タイタニア#13始まりと終わり
新年最初のタイタニア。
前回顔に大けがを負ったアルセス伯はいつヒューリックに襲撃されるかとガクブルしておりました。安全だったはずの屋敷でも、エーメンタールの反タイタニア組織のおかげで襲撃できちゃったしな。なのでベルティエの言う安全なところ、すなわち天の城に逃げ込むべく保護を申しこんだのだけれど、護衛の任務は兄のザーリッシュ卿だと私情が挟まっちゃうからイドリス卿になりました。これはどう見てもアルセス終わったフラグ。
アルセス伯がヒューリックに襲われるとびくびくしていたのに、ねーよと思ったけどそれはリラが死ぬ前までのことか。リラ死亡で殺る気満々だから機会があればそりゃやっちゃうよね。
護衛の任務を帯びたもののイドリス卿はエーメンタールまで来ないどころかアルセス伯に巡洋艦でもなんでも一隻で来いと要求。目立たないようにするってのはそれなりにいいとは思うけど、これまたどう見てもヒューリックに対する囮だな。
それでもアルセス伯も考えて、エーメンタールから同時に4隻の船を別々の航路を使って出発させて攪乱してみた。イドリスに鼻で笑われていたけども、あくまでもビビらず最後まで隠し通そうとすれば成功したのに。結局ベルティエが戦艦オーロラをアルセス伯の乗艦だと発覚させようとした意図もあってか、イドリス卿と頻繁に通信していたもんだからヒューリックにばれちゃいましたー。
オーロラを特定したことで、公然とタイタニアの敵になることを覚悟の上で攻撃開始。
正直じいさん号だけならまだしも、ドクターリーの艦隊もいたのに気づかれないとか索敵きちんとやってたのか?
アルセス伯にしてみればいきなり出てきたような敵に半ば囲まれそうになって、でも相手は巡洋艦でこっち戦艦だから大丈夫だとか言われて安心していたが、やっぱり巡洋艦でも戦艦を落とすくらいできるよな。アニメだとオーロラはもともと戦艦じゃないとかそういう設定はないのか。それに一対一ならともかく一対十五くらいなんだからなおさら撃沈されるだろうに。ましてや後ろを取られていて、不利どころの話じゃないぞ。それでもなぜか後ろに撃てる不思議仕様だから反撃できていたけれど、リー艦隊で左右を包囲しようとしたところ、一隻だけ動かなかった正直じいさん号にヒューリックがいると気付いて回頭しようとするんだからアホすぎる。タイタニア世界ではそれもありなのかと思いそうになったけど、戦闘中に敵に横をさらしたもんだからボコボコに撃たれて決着も着いちゃいましたー。
イドリス卿は結局最初から見捨てるつもりだったらしく通信もつながらないしでベルティエ終了のお知らせ。原作にいないキャラはこんな末路ですよねー。最後にアルセス伯が天の城に通信を置くって母さまと助けを求めていたけど、艦があんな状態なのにまだ通信出来たのか。そこへ正直じいさん号のとどめの主砲で戦闘も終了。アルセスのこんな断末魔を見たらそりゃテリーザさんも復讐しろしろって言いだすわな。
イドリス卿はこの戦闘でヒューリックの乗艦を特定して、アルセス伯の仇打ちの名目でせん滅するつもりだったらしいけど、戦闘はいつでも退路を確保してやるもんだという視聴者にいきなり語りかけるみたいなドクターリーのお言葉通りにダミーをばらまかれてそれも失敗。せこいことは出来んというわけですね。
アルセスがやられるのはタイタニア上層部的には計画通りなわけだけど、かといってアルセス伯を殺したヒューリックを野放しにしておくと沽券に傷もつくのでやっと敵対関係になりましたとさ。
それにしてもドクターリーがいきなりテレビの前のみんなに語りかけてきた時こそ、こっちみんなと思ったことはない。
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