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ムネモシュネの娘たち#3

2011年。
ふーん今から2年後ねはいはい把握と思ったが、よく考えたら1話と2話の時点で1990年だったか91年だったかなんだからいつの間にか20年が経過していて驚いた。
アソウギコンサルティング事務所に座ってるおっさん誰よと思って、前埜ってリンが呼んだところでやっと、あるぇえええええ20年たってる!と思ったくらいだ。
20年も経てば、一応普通の人間の前埜も髪に白いのが混じるくらいのお歳になるってもんだ。
でもって、リンに名指しで呼び出し。見も知らない女子高生が東京には花は咲かないなんて言いつつ転落死した。
目の前で人が死ぬのはいやだとか言っていたが、そういうのも何度となく見て来たんじゃまいかとは思ったが、そういうのに慣れて感性が鈍化するのも嫌だな。
その女子高生の素性を探って、一週間前から行方不明だとかと判明。
ついでに謎の連続爆破事件も起こってて、そっちも捜査。
女子高生の方はいつもの刑事改めデカ長補佐から情報がもらえたものの、死体の写真の臍ピアスを見て一話でいきなりエグいプレイを見せてくださったサヤラを思い出すリン。
でもゾンビに囲まれて、火に巻かれていたし、あの状況で助かるわけないってことで「ありえない」と顔を顰めたのを見ていたデカ長補佐が、リンが顔を顰めてありえないといったのが検視官と同じだという。もちろんサヤラのことを知っていたんじゃなくて、死因の病を特定はできるが、今となってはあり得ない病気だからのようだ。
その病気は通称死人島という孤島の風土病で、感染力は低いものの致死性が非常に高いものらしい。病気が進行すると体中に花のような赤い鬱血が浮かんでくることから彼岸病というとか。
そんなことを長生きしている伝手から知ったリンは、その夜、攫われてしまう。
リンと別行動をとって連続爆破事件を追っていた前埜も戦時中に死人島に住んでいた老人や軍人が狙われているとはつきとめていた。
同時に、前埜オリジナルの大学時代の友人の鳥類学者も攫われていたものの、リンの誘拐失踪が発生したのでこっちは後回し。
リンが攫われたのに、こんな危険に首を突っ込むような商売をしているからだと、身を案じるゆえに苦言を呈した前埜に、ミミは生きてるのは死なないということだけじゃないこと、どんなものであれ生きてる証が欲しいのだということ、リンと自分にとってはそれがたまたまこの商売だっただけと言った。
リンの行方を捜すために、2話だったっけ?でリンも取引していたあの人に取引を持ちかける。
もちろんエログロでR-18になってるんだから今回もありますよってことで、今回は釘宮のエロだった。知ってる相手の望まないセックスを見させられるってきついよなぁ。
でもなんとか情報を得られて、武器の非合法取引をしてるやばい組織が関与しているらしいと判明。
それに、死人島はなくなってしまったと伝えられているものの、本当のところは地図で見るにうまく画像処理されて見えないだけで今も実存しているとか。
そこへ乗り込むぜ!というところで前埜が妙に死亡フラグっぽいことするし、2話でもらった時軸の実を持ってくし、危険すぎる。
死人島に向かうヘリで待っていたのはミミが嫌な取引でレズセックスした相手。リンを助けるためにもう一回「取引」したんですね。

一方攫われたリンが目を覚ましてみればどこぞの手術室みたいなところ。
灯りをたどって行ってみればそこにはサヤラがいらっしゃった。
結構ひどい怪我ではあるものの生きてはいる。
どうやら一話のあのサヤラ死亡?シーンでエレボスが現れて時軸の実を与えてサヤラを助けた模様。
でも時軸の実は、実を飲んだ状態に固定するものだから健康な時ならまだしもサヤラみたいにボロボロの時に実を飲んじゃうとえらい目に逢っちゃう。
起き上がるためにも医学の進歩を20年も待つ必要があったとか。つかサヤラは山野辺製薬だっけ?の人だったけどそこまでしてもらえるほどの人だったのか。
ともあれ、サヤラに捕まったリンは、不死とはいえどもどこまですれば死ぬのかというやっぱりエグい実験の餌食になりました。麻酔とかかけてあげないのか?恨みから麻酔なしで手術したのかな?
でもやられっぱなしで死ぬようなリンじゃないので、さくっと脱出。
その後をサイボーグみたいなアタッチメントをつけてきたサヤラが追ってきて、彼岸病を全世界にまき散らして人間皆殺し!不死者の楽園作っちゃるわーというトンデモ計画をぶち上げなさった。
彼岸病をまき散らすための降雪機を積んだタンカーを前埜の乗ったヘリが見つけて、ついでにリンも見つけて手足を縛める針金をニッパーで切っているところでサヤラに銃撃されて前埜死にかけ!え、そんな……!
つかこれは時軸の実を食べちゃうフラグでしかないよなと思えばやっぱりそうだった。
天使となった前埜はあっさりリンを奪還して、自分の意識が残っている間に、天使の本能に負けて抱いちゃわないうちに、食べそうになる前にタンカーから離れた海の上に落とす。
タンカーに戻ってサヤラを食べてるところでエレボスが来て、時軸の実を回収されちゃったから前埜は砂というか塩というかになって消滅。
サヤラもついでに時軸の実を取られて、今度こそ本格的に消滅。
エレボスの目的はリンの時軸の実を食べることみたいだけど、成熟するのを待ってるんですかね。
2話と3話の間という視聴者にはわからん間の20年で前埜はアソウギコンサルティング的にも、それに家庭まで持っていたのに、こんな風な死亡は泣けた。
もう次回からは前埜は出てこないんだな……。

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