アリソンとリリア#24列車大作戦
前回、トレイズとリリアが食堂車で鉢合わせして、こいつはヤベーというところだったのだが。
これでトレイズの秘密が露見することもなく、リリアにはマティルダ王女のことをスー・ベー・イルで宝石商をやっているヒルダさんとかって紹介していた。てっきりリリアは一応テレビでマティルダ王女のロクシェ訪問を見ていたから気づくもんだと思ったが、そんなすごい人と偶然出会うなんて思わないから気づかんものか。
マティルダ王女はリリアと会うなり、目の色がトラヴァス少佐と同じだからということで親子関係を見抜くというすご技を披露。いや結構ありふれた瞳の色だと思いますよ。
リリアをもう少し引きとめて、トレイズをパシリにしてお茶を取りに行かせて二人きり。
マティルダ王女はリリアがトラヴァス少佐が父だと知らない上に、父は死んだものだと思っていることから、トラヴァス少佐がスー・ベー・イルのために家族を犠牲にしてくれたんだと知って、何も知らんリリアに感謝しておりました。リリアは当然ながらなにがなにやらと困惑しきりだったが。
すっかり仲良くなって写真を撮っていたけども、これがどういう伏線になるものやら。そのうち、実はスー・ベー・イルの王女だったと知って、ええー!?みたいな反応ですかね。
そんなほのぼのも長くは続かず、列車内で学生さんが毒を飲まされて泡吹いている事件が発生。ランチボックスを配ったマティルダ王女の護衛どもが怪しい!と食堂車でひと悶着起こったものの、アリソンが華麗な推理で謎を解決。毒を呑ませた学生さんを見つけた時点で大声上げればいいのに、目撃者を多くするために二つも離れた車両まで駆けこんでいくとかね。でも、それは医者を探しに行ったからとか言っちゃえばいいんじゃね?ともちょっと思ったが。ともあれ、逆に疑われた犯人(仮)はさらに列車の天井を移動していた奥さんとやらが見つかったこともあって形勢逆転。苦し紛れにリリアを人質にとって見たものの、アリソンが拳銃で撃たれるかリリアを開放して警察に引き渡されるかを選べってので無事降伏させとりました。アリソンはどんだけ早撃ちなんだ。
犯人(仮)の話によると、これは刑務所を出てから見知らぬ男に電話越しに持ちかけられた儲け話だそうで。男に指示されたとおりにやっただけでマティルダ王女のこととか知らなかったしな。あらかた吐いたところであらかじめ飲まされていた毒で犯人(仮)と奥さん(仮)が倒れたと。
マティルダ王女が明確に狙われたことで、もう一緒には行かれないから後続の民間人を乗っている車両を切り離して再出発。
ところがマティルダ王女の乗っている列車は、運転士もグルだったらしく謎の襲撃犯どもに列車を停止させられた上で包囲されちゃいましたー。
このままだとリリアと無関係に事件が終わっちゃうのだが、後続列車の方にも襲撃犯仲間がいるらしく、トレイズが後発車にいるのを見た男が「それは残念」とか言っていたからトレイズも狙われるのかもわからんね。
それにしても次回最終回なのか?
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