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タイタニア#4リラの決心

相変わらずリラのお宅でひきこもり生活を送っているファン・ヒューリック、いきなりリラとお風呂で接近遭遇とかそれなんてギャルゲ展開自重。
リラとデ・ボーアってできてるんだっけか。
あんまり細かいところまで覚えてないなー。
先週もおんなじようなこと言ってた気もするけれど、ファン・ヒューリックがまたリラに革命ごっこはやめとけとありがたく助言するものの、真剣なつもりの相手にそんなこと言ったってさっぱり無駄なんですよな。案の定、真剣なんだからと頬を張られてしまいました。
リラにそれまでお世話になりました代を払っててっきり出てったかと思ったけれど、ファン・ヒューリックはまだリラ宅にいたらしい。その晩、寝ていたファンのところにリラが夜這いキター。これ見よがしなあのペンダントってなんか意味があるんだっけか。これで据え膳おいしいです^^な感じでファンがリラを食っちゃったら違う話になるのでそれはないとして、やっぱり出てくわーってところで10万円(お金の単位忘れたから日本円(仮)で)もらえるっていうのに釣られたリラ婆さんがタイタニア軍に通報しちゃっておってキタコレ。仕方ないよね、貧乏だってのでさんざんタイタニア下っ端兵に馬鹿にされてムカついたもんな。それでもリラは金には釣られずファンに抱きついてキスするのにまぎれてタイタニア兵をニードルガンで眠らせるという名探偵コナンもびっくりの麻酔銃テクを駆使してファンを逃がしてくれるのでありました。家の入口は見張りがいるからってことで窓から逃げていたが、3階から飛び降りるとか、下に段ボールとか積んであっても無傷じゃいられまい。エーメンタール市内をファンも逃げ回っていたものの、数の不利で追い詰められてアラン中尉とかいうビール飲んでた不良っぽい人につかまっちゃいましたー。でもそこを助けてくれたのが、リラにファンへ夜這いしろと指令を出したらしいミランダ。やっぱり漢らしいのう。ファンのGPS機能付き手錠を壊してくれたばかりか、中尉まで担いで正直じいさん号へとご案内。本当はオネストオールドマン号だけど、やっぱり正直じいさん号っていう方がかわいいですよねー。ミランダと同じ姓だから船長の声帯を潰されたという爺さんは夫婦なのかね?アルセスはやっぱり外道だなというのを見せつけつつ、軍の物資横流ししていたという中尉の名前で出港許可を取って無事にエーメンタールからトンズラー。
ってか、リラがやばいんじゃないのかね。デ・ボーアがファンを逃がしちゃったのに、そんな人だと思わなかったとか言っていたが、ってーことはファンをタイタニアに引き渡しとけばおkだったのか?


ザーリッシュとアルセスの母のテリーザはきっついなー。そもそもアルセスの「兄さま」呼びもどうかと思ったが、兄弟そろって母さまって呼ぶのもないわー。せめて母上って呼んでくれ。さらにテリーザは公私混同で子離れできていないみたいで、通信画面越しにアルセスにキスしているのきめえ。
謹慎中のアリアバートの私服が貴族とはこんなもんだとばかりの胸元がやたら開いて襟がひらひらなブラウスだったのにテンプレすぎて吹いた。
リディア姫はかわいいのうかわいいのうかわいいのうかわいいのう。幼女かわいい。

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タイタニア#3英雄の条件

ファン・ヒューリックはエウリアから追放じゃなくて逃亡扱いになっておりました。失業のみならず逃亡者にまでなっちゃって、一回失敗するととことん転げ落ちるもんだ。
その知らせにタイタニアの公爵4人が逃亡?!みたいな反応をしていたが、エウリアが徹底抗戦するんでもないんだしそれはそれでありじゃね?という気もする。

惑星エーメンタールにやってきましたファン・ヒューリック。いきなりリラが出たー。財布をすられてファン・ヒューリックも踏んだり蹴ったり展開かと思いきや、慧眼にも財布をすられたのに気づいていたんだそうで。幸運と美人は信用しないとか、なんだか田中節ですな。
リラに案内されて職安に来たものの、持ってる資格がどれもいまいちなので就職失敗。それどころか職安の係員にタイタニアからの捜索願に応じて通報されて、タイタニアに捕縛されちゃいましたー。
エーメンタールを納めているのはザーリッシュの弟のアルセス。正直弟ってのが信じられないくらいの似てなさ。というか、ザーリッシュだけがほかの3公爵とかアルセスとかと系統が違いすぎるというべきか。そもそもザーリッシュはあんな見た目でも他の3公爵と10歳も離れていないんだよな、確か。
ともあれイドリスの近衛師団長就任をよく思ってなかったザーリッシュのところにアルセスからのファン・ヒューリック確保の一報が届いたものの、アルセスの天の城に行きたいなーというのをさらっと無視というか普通に気づかないザーリッシュひでえ。やっぱりタイタニア内部は実の兄弟であってもこれだけすれ違って殺伐としてるんだからドロドロしてるわな。
タイタニアに掴まって、アルセスの趣味悪いでかい水槽の部屋へお通しされたファン・ヒューリック。餌の虫を手袋越しとはいえがしっと掴めるアルセスはすごい。うにょっとかむにっとかしてそうでとても無理だ。アルセスから、タイタニアに服従するか死ぬか選べと言われて、タイタニアの外での生とかほざいてみたもののユーモアを解するアルセス伯爵じゃなかったのであえなくファン・ヒューリックもタイタニアの一員になることにしましたと。この時点では絶対どうしても心底タイタニアなんて嫌だと思ってるわけでもないし妥当な結論だ。
アルセスがしつこくファン・ヒューレンと名前を間違うのに内心でぶつくさ言ったり、顔立ちはそれなりだが好みじゃないってのにどん引きしたりする描写がなかったりマイルドだった。名前もまともに覚えないとか、アルセスは実に人を見下してタイタニアらしい人ではある。
どうやら去勢されてしまってる小姓の手引きで、半強制的に反タイタニア陣営送りになってしまうファン・ヒューリックでありました。そもそもリラもその一員で、もう一回財布をすられて今度こそリラの家に連れ込まれてしまったのだが、ここでやっとおいしい野菜オムレツキタコレ。3皿分も作れるとかリラの家にはどんだけ卵が常備されているんだ。
デ・ボーアがタイタニア5家族の立体映像を持ってきたところで以下続く。あんな風に、すごいものとか言ってるあたり、タイタニアの頂点に立つ5家族は一般民衆の前にはほとんど出ないのか。一話でも表に立たないで実効支配とかって言ってたしな。
藩王の側近に今回は乳母の人が出ていたが、CVアンネローゼ様キター。イドリスを近衛師団長にしたのはやっぱりジュスランの見立て通りであって、パックスタイタニアといわれるくらいに平和でありすぎてみんなが平和ボケしてるからこそガンガン石を投じて行くのかね。言いたいことはわかるが平和じゃなくなるってのも困ると思うんだ。

あと、リディア姫の出番を無理に入れなくても!ととっても思った。原作未読の人は途中にいきなり出てくる幼女を何かと思ってるんじゃないのか。

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タイタニア#2天の城の四公爵

前回ケルベロスの戦いでファン・ヒューリックにボコにされてしまったアリアバートが主にイドニスとザーリッシュから言葉責めされておりました。
正直あの状況になっちゃって勝てる見込みなんてなかろうに。ああいうのは不運だとか、奇策を使ってくる相手の方が悪いと言うべきじゃないのか。そういう運の悪さもアリアバート卿の持ち味な気もするが。
ザーリッシュとイドニスが初代のネヴィル殿下と二代目のヌーリィ殿下とやらをいきなり説明口調で話し始めた時はちょっと笑った。初代と二代目は世襲みたいだけど、今の藩王と四公爵は直系の血のつながりはないんだっけ?今回の話でも出たようにアリアバートとジュスランがいとこ同士、ザーリッシュとイドニスが甥おじの関係だった気もするが。とはいえ、あんまり遠くない血縁関係に違いもないんだろう。
藩王が失踪フラグを立てつつファン・ヒューリックについては好きにしろと。ちょっと珍しい人材だから雇うもよしそうでないもよし、結局どうでもいいんだろうな。しかし、イドニスのセリフに吹いた。ファン・ヒューリックが素直にタイタニアに雇われればそれでよし、断ったら非礼に相応の報いをくれてやるって、どんだけ誇り高いんだ。断る自由すらもないとかな。
しかもケルベロスの戦いは出来レースだったので、勝っちゃったファン・ヒューリックとしても負けちゃったアリアバートとしても不幸すぎる。負けた方がぐさぐさとプライドに刺さる言葉をぶつけられるし、勝った方はエウリヤ追放。空気読んで負けとけって、それならそうと最初から言っとけばいいのにとは思ったが、艦艇戦なんだから死傷者の一人も出さずに負けるってのも無理だもんな。でもって、自分が助かるとしても、ファン・ヒューリックはそういうの見過ごせる人じゃないから駄目だな。
ファン・ヒューリックはエウリヤの市長かなんかから退職金みたくお金をもらっていたけど、その領収書にサインを求められてかなりうんざりしたはずだったあたりはスルーだった。
ともあれこれでザーリッシュとイドニスから追いかけ回されるフラグが立ったわけで、一回うっかりしちゃうとずっとずっと禍根を残すというお話なのでございます。
ナレーションの口調が地味にじわじわきて困るな。
あと、OPのリディア姫見てて、アホ毛に髪飾りつけてるのかwwwwと気がついた。かわいいけど、アホ毛が寝ちゃわないのかね?

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タイタニア#1ケルベロスの戦い

原作既読。でも昔に読んだきりなので細かいところはあんまり覚えてない。

OPでいきなり曲セレクト的な意味で銀英伝を彷彿とさせられた。千の風にのっての人か。
OPはタイタニアの皆さんばっかりだと思ったが、むしろOPとEDで陣営ごとにしてるわけね。
いきなりエオリア星系がどうのこうのでケルベルスの戦いが始まって、なにがなにやらといったところ。タイタニアってなんぞーとも思うし。ケルベロスの戦いに臨んでいるアリアバート・タイタニアとファン・ヒューリック、でもってそれを観戦しているタイタニアの無地藩王と三公爵の図か。タイタニアってのはあくまでも帝国に仕える一族の名前であるのだけれど、帝国とか皇帝なんてほとんど有名無実みたいなもんなんですね。ハルシャ六世の誕生日の名目で集まったところで宰相を堂々と射殺してもそれをとがめられないとか。宰相も、あんなこと言って勇者だと思ったが死亡フラグだったのか。


アリアバートの旗艦の黄金の羊、その艦橋のあの幕は何なんだ。さすがにあれは笑った。アリアバートがどこそこ産の紅茶にご満悦で、タイタニアの資本比率が四割程度だったのを100%にして買い占めるとか言ったのはさておいて、その後にアリアバートが立ちあがったシーンはひどかった。さっそく作画崩れか。


圧倒的劣勢だったファン・ヒューリックの策はなんちゃら砲とかいう、破壊力はすごいけど撃ったら暴発確実という兵器。それをコンテナに隠しておいて、タイタニア軍が包囲を強いて迫ってくるのを待っていたんですね。
普通はそんな玉砕戦法みたいなことをするなんて思わないからアリアバートがダメってわけじゃないんですよ。紅茶飲んだり余裕かましてるからだよwwとか突っ込みたくはなるが。あと、タイタニアの公爵が云々とか言ったりとかな。
さらにはファン・ヒューリックはアリアバートに下品な色だとか言われた赤い戦艦に乗っていたんじゃなかったという二重のブラフ。正々堂々と来た公爵に対して徹底的に奇策で挑んだのか。結果はなんとかタイタニア軍は撃退なんだろう。でも勝ったところでこれからもっときつくなるってなもんじゃないのか。
さり気にリディア姫が出たりしつつ、次回はタイタニア側の話になるのかね。あと、EDがやっぱりファン・ヒューリックとゆかいな仲間たちなのはいいけど曲のセンスがOPと違いすぎてて、しかも映像がなんだか一昔前テイスト全開でまいった。これは狙っているんですよね!ね!
ついでに、ナレーションが、これはなんというアンネローゼ様かと思った。監督が石黒昇だし。

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アリソンとリリア#26私の王子様

ついに最終回。
リリアが攫われたってなところからOPの尺も削ってスタート。
リリアを連れてくる口実になったおばさんもやっぱり脅されて協力させられていたらしい。トレイズにヘッドセットとカセットみたいなものを渡して気絶してしまった。やっぱり狙いはトレイズだったんですね。そこへマティルダ王女の命もあって駆け付けたトラヴァス少佐御一行。マティルダ王女を見て、リリアからトレイズを引き離す係だった男が「あいつの言ったことは本当だ!」と生王女に興奮して失言ポロリ。どうせ何も知らないんじゃないの?と思ったが、さすがにここまで来てそれはなくて、リリアをさらった主犯は囚人42号だと白状。囚人42号は知能犯で懲役400年超に服しているから普通だったらほいほい外に出ているわけもなく、その裏には唯一囚人を合法的に開放できる法務大臣の存在があると。法務大臣のなんとか公爵は息子をマティルダ王女と結婚させたいから、対立候補のトレイズを消そうとしたとか。つまりリリアにとってはとんだとばっちりなわけだ。
一人で来いと指定されたから猛然と追いかけたトレイズが、ジープから走っている列車に飛び乗るとか、先週のトラヴァス少佐並の超アクションをするもんだからすごいにも程がある。列車はブレーキを全部壊して時速70キロ固定にしてあるんだそうで。
リリアと42号がいる客室に入って、リリアがどうしてトレイズを狙うのかって問うのにやっとトレイズも告白できました。よかったねよかったね。
リリアがこれでどうして言わなかったとか言い出したらアレだったが、ずっと隠しているつもりだったというのでよし!ということらしい。いいのか。
トレイズを追いかけてアリソンとトラヴァスが懐かしのアリソンとヴィル時代に最初に乗ったプロペラ機に乗ってきた。やっぱり少女アリソンはかわいいな。
線路が先できれているから列車を止めろと言われても、ブレーキが壊れてて無理だしそれ以前に囚人42号も死ぬこと前提だからやっぱり無理。
トラヴァスが連結器を狙撃しようとしたものの、機関車の上に3人で登って誤射があたりかねないことになったからこれまた無理。
どうするかと思いきや、アリソンが森の中を抜けるというすげー腕前を披露したりしつつ、トレイズだけ先に縄梯子で列車からおさらばしたかと思えば、木の合間に入って姿をくらませてから42号を思い切り蹴とばしてリリア奪還成功。
やったね!ということで列車の上から脱出しようというところで、トレイズは42号に足をつかまれて一緒に列車ごと谷底へと転落したのでありました。これはどう見てもトレイズ終わった。
連絡を受けて駆け付けたらしいフィーがリリアに、トレイズはああ見えてしっかりしているし、幸運の神様に守られているから、というものの客室内にいたならまだしも列車の天上に乗ってたとか無理すぎなくないか。
そして時も流れて新学期。リリアのクラスに転入生がやってきました。
もちろん言わずと知れたトレイズで、ツンデレリリアは一発ボディーブローをかましたり心配したんだからね!と言ったりでみんなの前でいい雰囲気になるとか自重しる。ダンスパーティでリリアの来てたのってアリソンからの伝統のあのドレスだな。一緒に踊ってハッピーエンド。しかしトレイズの素性はやっと告白できたものの、トラヴァス少佐は一生他人のままなんだろうかね。

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