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タイタニア#8ふたつの出会い

サブタイは誰と誰のことかと思ったが、とりあえず前回、超だっさい宇宙服で失笑させてくれた流星旗軍の話からスタート。
天の城で要塞陥落を藩王に謝るザーリッシュだったけれども、それを要塞駐留軍との戦力差ゆえに仕方のないことととりなすアリアバートに対して、イドリスは相変わらず陰険に少数が大軍を破った例もあるとかとケルベロス会戦のことを持ち出してまでみんなの責任とか言い出した。本当に敵を作るというか味方を作らん奴だ。
ともあれ藩王もこれでザーリッシュを罰するなんてこともなく、流星旗軍を討伐するのに主将ザーリッシュ副将ジュスランを派遣すること決定。流星旗軍は5000隻の艦艇、とか言うのでなぜかジュスランがはっとしたのがなんでかすぐにわからんかった。
ジュスランもどうして自分が副将に選ばれたのかわからんようだったけども、アリアバートの発言によれば自分がいればザーリッシュはやりにくいしイドリスは近衛の仕事があるから無理だと。それもそうなんだが、だからこそイドリスはやってることが陰険というか地味というか策謀じみた印象が拭えん。そこへ藩王から呼び出し。何かと思えば、エストラード侯爵に謀反の疑いがあるからバルアミーを高級副官にして戦場に伴って行けと。この謀反の話はイドリスは当然に知っていたけど藩王に報告とかしてた描写ってあったっけか。藩王は抜け目なさそうだから知っててもまったくもって変ではないが。
いつものジュスラン庭園にやってきたバルアミーがきちんとジュスラン幕僚の制服にお召し返していた。でもって先に旗艦アウストラに向かわせてから、フランシアに愚痴る。敵からも味方からも過大評価されているってのはジュスランのみならずファンも同じだな。
ってことで、出会いの一個はジュスランとバルアミーのことなんだろう。
その後もザーリッシュの流星旗軍討伐について行っていたけども、やっぱり普通にザーリッシュの艦隊だけで話が済みそうなもんだ。
バルアミーがパックスタイタニアの紋章を憎々しげに見ていたのはなんでなんだぜ。


一方流星旗軍の方は、5000隻もいるんだからタイタニアなんてチョロいぜ余裕だぜ的な雰囲気。国名は明かせないものの、テュランジアよろしく、脱走兵になってまで流星旗軍に参加していた将校がいたけども、いかにもなカマセ臭がしていた。ファンが、協力してくれますよねみたいなところで、だが断る!してくれたらよかったのにさすがに補給を無料でやってもらっておいてそれは無理発言か。マフディー中尉は参加すればよかったのになんて言っていたけど、流星旗軍はハエと同じで一匹一匹は捕まえるのも大変だけど数があつまっちゃうと殲滅しやすいってことなのか。だから天の城での会議シーンでジュスランもハッとしたわけね。
なもんだから、正直じいさん号は補給が終わるなり惑星カガノートをさっくり脱出。もうじき会戦だってのに大丈夫なもんなのかと思ったけど、衛星軌道を制圧されてるわけでもないから普通に逃げのびれた。
ファンの逃亡を知ったドールマン他が立案してた作戦がこれまたそれ無理wwwwみたいな感じで笑える。前回奪取した要塞は天の城以前の巨大建築物だからタイタニアも壊したりしないだろうみたいな根拠によって、要塞を盾にした作戦とかないわー。とくに相手がザーリッシュなんだから普通に破壊してくるだろうよ。もちろん予想は当たってザーリッシュは奪取された要塞などタイタニアの恥だとまで言って普通に要塞をぼこぼこにして勝っておりましたとさ。ドールマンは降服を申し入れていたけど、受け入れてくれるもんなのかね。
そのころ、ファンはドクターリーと会っておりました。これが出会いの二個目か。ドクターリーに、タイタニアを憎んでいるかと聞かれていたけども、リラのことがないからなるべくだったらお近づきにならないで遠くに無関係にいたいくらいのもんじゃないのかね。


でもって最後に今日のリディア姫。
やっと話の本筋に絡んできて、テュランジアの一件に端を発した一連のことで、前回の要塞戦でかのタイタニア残党兵をエルビング王国はかくまったんだとか。それもあってかエルビング王国はタイタニアに許されたんだけども、忠誠を試すために貧乏王国の貴重な資産のエネルギー鉱山を要求されたんだとか。それがなかったらみんな生きていけない!ってことでリディア姫は自分が人質になって天の城に行くことを決めたのでありましたとさ。

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428体験版プレイ

12月4日発売の428体験版モニターが当選した。めでたい。
なので早速いそいそとプレイしてみた。
当然にネタばれ注意。
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いかんせん体験版なので選べる主人公は刑事の加納とエコ吉とか呼ばれている遠藤の二人。
最初に渋谷を上空から実写撮影したプロローグ映像を見つつ、道に止められていたバンの中で縛られ閉じ込められていた人が、なんとか助けを求めてか携帯でメールを打とうとしたものの着信したからか車が爆発して終わっておりました。まだこれだけだと繋がりがわからんくてイミフ。フロントガラスばんばんしてた女はよく見えなかったけどひとみ(か姉だというマリア?)に似てる気もした。

最初に選べるのは加納。誘拐事件捜査ってことでハチ公前で身代金受け渡しの現場の張り込み中。なんだか先輩デカが怪しいと思ってしまうのは街での桂馬シナリオのヌマさんのせいだと思うんだ。加納の彼女の留美とやらはやっぱり長澤まさみでもイメージしてんのか?顔は出してなかったが。結婚できないわけも話に絡んでくるのかね。
でもって読み進めてったら亜智が身代金5000万円の入ったアタッシュケースを持ってた女の子に近づいてきたってんでとりあえず逮捕してみて、でも誤認逮捕でしたーってことで辞職オチ。捜査メモいくつまであるんだwwカツ丼はやっぱりフィクションの世界でしかだされないもんなのかね。現実は世知辛いのう。
でもってバッドエンド回避のために亜智シナリオ開始。電気店を継がないならまだしも働く気がないってことはニートか!そうなのか!と思ったが、町のごみ拾いを喜んでしているあたり、無職だけどニートじゃない、ボランティア活動者なんだな。バッドエンド回避しつつ5000万円持ってた女の子に接触しようとしたら、ハチ公前とかいう屈指の人ごみの中で女の子を撃とうとするとか勇者すぎる杖の男キター。慌てて女の子を連れて逃げ出すわけですが、ここでも加納とバッティングしてバッドエンドになったりならなかったり。
渋谷を知り尽くした男・亜智のおかげでなんとか逃げおおせて、閉店済みの知り合いの店の中で事情を聞いたのだけれど、亜智はあれか。ほれたのか。ひとみはかわいいしな。杖の男のことで警察に頼れない事情ってのがまた新たな謎になりつつ、店から出ようとしたら杖の男がいたー!ってところで10時台終了。428では一時間区切りで各主人公読み進めていくらしい。
加納編も、結局5000万の入ったアタッシュケースを持った外国人を取り逃がしたところで終わった。それにしても外国人がえらく悪い顔していたもんだ。
ここで終わりかよ!!!と思ったけど続きがとってもとっても気になるので早く発売日が来ないもんかしら。

体験版はだいたい4,50分くらいの量だった。Wiiリモコンを縦持ち横持ち選べるのはいい。横持ちして両手で持ってないとなんだか手持無沙汰だし。

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タイタニア#7流星の旗のもとに

久しぶりに正直じいさん号の出番。
そういやエーメンタールで強引に連れてきた横流ししてた人はマフディー中尉とか言いましたな。あの後すぐにタイタニアサイドの話になっちゃったんで名前忘れかけてた。
お金で幸せは買えないっていうのも真理だけど、お金があることが幸せってのも本当だよな。
そんなマフディー中尉の持論が出たところで海賊キタコレ。タイタニアにやられたテュランジア残党が海賊化したらしい。燃料を要求されたけどにげればおkってことで逃げたら問題なかった。燃料を要求してるんだから追いかけてくる余力なんてないし、落ち武者なんだから残弾もなければ、仮に弾があったとしても正直じいさん号にうまく当てないと燃料奪えないんだから撃たれる心配もないと。でもやっぱりマフディー中尉みたく心配したさ。ミランダとファンのキモが太いんじゃないのか。
正直じいさん号は、道でねっ転がってても大丈夫なくらい治安がいい星に補給に来た……はずなんだけど、襲われたとかでメインポートはボッコボコだしそこらで転がってるホームレスみたいな人は多いしガキどもが金くれよーとすり寄ってくるし財布すられるしで治安最悪になっておりました。テュランジアがやられたせいで航路がめちゃくちゃになっているからなんだとか。シラクサ会戦の影響なんだが、アリアバート卿は勝ってそれでおkとばかりに何もしないで天の城に戻っちゃったのか。その辺のことで、ちょっとだけタイタニア側の話。エストラードがクーデター作戦に乗って動かないのに焦れたイドリスが、シラクサ会戦の後始末なんていう小さい手柄なんていらねーよと思いかけたのを思いなおして、シラクサ会戦の影響で航路の治安が悪くなってるんだし版図を持たないタイタニアにとって航路の安定は必須だということから、アリアバートにシラクサ星域近くのリトルビッグホーンだったかいう移動要塞に幕僚派遣しろと主張してきた。ところがどっこい、空気の読めない男改めイドリスの腹黒主張なんて読まない男のザーリッシュが、アリアバートばっかりにやらせるとタイタニアに人材なしって言われるから自分の幕僚を出させてきおった。なるほどなーこれでザーリッシュがやられるフラグも立ったってなもんだ。

シラクサ会戦のおかげで物資が高騰していて、普通には燃料補給できなかったミランダとおとも二人は闇商人のドールマンとやらに会いに来ました。ドールマンは流星軍とかいう反タイタニア勢力を率いているらしい。なんだかタイタニア一強みたいな感じだったけどやっぱりこういう勢力もあるよな。ドールマンが景気のいいこと言ってアジっていたが、ケルベロス会戦のこと持ち出してタイタニアだって最強じゃないんだぜとか言い出したのを聞いていたファンはまた微妙な気分になるよな。集まっていた中でドクターリーだけが不参加で出て行っちゃったが、どこをどう見ても性格に何がありすぎる、癖のある人だな。
ミランダとあったドールマンはファンがあのファン・ヒューリックだというのを思い出して、作戦に参加してくれと言いだしたもののファンはやんわり固辞。もともと軍人になってたのだって、軍に入る支度金だったかだけをもらい逃げしようとして失敗して軍人になりましたとか、そんなエピソードがあったんじゃなかったっけ。しかも反タイタニア勢力からとかく神聖視されがちなケルベロス会戦のおかげですっかり流浪の身になっちゃって、それなのに戦争ぎらいなんて何を御冗談を見たいなリアクションされたら苦笑いしかできんわ。ついでに、ドールマンがファンへの報酬で金酒女とかっていう俗っぽいこと言いまくりで器のちいせえ男だ。ケツアゴだからか。

ドールマンの要塞襲撃はきっちり成功したものの、その後タイタニア本隊が攻めてくるってのは考えてなかったんだろうかね。舐められてそれを見過ごすタイタニアじゃないってのはよくわかっているだろうに。実際に来週はザーリッシュ閣下が大軍を率いてやってきました展開じゃないのか?


ところで今週のリディア姫。
民が我慢しているんだから自分も毎日おんなじおやつでも我慢するとかと、健気あるいは配慮アピールしていたが、その直前に財布スリするほど困窮している子供が映った後にその発言はいかんわー。パンがないならお菓子を食べればいいじゃない発言級だ。

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タイタニア#6シラクサ星域会戦

あっさり交渉も決裂ってことで、テュランジア公国をどうするかって話。
交渉に失敗したジュスランをイドリスが口ほどにもないとか言ってフフンってな感じだったが、そういう態度をとっちゃうから器がちいせえなあって見えるもんだ。ひとまずテュランジアは放置して、周辺諸国の反タイタニア勢力を結集させようって方針になったけど、そんな上手くいくもんか?と思ったとおりに大した成果は上がらず。たとえばテュランジアにファン・ヒューリックがいるだとか、少しでもタイタニアに勝てると思える要素があるならともかく、とりあえず逆らってみましたーみたいなクーデター勢力でタイタニアに勝てるわけないもんな。クーデター起こした少将だったかは日和見しおって!とプリプリ怒っていたが、よっぽどタイタニアを許せないような事情があるならともかく、国の存亡をかけて勝ち目のない戦いに参加するアフォはめったにいませんがな。
今回のリディア姫はこのテュランジアの周辺諸国勧誘で登場。やっとそろそろ本筋に絡んできたな。リディア姫の言うとおり、あんな無礼者が使者になるんだから説得だって上手くいくものも行かなさそうだ。それにしても変わった植物って、アレ食虫植物じゃないか。そんなの育ててるのか。

ヴァルダナ帝国でエストラード公爵に謀反を唆してクーデターを起こさせようとしているヴァルダナ帝国の重臣がいたり、その中にタイタニアに通じている奴がいてクーデター作戦筒抜けだったり。目端の利くやつならエストラード公爵ごときの器量では藩王にはなれないと思うよね。誰かに傀儡にされるような藩王ではタイタニアはやっていかれないわ。しかしエストラード公爵も、案外クーデターに乗り気だとか。実力が伴わないのになまじ権力中枢に生まれちゃうと不幸になる典型ですかね。それにしても、エストラード公爵とバルアミーが髪型的にそっくりすぎて困る。前髪がなんちゃってリーゼントになる家系なのか。

結局テュランジアは孤立無援で戦うことになって、降伏勧告されてもクーデター首謀者は縛り首で死亡だから万が一にも生き延びられる可能性のために決戦を挑むのでありました。
タイタニア軍を率いるのは謹慎を解かれたばかりのアリアバート卿。わざと艦艇数をテュランジア軍と同数程度に抑えて、ケルベロス会戦でファン・ヒューリックが使ったワイゲルト作戦を使ってテュランジア軍を壊滅させておりました。タイタニア軍の数が少ないのを、テュランジアのアムゼカール提督とやらはテュランジアを侮ってのことと思っていたけど、アリアバートが正当な軍人だと言うならやっぱり侮っているとか思っちゃいかんのじゃなかろうか。とはいえ、ジュスランの入れ知恵もあるとはいえ、自分が無様に負けたワイゲルト作戦をしてくるとも想像は出来んがなー。ジュスランはワイゲルト砲を使うことを、ファン・ヒューリックを正当に評価していることに繋がると言っていたけど、正直それは単なる真似っこなんじゃないのか。それでも勝てば正義なので、世間の評価はジュスランの言ったとおりな感じになるだろうが。
それにしても、アリアバートの旗艦ゴールデンシープの艦橋の、幕がある内装はいつ見ても吹く。

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タイタニア#5憧れと、誇りと

宇宙にやってきました正直じいさん号。ミランダの作ったオムレツ(仮)はひどいなー。あれはスクランブルエッグと言われても仕方がない。ファン・ヒューリックも文句言いつつ食べようとしたものの、やっぱりオムレツ作るのが上手かったリラのことが心配らしい。ミランダはあの子なら大丈夫とか言っていたけど、やっぱりリラはエーメンタールでパンをもらった帰りにタイタニアに見つかって逃げるのに苦労していた。ふんづけられて靴あとのついたパンを見てちょっと泣けた。ひどいことするな。


さて今回はタイタニア側の話。
テュランジア公国で大公がなくなり、そのせいで脱タイタニアな感じのことになっている模様。
テュランジアのことを話し合うためにイドリスが天の城に戻ることになって、ヴァルダナで軍務大臣をやっているとかいうエストラード公爵が出てきたが、これまたいかにもイドリスに腹の中で能無し呼ばわりされていそうだと思えば案の定。とはいえ昼行燈どまりだったが。
そしてバルアミーキター。イケメン設定だったはずなのになんてかわいそうな髪型なんだ。ギアスの扇すぎるぜ。
五家族会議に何気に謹慎中のアリアバートもいたが、いつのまにやら謹慎がとかれていたのかと思ったら違ってた。ともかく、テュランジアのことは大公妃に一回謁見したことがあるジュスランが謀反なんてする人じゃないからってことでジュスランを派遣して現地調査の始まり。タイタニアの公爵ともあろう人が、謀反の疑いがあるところに単身赴くとかあるのか。さすがにテュランジアの星までは旗艦で行っていたけど、大気圏内には連絡艇で入ってたし。
テュランジアの大公妃とタイタニアの駐在武官は幼馴染で、びみょーに昔は恋心もあったかもしれんが今はどうだかさらに微妙ってなところ。駐在武官→大公妃はガチだが、むしろ大公妃→ジュスランって感じ。しかし大公妃は恋ってよりも崇拝めいてるしな。タイタニアの藩王は神で、ジュスランが次の藩王間違いないんだそうだ。能力人格などなど、順当にいけばそうかもわからんね。
テュランジアの内紛未遂は、テュランジア軍がジュスランを人質に取ろうとしたものの、旗艦の主砲を城に向けて自分もろとも消しちゃうというトンデモ戦法を取ったジュスランが納めちゃいましたー。正直これはブラフじゃね?という気はするが。
ジュスランは無事脱出したものの、大公妃はいなくなると謀反どころかクーデターになり下がっちゃうから脱出できず、駐在武官も自分の意思で居残り決定。でもって、大公妃はタイタニアに反旗をひるがえすのをよしとしない人だから、そんなのに利用される前に自殺して片をつけちゃいましたとさ。最後はそうして大公妃を死なせてしまった駐在武官が反乱軍の司令やら反乱兵士やらと打ち合って暗転。切ないのう。
最後にアリアバートが謹慎を解かれて、アンネローゼ様が「世にいうシラクサ会戦の前日でございました」で終。
それにしても、テュランジアで反タイタニアの動きが起こったのもファン・ヒューリックがケルベロス会戦でうっかり勝っちゃったからであり、あの勝利は本人どころかいろんなところに影響してるもんだ。それだけタイタニアが絶対だったってことなんだが。
それとリディア姫の出番は無理に入れることもなかろうに。幼女の出番はそんなに要望が多いのか。

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