アリソンとリリア#25犯人は密かに笑う
マティルダ王女とトラヴァス少佐たちが何者かに包囲されてピンチですーという展開だったのだが、襲撃犯たちは列車に積んでいる金塊を渡せとかイミフな要求を突きつけてきた。
どうやら誤情報をつかまされているらしいものの、誤解を解くために武装解除とかやってられないし金塊がないならないでマティルダ王女を人質にして何かやらかすかもしれんので当然要求なんて却下。
つーか包囲されてはいるものの列車なんだし走りだしちゃえば少なくとも徒歩のやつは振り切れるんじゃね?と思ったらやっぱりそうしたか。そもそも襲撃犯はアフォだったらしく運転席に見張りの一人も置いておかないとか杜撰すぎる。運転士がグルだったみたいな描写だったけどそいつはどうしたんだ?
ともあれ狙いがマティルダ王女じゃないと確かめて、追ってきた車のタイヤを打ってパンクさせて乗っていた奴らを脱出させ、走っている列車から車に飛び移るとか言う超身体能力を披露なさったトラヴァス少佐マジすげー。昔のどんくさかったヴィルの頃からは想像できんな。
トラヴァス少佐がそんなことしている間に、アックスがマティルダ王女からリリアがトラヴァス少佐の娘であり、実の娘よりも自分(=マティルダ王女)を選んだと、スー・ベー・イルのためを選んだと、任務に忠実な人なんだとお話。トラヴァス少佐のそんな事情はやっぱり隠匿されていたようだけども、それを知ったアンが異様に驚いていたのが、もしやこの人も二重スパイとか言わないよね!と軽く不安になった。
アンは実は壁画発見の時にヴィルが撃っちゃったクルツ大尉とやらの娘だったと。だから実の娘を捨ててまで任務に忠実にあろうとするトラヴァス少佐にいろいろと思うところがあったのか。しかも仇とまでわかって復讐心もあったみたいだけども、自分を傍に置いたのはトラヴァス少佐自身であり、別に復讐するのを止めようと思ってのことではないのに、任務に忠実にという故クルツ大尉の言葉を思い出して、車で襲ってきた襲撃犯からトラヴァス少佐を守るのでした、と。
ポイントを切り替えて後続列車を来なくさせるとか、繋がった事件だということから狙われているのがマティルダ王女ではなくトレイズなのではないかとわかったものの、トラヴァス少佐御一行の任務はマティルダ王女一人を守ることなので、後続の列車が危険にさらされるかもしれないとわかっていても無視せざるを得ない苦渋の決断ですな。
それでどうするかといえば、マティルダ王女が直々に後続列車を守りに行くと言い出した。皇族は戦でも先陣に立つものだと。これで折れてまた合流するんだな。
リリアとトレイズはお茶を飲んでたものの、リリアが足をもじもじしてるのにこれはトイレに行きたいんだろう!と思いました思いましたさ。まさかダンスのステップだとはわからんよ。
学校にリリアとダンスを踊るような相手がいないのだと知って喜ぶトレイズはかわいいのう。しかも同じ学校だったらダンスが下手でもパートナーに誘ったとまで言ってもらえて脈ありだな。
リリアはそんなトレイズの内心をさっぱり知らず、いきなり結婚のことだけど、なんて言い出しおった。当然それはアリソンとトラヴァス少佐のことなんだけども、親世代はいい大人なんだから当人同士に任せとけばよかろうに。そもそもトラヴァス少佐の事情的に結婚は無理だろうしさ。
そんなところへリリアが着替えを手伝って欲しいとやらで呼び出され、トレイズと分断されて離れ離れ。
リリアが帰ってこないなと不審に思ったところでいきなり列車の車両が切り離されて、リリアが乗った車両に置いていかれてヤバイですーというところで続く。
狙われているのって本当にトレイズなのかな?着替えを手伝ってくれって呼びに来た人も先週の毒夫婦と同じで報酬に釣られているのかな?
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