。ユージィンのお母さんの命日が近いからってことらしいが、ユージィンの義姉に邪魔されて連絡が取れないんだとか。ああいつものユージィンのあれかと思えば案の定。相変わらずユージィンはほいほい女を釣っちゃうんですね。その義姉のイサベラがラギネイにホテルを作る計画があるってことでラギネイの現状を話してくれたけど、前回の即位式から今回までに半年流れた間に随分ひどいことになっているんだそうで。ユージィンが花鹿から連絡があったか?と聞いただけでうろたえるとはイサベラもまだまだだな。ユージィンはホテルのメイドさんに頼んで花鹿から連絡があったのを知り、さっくり身一つでカードとパスポートだけ持ってニューヨークに向かったのでありました。

花鹿のお宅についたユイは、そういえば初対面だったルマティと出会っておりました。いきなりなんで英語かと思ったが、ユイは英語を話せないネタと普段は花鹿とは英語で話してますってことか?しかしルマティが一年そこらですっかりおとなになってたのにはビビった。見た目もそうだが中身もなんという成長ぶり。あれだけのことがあれば否が応にも成長するってことか。ユイの到着を知って駆け付けた花鹿は、ルマティとユイの目の前で漫才みたいないい合いをするし。仲良しだな。ユイはルマティを最初に見て王子様だと感じたんだとか。なんだ?隠せないロイヤルオーラ?

そのころ香港だったかでは立人がファン家のお仕事をしておりました。プラネットテレビとかいう放送事業を始めたんだとか。その社長を例のトンセンおじの息子に任せたのをトンセンおじがまた絡む絡む。小悪党な感じだったがしかしこの人これからアレだからなー。
大統領との会談なんてどうせ寄付を無心されるだけだから無視して花鹿のいるニューヨークに向かおうとした立人のところにメッセージカード。イニシャルC.Rでカールと勘付くとはすごい。カールはいよいよイズマル殿下を擁立してラギネイに介入するとか言い出して、まだそれやる気だったのかと思ったが父とは対立状態とか言っておりましたな。それならイズマル殿下擁立とかしなくても、と思ったがさすがにルマティ擁立とかはまだ無理か。しかしイズマル殿下の王位継承権は第二位ってことは第一位はまだルマティなのか?半年も前に亡命したんだしそれはない気もするが。

そして今日の最後のセリフ。ルマティがユイのセリフで唯一わからんかった単語が「バイト」ってそりゃそうですよねー。働いたことない天上人らしいお言葉だ。

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鋼の錬金術師#24腹の中

ドクターマルコーの拉致の経緯をやっていたが、ブレダ少尉に化けましたってのはやらんのですか。しかもラストに聞いたとかってエンヴィーが他人事みたいに言っていたが、ブレダ少尉に化けたネタがないからドクターマルコー拉致に行ってないってこと?さらにここでドクターマルコーの話を入れる意味がいまいちわからん。これがあるせいでエンヴィー大忙しになるじゃないか。ラストの仇の大佐を前にして発狂モードになったグラトニーを止めに行くっていう任務があるのに。

大佐を目の前にして怒り狂ったグラトニーから一般人と負傷者の皆さんを逃がして、エドアルとリンが残ってグラトニーと戦って情報を得よう!とかしていたけどやっぱりあれは無理ですよねー。そこへやってきたのが多忙なエンヴィーなんだけども、そういやエドの豆ネタ久しぶりだな。第五研究所とかすっかり遠い昔だ。
リン対エンヴィー、エドアルとグラトニーと二手に分かれて戦っていたものの、うっかりリンの方になだれ込んだエドアルと場が混乱した隙にグラトニーにリンを食わせようとして一緒にエドとエンヴィーまで飲まれちゃいましたー。エンヴィーの残ってた下半身がさらさらーっと消えたのは賢者の石の無いパーツだからなのかね。

一方ノックス先生とその場から逃げた大佐は軍本部に戻って大総統がホムンクルス疑惑を元に上層部に揺さぶりをかけて見ようとしたら、実は軍上層部は真っ黒でしたーという絶対絶命の窮地。虎穴に入らずんばなんちゃらだけど勇み足ってのもあるしな。

それにしてもプライドの声、エコーがかかっていたけどエンヴィーの中の人と二役やってんの?って感じに聞こえた。別人のはずなんだが。

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