ディーヴァに吸血されて死にかけたリクに血を分けて助けたものの、それは本当に助けたことになるのかと小夜としては悩まずにいられない模様。
ハジの例を見るに歳を取らなくなる不老の症状のほかにもいろいろと辛い思いをすることになるわけだし、生きてればなんでもよし!と単純に思えやしませんがな。
それもこれもとにかくリクが目を覚ましてからなのだが。
リクはとりあえず脈は弱いものの生きているらしく、動物園には同行しなかったジュリアが様子を見るらしい。
小夜はデヴィット、ルイスと一緒に作戦会議へ出席。
そこで初めて赤い盾長官のジョエル、それからコリンズと顔合わせ。
コリンズがアイスランドの遺伝子研究所が襲撃されたと報告していたが、あそこはヴァン・アルジャーノが行ったときには既に襲撃後だったはず。
シフがそこで生まれたのかとおもっていたがどういう関係なんだろうな。
ともかく、小夜がシフという翼手と接触したのにも触れて、シフとはシュヴァリエではないのかと訊ねて正確な情報じゃないと困ると叱ったり、小夜をデヴィッドに預けないで本部で引き取るべきじゃないのかとか言ってみたり。
でもそれで、ジョエルが小夜を支えるのはデヴィッドの名を持つものの役目、とか言っていた。
どういうこと?
コリンズはそんなジョエルの言動に何か思ってそうな雰囲気だけどもそこはそれでおしまい。
その後、暇ならいっぱい付き合わないかと言うことでジョエルとデヴィッドがお話しするわけだが、先週の次回予告で言っていたようにゴルト・シュミットの家督を継ぐものはジョエルの名と赤い盾の長官の座を引き継ぐわけで、それが嫌な場合は一切の相続放棄しないとならないらしい。
今のジョエルは小夜を最初に育てたジョエルから6代後のジョエルらしい。
ジョエルの日記と言うのは何も初代ジョエルだけじゃなくて、その後の各ジョエルも書き足していったものらしい。
動物園の惨劇の日だけはさすがのジョエルの日記も抜けているらしい。
一方カイを一生懸命追いかける真央様とそのお供、何もかもが終わってから、夜になってから動物園にご到着。
タイミング悪いなー。
戦闘の痕跡な血痕やらなにやらに真央さまがビビるのと裏腹に岡村記者は冷静に現場を観察。
結局動物園では折られた日本刀の刃が残されていただけだったけども、紳士録に目を通して動物園の所有者を探したところゴルト・シュミットにご到着。
ゴルト・シュミットからゴールドスミスが枝分かれしていることも同時に気付き、それがサンクフレシュファーマシーの筆頭株主であること、サンクフレシュ(以下略)のCEO、ソロモンもゴールドスミスであると判明したからこの二人はまたパリに逆戻り。
なかなかカイと近いようで遠いですな。
ジョエルとお話したあと、デヴィッドは小夜に今までいろいろと黙ってたことを謝罪し、赤い盾の構成員は多かれ少なかれ翼手と因縁があるのだと今までにもう出ていた話をしていたが、ジュリアとコリンズ(コリンズの方はいきなり話されてもハァ?って感じだが)に触れなかった辺り怪しいな。
コリンズはどこぞの大学で教授をやっていて、ジュリアはその生徒だったらしいこと、この研究に携われて幸せだとかと語っていたし。
ジュリアはリクの血液を解析していた最中に、新しい第五の塩基を発見してこれが発表できたらノーベル賞ものですねなんて言っていたのだが、そんな言葉を聞いたコリンズの所にヴァン・アルジャーノから外線電話。つか、よく捕まったな。家族には旅行中といっていたらしいが船中なんだから。
用件はもちろん翼手研究について。
赤い盾だと知っているかどうかは定かじゃないが、人類のその先の存在についてとかっていう言い方からしてそんな疑い濃厚。
どうするコリンズ。
話が逸れたが、小夜に謝罪したデヴィッドは動物園で折られちゃった刀の代わりに新しいのを用意してくれたようです。
その刀には柄に程近い所に赤い石がはめ込まれていて、それは翼手の結晶なのだそうだ。
ハバロフスクでリーザさん(本物)が出てきたときにデヴィッドと見せ合っていたのにもそれぞれ赤い石がはまっていたしね。
小夜の刀のそれはジョージ父さんのものだそうで。
ディーヴァを斬るまではもう逃げないと言っていたが、小夜のそんな決意はもう何度目か。
最後にリクが目を覚まして次週に続く。
そう言えば、作戦会議のところでコリンズがリクをシュヴァリエ化していないようだとかなんとか言っていたが、ハジはシュヴァリエとしてとか言っていたし、血を分けられてそれで生命活動が安定したらもうシュヴァリエなのか?
次回予告によると小夜姉ちゃんのことが気になるとか言っていたしシュヴァリエになっちゃったっぽいが。