タイタニア#15一粒の麦のごとく
前回、リラの死にしょんぼりした揚句に正直じいさん号からファンが出奔しちゃったわけですが、ドクターリーはメンタルは凡人レベルかとわりと冷静でありました。正直じいさん号の窓を見て何かに気づいたかと思えば、ミランダがカサビアンカ時代の景色を窓に投影していたという伏線。
でもって、ファンはエウリヤで靴磨きしていたカレンのつてでトーマスとカトリーヌのおうちにやって来たのだけれど、だれに売られるかと思えばそこまで乗せてくれた車の人だった。
ファンはすっかり元気を無くして、カレンがせっかく作ってくれたオムレツも元気なさげに食べたりして、子供に気遣われるようじゃまだまだだな。翌日、カレンに連れられてファンが山歩きに向かった一方、実は生きていたベルティエがまたしてもファンの行方を追っておりました。ファンを追うのはザーリッシュ卿にまかせればいいのに、近衛を動かしてザーリッシュとは別口でファンを追うのは事をややこしくしないからだとか。それにしてもベルティエもあの状況でイドリスに見捨てられたと思っただろうに、それでも出世の足かかりとして仕えるのか。
カレンと山登りしたファンは、カレンのお母さんがカレンにくれたという麦の話を聞いてようやく元気も出た模様。麦は植えれば芽を出すけれど、植えなければ単なる麦ってことで。カレンが麦を食っていたが、生麦って食べたらおなか壊すんじゃね?あとあんな山奥でもラジオ電波入るの?
トーマスさんのお宅にタイタニア兵がファンを探しに来たものの、カトリーヌもカレンもしらばっくれて、その間にファンはトーマスさんに連れられて宇宙港へたどり着いてさらっと脱出成功。港を封鎖さえしてないとか、とらえる気がほんとはないんじゃないのかってくらいダメダメだな。
ベルティエの今度の失態でついにリストラされることになった模様。うざいオリキャラ更迭ですねわかります。
エストラード侯爵の葬儀が執り行われて、バルがこれで迷いがなくなったとか言っていたけれど、それってやっぱり父の反藩王的なクーデター思考があったからなんだろうか。それがなくなって思う存分ジュスラン卿にお仕えできるな。
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