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グインサーガ#13海へ

ケス川を下ってやっと河口の町まで来れました。ノスフェラスでえらく遠回りしなかったらあっさりここまで着いていたんだな。ノスフェラスではグインの力と腕っ節とかでなんとかなったけど、人間の町ではイシュトヴァーンの知恵がいるから、イシュトヴァーンが一人で街に行って後のみんなは町の外でお留守番。夜になっても戻ってこないイシュトヴァーンにリンダがぷりぷり怒っていたら、グインが唐突に自分は一緒に行かない方がいいのかもしれないとか言い出しおった。やっぱり豹頭ってのは目立っちゃうから、ということなんだけどもそれでリンダがあっさりそうだと頷くはずももなく。ところが先週変なもんに覚醒しちゃったレムスはそうした方がいいかもしれないとか言い出すんですねー。グインの言うことももっともだけど、リンダはグインがいないとダメだ派だから恩知らずなことを言いだしたレムスを平手打ち。リンダにとってレムスはこれまでずっとそうだったように気弱で自分が指図してあげないといけない相手なんだな。


一方そのころクリスタル。
一人たそがれていたアムネリスのところにナリスがやってまいりました。アムネリスと正式に婚約したから宮殿内だけだけども自由になったんだとか。アムネリスがモンゴールで氷の公女と呼ばれているのを聞いたナリスは、それはまだ氷を溶かす炎に出会っていないからだとか言うからギップリャギップリャ。そして夕暮れの光を浴びるアムネリスの髪に、光の公女というんですねー。イシュトヴァーンが最初に言いだしたことだけども光の公女って誰のことなんだ。アムネリスはこれまで公女という立場もあってこんなもの言いをする男と会っていなかったのか、不愉快がる一方でアレですよな。パロの秘密を教えるから一人でヤヌスの塔に来るようにとナリスに言われていたけども、それに鎧に剣まで帯びて行くアムネリスの防御っぷりはすごいわ。あとやっぱりアムネリスの侍女は可愛い。
塔の地下でいきなり魔導士が現れたりとか、この世界には魔導士ってのがふつーにいるもんなんですか。先週アストリアスを暗示で引っかけたマリウスからリンダとレムスの状態とグインのことがナリスにも伝わったけども、まだノスフェラス近辺にいるよくらいのもんか。一話以来の出番の古代機械をアムネリスに披露して、どこまでも肩ひじを張るアムネリスを古代機械の中に放り込んで無理やり屈服させるナリスのサドっ気はすごいな。こういう荒療治でないと心を開かないからとか言っていたが、アムネリスが自分を心から愛するとか言っていたが、いやいやそれはないから。アムネリスがさっぱり騙されているのに、そのうちみじめにポイ捨てされる未来しか想像できんわ。


港町でイシュトヴァーンが首尾よく船に乗れる手配をしてくれたけれど、そこでリンダはクリスタルでのことを教えられておりました。ナリスとアムネリスの婚約を汚らわしいとか言うのか。モンゴールに征服されたってのになに婚約なんてしてるんだ的なものなのかね。何か考えあってのことと思わないあたりはまだリンダは潔癖で子供なのかね?そんなリンダにレムスは、アルゴスだったかについて自分が正当な王位継承者だと宣言すればおkというのです。そうすればアムネリスはベックと並んで第4王位継承者になるだけだと。町に入る前と同じくなんだか様子がおかしいレムスにリンダも訝るものの、変なもんに憑かれたようなレムスは船に乗ってからもさらにやってくれるわけですよ。グインは特に目立つから別行動して船に乗るわけだけども、グインを待たず出港しようとする船長にかみつこうとしたリンダをレムスは冷静に止めておりました。元々船には女は乗せるもんじゃないって感じなのに余計に騒いで女だとばれる危険を避けようってわけだ。そんなレムスをリンダが「私に指図するのね」とか言っていたが、そもそも指図ってのがなんという上から目線。しかもたぶんリンダは自分がそうやってレムスを無自覚でも下に見てるのに気付いてないから余計に性質悪いな。何はともあれグインは無事に船に乗り込んで出港ー。なんとなく船が難破してみんな離ればなれとかいう展開な気がする。

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鋼の錬金術師#13ダブリスの獣たち

冒頭、いきなりエドとアルが破門されておりました。前回はイイハナシダナーで終わったのに何という唐突な。駅までシグさんが送ってくれていたけれど、シグさんが弟子と師匠でなくなったならひとりの人として付き合えばいいってので、ダブリスくんだりまでやってきた理由を思い出してエドとアルは取って返すのでありました。
イズミ師匠は包丁投げつけてくるものの、エドとアルの必死のジャパニーズ土下座の前に許してくれて今度こそよかったなー。アルは真理の扉を見てないってので記憶を取り戻してみるか?ってので少しビビるアルを二人がかりで脅かすとかおとなげないのう。


原作だとエドは定期査定のために南方司令部に行ってアル一人のところへグリードが投げ文をよこしてデビルズネストにおびき寄せるのだけれど、ふつーにアルはひとりでのこのことデビルズネストに行っておりましたな。あれ?エドに相談しないの?と疑問だ。ついでに追いかけっこもカットして尺節約。蛇キメラのねえさんがアルの中で血印に触れそうで仕方ないな。アルがグリードとあって、頭ぶしゃーでホムンクルスだと問答無用で教えたところへエドがさっくりやってきた。鎧に魂の定着って、そういや第五研究所にそんなやつらもいたな。グリードはその他のホムンクルスの皆さんと袂を分かってだいぶ経ってるみたいだからその情報は知らんのだろうが、そんなホムンクルス内部事情はスルー。情報の等価交換を持ちかけられたところでのエドワードさんのキレっぷりパネエ。気合入りすぎのキレ方だwwとはいえ威勢がよかったわりには最強の盾とすごい再生能力の前にぼこぼこにされるのだけれど、最強の盾も炭素がネタだと看破して錬金術で解除のち攻撃で反撃開始のところでイズミ師匠もキター。通りすがりの主婦だ!で今回終わりとかww

それにしてもこの展開だと大総統が突入してこないしグリードさんとかどうすんの。何の脈絡もなく突入してきたら萎えるわー。
そういやグリードさんのCVは中村悠一か。全然わからんかった。

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グインサーガ#12新たなる運命

先週、クリスタルに女装で潜入したナリスですがさっくり女難の相のおかげで捕まってしまったのでした。ということで拷問からスタート。背中を鞭打つにしても、なんか髪があるから腰のあたりを打っていて変な絵面だ。ともあれナリスは拷問の似合うお方だなと思っていたのだけれど、ナリスが煽っていた通りにナリスを拷問していたのは黒騎士隊の一隊長であり、その上に立つ白騎士隊の司令だったか言う人がナリスを助けてくれました。なんかよくわからんのだがモンゴールはパロに侵攻したんですよな。でもナリスをこうも丁重に扱うとかなんなの。どうやら市民感情に配慮してとかそんならしいが、攻め込んでおいて何を今さらとかいうのは禁句なのだろうか。ともあれ、ナリスを釈放したのはアムネリスと縁談するためであり、アムネリスもモンゴールを出発してパロに向かうのだけれどもそれをこっそり見守るアストリアスきめえ。いつだったかのアムネリスの抜け毛を大切にロケットに保管しておくとかな、さらにはクリスタルに軍の命令違反を犯してまで行ってアムネリスをさらおうだとかな、恋愛脳の男は始末に負えないお手本だ。そんなアストリアスの前に姿を見せたのが、先週どこぞで歌ってた吟遊詩人の人でマリウスとか言うらしい。吟遊詩人はいろんなことを知っているってことで、マリウスからクリスタルのことっつーかアムネリスの縁談相手のことを聞こうとしたアストリアスは、マリウスにさっくり一杯食わされるのでありました。つーかマリウスってナリスの異母兄弟なのか。似てないにもほどがある。それと、パロの血筋って、レムスリンダの父と、その兄のナリス父と、さらに先王の弟とかいうベック公とやらがいるってことなんだろうか。草原の人が加勢しようとか言っていたベック公のことがやっとわかった。


ナリスとアムネリスの出会いは仮面舞踏会とか、素性を隠すのねと思いきやふつーになのっていらっしゃる。それは仮面っつか仮装じゃないの。これはアムネリスが茶番だとか言ってふ愉快がるのも仕方ないな。ところがどっこい、アムネリスは初めて見たナリスのご尊顔に一目ぼれしてしまうんですよ。アムネリス様正気を取り戻してー!ナリスは悪い男だよ!アムネリスを引っ掛ける気満々ですねナリスさすが黒い黒すぎる。それにしてもナリスは今回は仮面舞踏会にご招待されたカットで軽く作画が崩れていたな。


一方グインとその他ご一行はやっとケス川についたんだとか。
それまでにレムスがどんよりしておりました。社交的なリンダと異なりレムスは自分には誰もいないとかしょぼくれたこと言ってやがる。そんなとき、夢なのか何なのか、天が割れて光の柱から変な円盤が出てきてなにやら攻撃していたとかいうイミフな光景を見たレムスは覚醒しちゃうんですよ。自分になすべきことがある!と。これまでのヘタレっこレムスもどうかと思うが勘違いモードも痛々しい。

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花咲ける青少年#12ヒトリ

舞台は再び現在になりました。
寅之助が中東から戻ってきたとか言っていたが、花鹿祖父のところに行った時もいたよな?つか中東?名前的にも日本人だろ?海外赴任ですか?とかと疑問符でいっぱいだったが、ノエイ少尉のある意味忠実すぎるボディガードっプリとか久々のユージィンとかでどうでもよくなってしまった。ユージィンはまた痴情のもつれか!今回は自分から積極的に引っかけたわけではないらしいが、根本的な性格として誠実なにそれおいしいの的な感じっぽいから相変わらずなんですね。
花鹿が一生懸命、立人にユージィンを屋敷に一時的に置いてあげてと頼んでいたがおいおい無理言っちゃいかんよ。花鹿の押しに負けて立人もユージィンの滞在を断り切れなかったらしいが冷たい火花が散ってて怖すぎる。寅之助がんばれ。
でもって、そんなところでルマティキター。あれ?ラギネイに戻っていく時、しばらく会えません的な感じじゃなかったんですか。お早い再登場だ。ルマティの正装は、先週までのマハティのおかげで見慣れてしまっていたがそういや初登場なんですね。クインザはすぐラギネイに取って返すらしいが、あんな危険人物を一人にしちゃいかんよと思った通りにルマティも感じたらしいが一歩遅くて手遅れ。ルマティが父王の容体が悪いとか言っていたのはフラグだろうと思ったが、案の定やらかしおった。


その知らせが届くまでに、花鹿とルマティがまたフラグを立ててましたよ。ルマティにとって人生で自由に過ごせるのは大学で過ごす4年間だけだろうから、花鹿に一緒の大学に行こうと言いつつ話しこんで一緒のベッドに寝るというお年頃の男女としてあるまじきことをやっちゃって、それを花鹿が立人に叱られていたものだから売り言葉に買い言葉でルマティが花鹿に結婚申し込んでおりました。立人が今回の最初に危惧していたように元々血縁である上にさらに結婚とかもう無理というかむちゃくちゃというか。ルマティは頭の布を花鹿の目の前で解いてプロポーズまでしたものの、花鹿の言う通りに好きではあっても恋というには至っていないものですよな。いつか恋になったらいいな!とか呑気なことを言う子どもな二人にびっくりだ。

そんなところへ、ラギネイでルマティの父王が崩御したとか、さらにルマティは反逆罪の疑いがかかっているとかで次回に続く。セズンがクインザを怖いというようにどう見てもこれはクインザの何らかの工作。子安は黒いなぁ。あとカールが出てこないにもほどがある。

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鋼の錬金術師#12全は一、一は全

ダブリスに到着してイズミ師匠が出てまいりました。師匠の血をドバーっと吐くのはもはやお約束とか一芸の部類だな。
いきなりエドをぼこっていたが、エドがぶっ壊したお家を直したのかが気になるwあの時点で練成陣なしに練成しただろうから最初っからモロばれなんじゃないのか。
イズミ師匠とシグさんと飯を食っていたが、アルのことはまだそういや言ってないのか。いくらなんでも鎧つけっぱとか不審だろうに。アルが食わないのを不審がられるのから話をそらすためにラッシュバレーでの出産のお手伝い体験を話していたがそれは師匠には地雷だからー!あと、賢者の石に詳しい錬金術師ってことで誰かと思えばホーエンハイムか。イズミ師匠は何話か前にセントラルの駅にいたし会ってても不思議でもないが。

その晩、イズミ師匠って変わらないよねーということで昔の師匠との出会いと修行体験思い出話。イズミ師匠がリゼンブールにたまたまやってきていた時に、大雨で川の堤防が切れそうなところを錬金術で直したのを見た兄弟が弟子入り志願したのが始まり。弟子は取らない主義だったけれど、もうトリシャさんが死んだ後だったからちょっとほだされるのもあって、無人島に一カ月放り込まれてサバイバルスタート。一カ月錬金術禁止で過ごして「全は一、一は全」の答えを見つけろと。最初のうちは飯もねー火もつけられねーとダメダメでウサギを捕まえても殺すのにビビっていたけど、腹減りが極限に達したエドはありんこを食べて開眼したのでありました。錬金術って食物連鎖に似てるよねーと。そんなこんなですっかりたくましく30日間生き延びて、全は世界!一は俺!ってことで修業合格。イイハナシダナー。

翌朝、イズミ師匠は少しの立ち会いでさっくりとエドとアルが人体練成をやらかしてしまったのを見透かして、それで自分のことも教えてくれたのでありました。イズミ師匠は子供を生きて産むことができなくて、そのために人体練成をやっちゃったんだけど腹の中身を真理さんに持っていかれて、それで手パンで練成できるという話なわけだ。もっと早くにこの人体練成の代償の話をするべきだったと悔やむイズミ師匠にエドもアルも強がるものの、師匠の包容力はでっかかったのでありましたとさ。


来週はそろそろグリードさんが出てくるのかね?

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グインサーガ#11戦士たち

OPをいつもは見ないのだけれど、ふと気づいてみればアムネリスの後にやたらキャラ増えてないですか。
本編でも、最初に空中庭園みたいなところで何かと思えば見知らんやつが歌を歌って、グインのことがどうとか言っていたけどおまえは誰なんだ。あと、そんなとこに座って落ちたらやばくないのか。


さて、話はモンゴール。アムネリスがすごすご戻ってきて大公の御前にいたけれど、大公はノスフェラス遠征の失敗をあんまり気にしてないんですかね。それどころかむしろアムネリスに戦場ではなくてドレス着てクリスタルに行けとか言いだしておりました。もちろん思い出されるのはグインのセリフ。アムネリスはもちろんいやに決まっているけれど、拒否しても大公の命令としても拒絶はできないのでありました。
部屋に戻ってきたアムネリスはもううんざりみたいなご様子。侍女の人かわいいな。アムネリスには弟がいたんですね。雄々しい姉と戦場なんてとんでもないみたいな弟。うまくいかないもんですねー。
そういや大公の御前で、アムネリスが婚礼……!?と言うのでアストリアスが露骨に愕然としていたのに笑った。その後、さらにアムネリスにアストリアスは外されててまったく部下としても評価されてないのにさらに笑った。


グインはセムとラゴンを置いてさらに自身のことを知るために旅をしたいわけだけれど、やっぱりセムとラゴンの皆さんはグインに残ってもらいたいわけで、そのためにまたしても戦士ドードーとグインはタイマンするんですよ。イシュトヴァーンはグインに勝ち目ないとか言っていたけどリンダはこれまでどおりにグインに対する信頼もりもり。でもやっぱりイシュトヴァーンの見立て通りにグインは圧し掛かられてよくわからんがやばかったらしいが、超腕力を発揮して戦士ドードーを持ち上げて勝利ー。
ところでイシュトヴァーンがまたリンダを口説いて自分をクリスタル公にしろとか言っていたけど、今のクリスタル公が勇敢でなんとかでなんとかで(以下略)と、リンダの褒め言葉なんて覚えてられんくらいにべた褒めしていたがどうせナリスなんだろ?と思えば案の定。でもナリスがクリスタル公だとするとレムスはなんなの?レムスはヘタレっこだし仮にクリスタルからモンゴールを追い払えたとしてもナリスに代わって即位するとか何かと後腐れありそうなもんだ。

でもってそのナリスはわずかな手勢でクリスタルに潜入したんだとかとこれまた見知らんキャラの皆さんが話しておりました。実際に女装(仮)して潜入していたけど、御者のおっさんと侍女にふんしたお嬢さんのアイコンタクトは笑うところか。ナリスももっと気合い入れて女装しろよと思うんだ。そんなわけでクリスタルに入り込めたものの、潜伏している神殿長とやらの娘がナリスにヤンデレかってくらいに惚れててモンゴールに通報するくらいだったのでこっそり作戦も失敗しておりました。女難どころじゃないよな。

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花咲ける青少年#11アイのカタチ

昔話後編。
いきなりマハティがキャスリーンの風呂を覗いておりました。覗いたって言うか、風呂だってわからんかったって方だとは思うが水音してるんだしなーしかしマハティはそんなフニフニしたもんだったか見たいと思わんだとか言いおった。
そこへ追手の皆さんがやってきて、マハティのお付きの人が死ぬ栄誉を与えられて死守することになったのだけれど、もちろんキャスリーンにはそれが理解しがたいわけだ。死ぬ栄誉を与えるってことは、それがないと何が何でも死ねないのか?よくわからん。ともあれそこをキャスリーンになじられたマハティはついキャスリーンの頬を叩いちゃうのだけれど、女に手を当てるのは母との約束に反することだからとぽろぽろ涙をこぼすのですよ。それを見てキャスリーンはなんてきれいな涙かと思ってついに惚れました。
マハティのお母さんが死んでるってことからキャスリーンも自分には両親がいないんだって話をして、王様は寒さに凍えないように飢えさせないように頑張ってねと言うのですよ。それが実にシンプルかつ実体験に基づいていたからかマハティにはことのほかよく届いたようで。

そういや追手の人はマハティを追ってきたのはマハティのカリスマであっさり投稿させられたし、部屋に押し入ろうとした方はラギネイの援軍が来て無事だったのだけれど、さすがにマハティカリスマはパネエ。

雨宿りのついでに濡れた体を乾かすために、昨夜もやってきたクラブに来たところで温かいスープを出したらついにマハティも食べてくれました。前はこんなもん食えるか!とさっくり拒絶してたのにな。マハティは温かいものを普段食べないそうで。体に悪いからとか、むしろ毒見的な意味で温かいものは出ないのかと思った。とにかく、そんなことで温かいスープが美味いということも知らんのだから、キャスリーンに言われたとおりにお付きの人がいないと何もできない、何も知らないってのも本当かもしれないとしょんぼりしたマハティにキャスリーンが濡れた服を脱がせるついでに挨拶みたいな意味で頬にキスするわけですよ。頭の布は女の前で取ると好きだって意味だからダメかと思いきや、キャスリーンは奥侍女になったからいいらしい。そんなこんなで妙に距離が縮まっていい雰囲気の男女二人だったもんでまああれだ。一晩経ってマハティはついにキャスリーンにプロポーズしよりましたとさ。
異国の女にプロポーズとか、ましてやマハティはすでにラギネイで神前で誓った婚約者がいるとか、ダメじゃないかとみんなが思うもののマハティは本気です。マハティはああいう御気性だから何が何でも意志を貫いて、その結果国は混乱するだろうからキャスリーンも一度は身を引こうとしたんですよ。でも最後に、サミットだったか会議だったかに出席するマハティを一目見ようとしたらマハティにきっちり気付かれて、しかも公衆の面前でキャスリーンの方へダイブするとか王子様の行動力すごすぎる。目の前でマハティが撃たれた(のになぜか無事だった)のを見たキャスリーンは生きてたのに号泣して、ついに身を隠すとかやめたらしい。いったん国へ戻るマハティを見送っていたけど、でも結局キャスリーンはその後もフレドとアメリカ在住だったわけだよな。なんでなんだ。あとマハティはいつフレドとお友達になったんですか。

最後に花鹿がちょろっと出てきたが、花鹿はこの自身のことにもかかわる話を漠然とでも知っていたんですね。キャスリーンも曖昧に言うもんだ。バーンズワースってフレドとハリーとどっちがでっかくしたんだろうな。
てっきりフレドは花鹿の実の祖父について名前言っちゃうかと思ったけれど、そこまでは言わんのですか。でも立人はあとは証拠固めさえすればほぼ確定のとこまで気付いているんだよな。そして寅之助は蚊帳の外あるある。

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鋼の錬金術師#11ラッシュバレーの奇跡

いきなりアバンで「マース・ヒューズは死んだ」とかいってダメ押しするなよおおおー!一方そのころ的な感じで列車の中で呑気にアップルパイ食ってるのが切ないのう。


さて今回ラッシュバレーの話。パニーニャが銀時計をスることしか覚えてなかったが、そういやドミニクさんとかいたいた。ウィンリィの師匠になるってわけでもないからこれから出番もないんじゃないっけ。銀時計スリのパニーニャを追いかけて行くわけだけどもエドの練成は大雑把だのう。アルの練成は籠を作っていたけども、取ってのところがエドだったらさぞかし悪趣味な何かがくっついているんだろうな。何はともあれオートメイルキチ、改めご執心のウィンリィのおかげでパニーニャ確保。よかったねー。
パニーニャはいい鉱石の為に山奥に住んでるドミニクさんとやらに、昔に両足にオートメイルをつけてもらった恩返しの為にすりでお金を稼いでお返しをしようとしているんだとか。そもそもドミニクさんも銀時計渡されても困るんじゃね?とか銀時計換金しようにも厳しいんじゃね?とかいろいろ気になるんだけども、パニーニャは銀時計がそういうレアモンだとは知らんでただ金目のものっぽいから盗んだだけなんですかね。
パニーニャのオートメイルすげえとかドミニクさんのすごさを思い知ったウィンリィが弟子入り志願するもののあっさりとお断り。まあ、ですよねー。
天気も崩れてきたってことでドミニクさんちに御厄介になっていたエドとアルは、ドミニクさんの息子の嫁さん(臨月)のお腹を触って生命の神秘にどきどきしておりました。そこへその嫁さんが苦しみだす→産気づきました→うま、うま→生まれるー!ってことで大変ですよ。ドミニクさんが馬に乗って颯爽と医者を迎えに行っていたけど、雨だしなんかこれはドミニクさんが崖から落ちちゃうフラグ……!とか要らんこと考えてしまった。
右往左往する男どもとパニーニャを尻目に、ウィンリィが立ち上がるわけですよ。そういやウィンリィは医者夫婦の娘って設定だったんだ。オートメイル技師設定の方が濃くてうっかり忘れていた。医者の娘だからって医学を修めたわけじゃないし、エドが言っているように医学書を読んだくらいのうろ覚えレベルなんだけどもないよりはましですよな。とりあえず出産に必要なのはたっぷりのお湯と清潔なタオルだっけ。そうとわかっていても出産に立ち会うとか考えられんのう。ウィンリィすごい。でもエドの銀時計のわざと錬金術で閉じてあった蓋をあけて勝手に見るのはいただけないぜ!蓋に刻んであったのはdon't forget 03 oct 11。つまり家を焼いて旅に出た日付であって、そんなものを興味本位に見ちゃったからウィンリィは反省して改めてドミニクさんに弟子入りを……ってこれ出産の前のことなんですが。
そんなこんなで、子供を取り上げるのに成功したウィンリィは腰が抜けていたのをエドにおぶってもらっていたところで銀時計の中を見ちゃったと告白。エドはそれにぼこぼこに怒るわけじゃなくてもそうかとあっさり許せることでもなくて、おぶっていたウィンリィを床にぼたっと落としてから日付を形にして残すなんて女々しいよなと自嘲しておりました。
医者を連れて帰ってきたドミニクさんは孫にデレデレ。無事に出産成功したのに貢献したウィンリィに感謝しているついでにエドがウィンリィを弟子に売り込もうとしたものの失敗。したかのように見せかけて、ドミニクさん自身は弟子を取らないものの町にいる腕のいい技師を紹介してくれると。イイハナシダナー。子供が生まれる前にウィンリィがパニーニャ説教してたしめでたしめでたし。
ってなことで、ウィンリィをラッシュバレーに置き去りにしてエドとアルはダブリス行きの列車に飛び乗っていたけども、これを逃すと三日後って、アメストリスの鉄道網は発達しているように見せかけといて実はそうでもないんかい。来週はついに師匠登場ですかね。

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グインサーガ#10辺境の王者

前回グインが間に合わなさそうだどうしようってところで終わっていたけれど、それはまだ引っ張るんですね。
モンゴールではマルス追悼の雰囲気ぷんぷん。マルスがやられたのは内通者がいたからで、それはアルゴンのエルと名乗っていたこと、右耳に傷を負わせたことをアムネリスに伝えておりました。傷心のアムネリスにアストリアスがセムのアジトの偵察を志願。なかなかこいつ、あっさり死にそうと思っていたがこれは逆にやたら生き伸びそうな気がしてきた。
アストリアスは今度こそうまいことやって、セムのみんなが集まっているところを探り当てておりました。なんだよ今度も失敗してアムネリス様の不興を買っちゃう展開だったら面白かったのにな。アストリアスの情報を得て、モンゴールはマルスの弔い合戦に全軍で攻めてくるわけだ。

それにいち早く気づいたのが、裏切りがまだ尾を引いているらしいイシュトヴァーン。援軍を連れてくると言ったきりのグインもいないし、負け戦はしないとばかりに偵察に行くとか言ってっさとトンズラ。おいおいそれは先週に引き続いていけてないわー。
グインは必ず戻ってくるとリンダは頑なに信じていたけど、なかなか戻ってこなくてモンゴールにオアシスを包囲されちゃいました。とりあえずセムだけで迎撃してみたものの絶対的な数の不利はいかんともしがたく、煙幕を張ってさらに後退しようとしたところでアストリアスにリンダとレムスは見つかっちゃって絶体絶命。これはおわたと思ったところで、アストリアスが振り上げた剣に鞭が巻きつくわけですよ。イシュトヴァーンも、今モンゴールの奴らに顔見られたら、いずれ王になる自分にはまずいとかなんとかいってトンズラしようとしてたのにそうでなくっちゃねー。今回は刃に登り始めた日の光を反射させて目をくらませて、アストリアスの剣を弾き飛ばしたイシュトヴァーンの勝利。でも咄嗟にマントをかぶせてその隙にアストリアスも逃げて、今回もぶっちゃけノーゲームですかね。
さらにそこへ、ついにラゴンの大軍を引き連れたグインが帰還。先週、どうやって帰るかとかグインが考えていたけども、ラゴンが知っていたなんちゃらの抜け道とやらを使って間に合ったらしい。走ってきたんか!と吹いちゃったよ。ラゴンの皆さんがたくましくもモンゴール兵どもを殴り飛ばして、アムネリスの傍にいた変な魔導士も谷底に落としておりました。アムネリス本人もラゴンに間近まで迫られてガクブルしていたけども、間一髪のところをアストリアスに助けられて何とか退却。逆境に弱いんですかね。ケス川だったかまで退却したらしいからこれでノスフェラスも一件落着か。
グインにこれからどうするかとラゴンの賢者のなんちゃらさんが聞いていたけど、グインはノスフェラスの砂漠が好きだとか何とか、やっぱり不思議なお方だ。

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花咲ける青少年#10クロスデイズ

なんだか某エロゲみたいなサブタイですが。

舞台は1955年のニューヨーク。花鹿の二代前ってとこですね。
経済会議の為にマハティ殿下がはるばるラギネイからニューヨークへとやってきておりました。ホテルに会議まで逗留していたものの、ラギネイの利権を狙う英国に王家断絶の為にマハティは命を狙われておりまして、暗殺者の手から辛くも逃れてクリーニング屋の車に乗って脱出成功。車が止まったついでに外へと出て、クラブからちょろっと出てきたキャスリーンと出会うのでありました。クラブで仮装パーティでもやってたのか、いかにも王子様な民族衣装のマハティにキャスリーンは慌てず騒がずクラブの中へと連行。キャスリーンがシャンパンを神様のお酒なんて言うもんだから、15歳だからか元から弱いのかシャンパンいっぱいで酔っ払ったマハティと奥侍女の契約なんてしちゃうし。ラギネイだと高貴な女性でもなかなかなれないもんだって言ってたけど奥侍女ってなんぞそれ。
ついでにキャスリーンのお友達のフレデリック・バーンズワースさんも出てきておりました。花鹿祖父ですね。クラブでいけすかない男を、剣でぼこぼこにして追い払ったマハティはそのまま酔っ払って寝ついてしまってフレデリックのお家に一晩御厄介になるのでありました。マハティの衣装を見たフレデリックはマハティが漏らしたラギネイという言葉からお勤めしてる新聞社に行って、会議に参加するマハティ皇太子の写真を見て本人確定。急いで家に帰ってみたらマハティとキャスリーンが一緒に寝ていたり、マハティの頭の布が取れちゃってたりであわあわあわ。
マハティが目覚めたあたりで、フレデリックが連絡しておいたマハティのお付きの人が来てくれたけれども、マハティは命を狙われててホテルに戻るのは危険なのでこのままフレデリック家に居候するのでありました。
しかしいくらなんでもこれまで王宮から出たことないという背景事情があろうと、やっぱり自宅を貧民屈と言われたら切れるわな。
そんなことを、現在のフレデリックがタイプライターで思い出しつつ認めているところへ花鹿がやってくるのでありました。写真立てに入っていたフレデリックとキャスリーン、ハリーの写真を見た寅之助がハリーの出生に触れかけたのを立人が戒めていたけれど、やっぱりアメリカ美人、白人と言った外見のキャスリーンと同じく東洋系じゃないフレデリックの間に東洋系っぽいハリーが生まれたのはちょと不思議だし、それは今までも言われたことなんだろう。
フレデリックに花鹿がハリーと始めた夫探しのことを話して、一人目はユージィンにほぼ確定だとか、立人は大切な兄みたいなもんだから夫になんかできないとか言いつつ、隠し撮りしたルマティの画像を見たフレデリックが発作を起こしておりました。
フレデリックの今回の回想だけだとマハティとキャスリーンはとても子供を作る雰囲気には見えなかったが、しかし最終的にはアメリカにキャスリーンを迎えに来る、それまで頼むわが友とか言っちゃうようなことになるらしい。
つまりはルマティと花鹿が似ているのは祖父を同じくするからなんですかね。

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鋼の錬金術師#10それぞれの行く道

OP、イシュヴァールの時のことを大佐が回想していたけれど、ヒューズ中佐がそこに出てきたってーことは今回はあれなんですね。

第五研究所でのことをヒューズ中佐に話していたところへ大総統がやってきた。籠入りメロンかわいいなぁ。もちろん目的はお見舞いじゃなくて釘をどすっと刺しに来たわけだが。大総統が実はアレだっていう原作で展開ネタバレをしているとこの辺実にニヤニヤできるもんだ。仕事を抜け出して来たという大総統が窓からおさらばしていったのにポカーンとしたところへ、今度はウィンリィがやってきた。翌日の電車の手配をしてきたんだとか。
師匠のいるダブりスに行くのだけれど、エドとアルは殺されるかも知れんとガクブルしすぎw地図でダブリスが南部の真ん中あたりだと教えたところ、ウィンリィはその手前にあるラッシュバレーとかいうオートメイルの聖地の町に行きたいとか言いだした。そういや一緒にセントラルを出ないとならんですものね。

エドから聞いた話もあって軍法会議所でいろいろと調べていたヒューズ中佐はリオールの暴動ってのでついにピンと来てしまうのでございます。
アメストリスの地図上で暴動やらがあったところに丸をつけたり、賢者の石の素材が人間だってのを鑑みてそこまで気付いちゃえるもんなのかとはちょと疑問でもあるが。
ラストがそこへタイミングよくやってきていたけど、やっぱり大総統が始末しろって名を挙げたんですかね。ラストののびーる爪に肩を刺されたものの、投げナイフで額をぐさっとやってヒューズ中佐は逃亡に成功。普通はここで助かるんだけど、相手はホムンクルスで一撃じゃ死なないうえに複数犯だからなー。軍内部から東方司令部のマスタング大佐に連絡を取ろうとしたものの、盗聴の可能性を考慮して外の公衆電話から電話をかけて、取り次ぎのおねーちゃんがコードをお願いしますとか言っているのがそういう決まりだとわかっちゃいるが空気読んでないなとイライラさせられるもんだ。やっと電話がつながるころにはヒューズ中佐は追手のエンヴィーに殺られてしまっておりました。一度はエンヴィーの化けたロス少尉を偽物だと見破ったのに、コードを確かめるために開いた手帳から落ちてた写真からグレイシアさんに化けられて最愛の妻を偽物だとわかっていても刺せなかったんだから仕方ない。ホムンクルスはえぐいのう。

前のアニメ化の時はEDでヒューズ中佐のお葬式をやって実に悲しく演出していたもんだが今回は普通に本編の中に入れておりました。大佐の雨が降ってきたには泣ける。アームストロング少佐が簡単に口を割らんで、けれど必要な情報を伝えるのはさすが。

そうしてセントラルで事件が起こっている一方そのころ、南部に向かう列車の中でエドアルウィンリィはアップルパイうめえとかそんなことで呑気に無邪気に盛り上がっているのでありましたとさ。知らないんだか仕方がないがやるせない。

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グインサーガ#9ラゴンの虜囚

グインはいきなりラゴンの皆さんにつかまっておりました。ラゴンの白い砂だったかを盗みに来たとか悪量だとかと疑われているらしい。でもグインに何やら肉を差し入れてくれたラゴンのちびっこから情報を仕入れて、ラゴンは賢者カーと勇者ドードーが導いているとかと聞いたグインはドードーよりも自分は強い、ドードーに勝負を申し込むといってつかまっていたところから出るのには成功。
けども、結構グインって勢い任せだよねーとばかりに口で申し開きするのには当然ながら失敗したのでありました。ラゴンを導くのはアクラだとか。それってグインが覚えていた数少ない単語だったっけ?なんか微妙に違うような違わんような、よくわからんのう。
ドードーを挑発してタイマンに持ち込んだものの、ドードーからさば折りされてグインも一巻の終わりかというところでいきなり手のひらから先週狼王に場所を教えてもらってゲットして懐にしまっておいたはずのへんちくりんな棒が出てきてピカーッと光ったのでありました。それでラゴンの皆さんがグインがアクラの使いだと信じてくれて、とりあえず協力はしてもらえることになったものの、それでも既に3日目の夕方であってグインが言い置いてきた四日目には間に合うの?と言ったところ。


一方モンゴール軍に潜入していたイシュトヴァーンが変な実を間違って食って、焚き火にポイ捨てして煙を上げていたけど、それも演技だったんですか。演技派だなぁ。
青騎士隊は先鋒を任されたとか、おめでとうとか言っていたけどイシュトヴァーンはその裏で何か思うところありまくりそげ。
セムの誰かしらとアイコンタクトしていたし、つまりはスパイが任務だったわけか。
マルスにセムの村を発見したといって誘い込み、落石で青騎士の大半をプチっと潰して、マルスには油をかけて火をつけて焼死させて始末と。マルスは当然ながら裏切り者のイシュトヴァーンを呪いつつお亡くなりになっていったが、イシュトヴァーンときたらこの作戦思いついたのはグインだから怨むんならグインにしろとか言いおった。器の小さい男だのう。確かに内通して裏切れって言うんだからグインもあれなこと思いつくもんだとは思うが、大軍を敵にするなら内部攪乱は常道だよね。マルスの息子のことといいイシュトヴァーンが何も感じないであっさり割りきれたならそれもそれだが。

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