アリソンとリリア#4
先週基地から飛び立った続き。
あっさりとベネディクトに追いつかれてピンチになるものの、アリソンは慌てず騒がずうろたえるヴィルにしっかりつかまってろとだけ言うのでありました。
一度はベネディクトにロックオンされそうになるものの、急降下することでかわしたりはたまたエンジンを切ることでかわしたり。
そうした小手先の技もあれば、ベネディクトが撃墜にこだわらずエンジンだけ撃って不時着させようとしたのも勝因だった模様。
アリソンがペイント弾しか装填されてないとわかった上で撃って、ベネディクト機はパープルのペイント弾で汚れたことでベネディクトも負けを認めて宝探しに協力させて欲しいと申し出た。
上官の命令を裏切ることになるのにそんなことを言い出したのは、うそじいに二人を頼むと言われていたからだとか。
それに加えて、一緒に飛ぶ相手は自分で選ぶとかと言ったりして、かっこいいにもほどがある。
さすがの腕前で追っ手を二機撃墜し、さらにアリソン機を狙っていた二機をアリソンとすれ違って正面をポジショニングしてさらに撃墜。すごいな。
でも追っ手はそれだけじゃなかったんだが、それはそれ。
国境の川の上空を飛ぶうちに目印のふたこぶ山が見えてまいりました。
洞窟の入り口に目印として立ててあったサーベルだったか軍刀だったかも見つかって、その次が右側20個目の洞窟だとか言っていたが、さらにその後の20歩歩けとかなんだそりゃ的な目印だったけどもきちんと宝にたどりつけた。
宝とは壁画。
文明の起源を描いたもので、その中にロクシェ国民的にもスー・ベー・イル国民的にも見覚えのある槍と刀みたいなものがあった。
戦争の理由はどちらの国が人類の起源であるかということ。
この、大昔は仲良くしていたのだという壁画が発表されたらそんな理由で始まった戦争だって終わらせられる。
民間人で未成年のヴィルややっぱり未成年のアリソンよりも、地位ある大人のほうがいいだろうと言うことでベネディクトに発表をお願いしたところで宝を狙って追ってきたやつが現れたんだけど、金銀財宝だとかいう俗人ぶりにヴィルの射撃の腕がついに火を噴きました。
そういやせっかくの設定を見ずに終わるところだった。
肩を撃っただけだけども、そのおかげで神経か何かがいかれたのか、天井を誤射してそのまま追っては落盤の餌食。
そうして無事壁画は発表されて戦争は終結へ向かい、アリソンとヴィルも無事ロクシェへと戻ってこれましたとさ。
最後に出てきた老婦人は誰かと思ったがうそじい改め毒ガス攻撃の指揮を執っていたという中佐だったかの奥さんだったのか。一話ぶりだから忘れてた。
これでひとまず区切りもついて次回からは今度は雪山で遭難するらしい。がんばれヴィルがんばれ。