アリソンとリリア#9元戦場にかかる橋
今回からまた新シリーズ。
今度は春休みになっていて、終戦から半年たった現在、ロクシェとスー・ベー・イル間に鉄道が走っているそうで。
でもやっぱりお値段が超高価で平民がおいそれと乗れるもんじゃないんだが、ヴィルはベネディクトのおかげで乗れましたというはじまりはじまりー。
でもやっぱり見かけが平民なもんで、貧乏人は乗るどころか見学も禁止らしく警官に追っぱらわれそうになったけれど、そこへアリソンが展望デッキから華麗に飛びおりして来てヴィルは連れだと説明し、切符も見せて一件落着。
アリソンとフィーは一駅前から乗ってきていたらしい。
アリソンは列車に乗ると話したら同僚が貸してくれたかわいいワンピースを着ていたものの、足元が軍用ブーツだったりそれで飛び降りたりするいつものアリソンだった。
フィーは記者風を装っていたものの、CV能登真美子の時点でばればれだった。
アリソンの部屋の隣のお客だという映画会社の社長だとかいう老夫婦が出てきたけどなんかあるんですかね。それともこういうお金持ち階級が乗るもんなんですよアピールか?
ともあれ列車は走りだしてスー・ベー・イルに向かっていたのだけれど、その前に大砲なんて並んでるところを走ったり。
それを眺めてよくわからん男二人が冥土の土産がどうのこうのといってたから事件の匂いがぷんぷんしますな。
ルトニ河の緩衝地帯に駅があるのだけれど、そこはかつては国境ということで激戦地帯だった場所。
そんなところが今や東西をつなぐ懸け橋なんだから皮肉なもんだとか言ってるスー・ベー・イルの陸軍少佐も出てきた。
よくわからんのだが、ルトニ河の中州に駅は二つあるのか?それとも献花したところと少佐が乗ってきた駅は同じってこと?
ともあれ、ここでアリソンのお父さんの話。
アリソンのお父さんはどうやら情報部所属だった(写真が残せない特殊な部署だったことから推測)ことや、それゆえに裏切られては困るので部下に殺されたのではないか疑惑(ロクシェでしか使ってない散弾銃の銃痕から推測)などなど。でも写真がなかったからドッグタグかなんかで本人確認したらしいけど、それってもしかしたら実はまだ生きてましたフラグとかじゃね?と思ってしまう。
ともあれここでベネディクトとも合流なのだが、陸軍少佐の人がベネディクトの気合入った変装をさらっと見抜いてすげええええ。空軍でバカンスとか言うからベネディクトだろ?と思っていたけど、ヘルマン(偽名)って言うからもしや違うのかと思っちゃったい。
ベネディクトは終戦から半年たった今でもまだ英雄扱いが抜けんのですね。
陸軍の人はロクシェから来た貴賓室のお客さんがスー・ベー・イル陸軍に大砲を納品していて首都で囲まれると面倒だから護衛代りによこされたとかなんとか言っていたものの、実のところはきっと違うんだろうな。
アリソンが気を回してフィーとベネディクトを同じ部屋にしていたけど、この二人はもうこんな扱いされるほどカップルなのか?こういう場合は同性同士で相部屋になるパターンかと思ってた。
しかしアリソンが懸命にアピールしても相変わらずフラグクラッシャー・ヴィルには何も通用してなくて可哀想すぎる。着替え覗くなって、それは覗けとは言わないまでも意識しろよこんにゃろーという振りだろ。
そういや春休み設定だけど、フィーの一件の時にアリソンが言おうとしていた同居もそのままうやむやになったままなんだろうなぁ。
さり気に、壁画発見のエピソードでスー・ベー・イルに潜入した時お世話になったラデアさんがまた出てくるよフラグを立てつつ次回に続くー。