グインサーガ#5宿命の出会い
死の河とかご大層に呼ばれていた川にモンゴールの皆さんが橋をかけていて、なーんだあっさり渡河できるんじゃねーかと思いかけたものの、やっぱりビッグマウスが襲ってきて橋は木端微塵なのでありました。アムネリスも危ないってところでアムネリスの父から使者として使わされてきた青騎士隊長だとかなんとかのマルスとかいうじいさんがあっさりビッグマウスを撃破。マルスはアムネリスを子供の頃から知っているんですね。
一方グインとその御一行様は相変わらず焚火中。イシュトヴァーンがセム族の村に行くのを嫌がるもんだからレムスがつるっと口を滑らせてクリスタルとか言ってパロの世継ぎとばれました。これが決定打だったものの、リンダという名から薄々は気付いていたらしいけども。イシュトヴァーンにパロの双子だと知られてもリンダとレムスには口を封じることも褒賞を与え(て雇う)こともできないとしょんぼりするリンダに、グインが裏切り者の口を封じることのできる騎士がいると、ぐちゃっと岩を握りつぶしつつ言うんだからグインかっこよすぎるだろ……。グインの迫力に押されたわけでもなかろうが、イシュトヴァーンも本気で裏切るつもりもないから仕方ないなーとなりかけたところで赤い触手みたいなイドとやらがイシュトヴァーンの足を絡め取ってやべえ!となりかけたものの、グインがとっさに焚火の火でイドを焼いて一件落着。イドを見て火で焼くのだと思い浮かんだり、イシュトヴァーンが15の時に見た船に書かれていた名前といい、時々出てくるコインといい何やら思いだしそうではあるんだけどもやもやするな。リンダはグインの思いだした名詞の国の王だったんじゃないか、反乱軍に豹の呪いを受けたんじゃないかとか言い出していたけど、さすがにそれは想像しすぎじゃないのかね。
一晩明けて、イシュトヴァーンが肉肉言いつつ狩りに出たところへモンゴールの追手がついにキター。マルスとかいうじいさんがグインと力試ししたくなったとか言って単騎でやってきて、パロの双子を逃がしたはいいものの別動隊にさっくり捕えられたのでありました。双子を人質に取られてグインも降参。再びモンゴールの虜囚となってアムネリスと対面したもののみんなやっぱりグインが不思議で不思議で仕方ないらしい。知らないもんは答えようがないわけで、占い師にグインのことを占わせていたけれど水晶には豹しか映らんかったらしい。アムネリスのことをグインがやけに挑発していたのはなんでなんだぜ?ともあれそうして友好的とは程遠かったので城に戻る道程も捕虜のお三方は馬なし徒歩決定。グインが自分はいいけど子供たちには馬をやってくれと取りなそうとしたものの、リンダが誇り高くもそれを拒否。レムスはきっとえ、ちょ、なに言ってんのと思ったに違いない。
相変わらずレムスがへたれっ子で、連行される途中でも死にたくないと泣き言をいうものの、グインはそれがいいところ、それがおまえらしさだと肯定してくれるいい人ぶり。確かにみんながみんなリンダみたく高潔にはなれないもんな、仕方がない。なまじ双子ってことで比較対象がこんなにも身近にいて、しかもそれがどうしようもなくすごいんだから大変なもんだ。
そんな連行の最中にサンドワームに襲われたり、イシュトヴァーンがアムネリスを遠くから眺めてあれが光の皇女かとか思ってみたりといろいろ。エンゼルヘアーだっけ、空に羽みたいなものが大量にプカプカ浮いているのに、あれは死んだ人間の安らがない魂だとか言っていたけども、普通に羽だろ?と思っていたらリンダが触れたらぱぁっと消えたから物質じゃないんかい。ふしぎー。
野営しているところでイシュトヴァーンが捕まっていたグインと双子を逃がすためにサンドワームをおびき寄せて、大混乱になったところで脱出成功。裏切り者!と思っていた双子もイシュトヴァーンに謝ってやっと名前で呼んであげるのでありました。
それにしても捕虜の追手を志願した赤騎士隊中隊長の人はなんだか死亡フラグ立ってませんか気のせいですか。
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