アリソンとリリア#8王女様と英雄
ニヒトー議員が異議あり!した続きから。
ニヒトー議員はよっぽどフィオナが王女だと認めたくないのか、何とか話を封じ込めて偽物扱いしてお引き取りさせちゃおうとしたものの、フィオナが王女である証拠を示せばいいのでしょうと言いだして、ずっと服の上から触っていたペンダントを出してきた。
王家のおしるしと、裏にはフランチェスカ王女のおしるしが刻まれている証拠としては疑いようのない一品。
それでも、そこらの土産物屋で売ってるものかもしれないなんて言うのに、フィオナがペンダントを手放すのは死んだときだけだと釘を刺し、本物だっていうのも10年前に王室警護していたワレン警部が保証してくれたから問題なし。
これはなんというベタな展開と思ったが、どこまでもベタなことにニヒトー議員は追い詰められてフィオナを人質にとって逃亡を図りました。
フィオナが小柄な女性だからってよくあんなことできるもんだ。ニヒトー議員はそんなに膂力があるんですかね。
建物の天井近くのてっぺんに逃げたニヒトー議員、ワレン警部を刺したのとはまた別のナイフを持ってたんですね。決して小ぶりなナイフじゃないのにどこに隠し持ってたんだ。
ともあれナイフでぐさっとベネディクトが刺されちゃったー!と思いきや、時計のフェイスで受け止めてたんで無事でしたー。ってねーよwwwwwwwとさすがに思った。
体に刺さったのと時計に刺さったので感触がまるきり違うだろーニヒトー議員もやってやったぜニヤリみたいな顔してる場合じゃねーよ。
そうしてナイフで刺してやるぜ戦法も失敗して人質のフィオナも奪還されて、アリソンとヴィルが戦闘機に乗ってやってきたのにガクリときたところで突風が吹いてニヒトー議員転落。
ちょwwwwwどれだけ強風なのwwwwww。
それから一週間。
フィオナのところに3人が訪ねて来ました。
ペンダントの裏の、フランチェスカ王女のおしるしが左下を向いた花だったのに引っかかっていたヴィルが、フィオナに本当のフランチェスカ王女ではないけれど本当の王女様だったんですねと謎なこと言い出した。
つまりフィオナは本名フィオナで、フランチェスカ王女の双子の妹だったんですねー。このことを先週飛行機の中でベネディクトに告白していたんだな。
ヴィルがそれに気付いたのは、フィオナの谷の村で集会場に飾ってあった絵皿に描かれたおしるしがフランチェスカ王女のものではなくて、右下を向いた花だったから。
意匠の花は二つの花をつけるもので、双子を暗喩しているということ。
10年前に王宮襲撃事件に巻き込まれて負傷したフランチェスカ王女がフィオナの谷の村に運ばれてきて、かなり虫の息だったところでフィオナと初めて会ってフランチェスカのペンダントを渡した、ということらしい。
それだけだとニヒトーのカフスとか襲撃時のこととかわからなくね?と思ったがあの辺はアドリブだったのだろうか。フィオナ恐ろしい子!
イクストーヴァは子供は一人と決まっているので、双子の妹のフィオナはあの村でひっそりと育てられていたんですね。あの村は、フィオナのためだけにある村だったと。
だからフィオナと同年代あるいはそれより若いのがいないわけだ。
でもってフィオナがあの村に戻りたくなったらいつでも自分を呼べと、ベネディクトがキザいこと言っている一方で、今回も何の進展もなかったアリソンがふくれっ面でしたというお話。イイハナシダナー。
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