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花咲ける青少年#17届かぬ思い

誘拐されたルマティを助けに行ったものの、立人まで捕まってピンチですーという状況だったのだが、立人付きになった新米護衛のアーネストとやらは本当に殺られてたんですね。なんというシビアなアニメなんだ。
立人は肩を撃たれていたけども、背後にも弾痕があったから貫通していたのか。弾が体内に残るよりはいいって言うが、でもやっぱり痛いよな。あんな怪我を負ってるのに痛そうにするだけで見た感じ普通な立人すげー。

立人は誘拐犯に自分を開放したら身代金として一億ドル、さらにルマティの分も二億ドル払うといいだして揺さぶりをかけおった。さすがにアニキと呼ばれるサングラスのおっさんは一蹴したものの、ブライアンとかいう手下は三億ドルに心が揺れている模様。これが立人の言う楔なんですね。
やがて沖にラギネイからのお迎えが来てボートでお迎え船に向かうのだけれど、それにのるまえにさらに立人が揺さぶっておりました。三億ドルあれば人生やり直せちゃうんだぜ?しかも個人的な身代金だから犯罪がらみじゃないんで自由にパーっと使えるんだぜ?と。
それが功を奏してブライアンとやらはついに兄貴を裏切ったものの、立人はそもそもそんなもん払うつもりもなかったのか、ルマティだけ海に飛び込ませてボートのっとりキタコレ。危うく返り討ちになりそうだったけどもなんとか立人の援軍が間に合ってよかったよかった。
てっきりルマティはいつの間にかラギネイからのお迎えに連れていかれてた展開かと思ったがそんなことはなかった。

無事に海から救い出されたルマティは、どうして放っておいてくれなかった、自分にはバーンズワースがここまでしてかばう価値なんてないのにと随分なこと言いだしおった。それにカチーンときた立人の説教タイムですともよ。バーンズワースがルマティを利用するつもりだったらもっとうまくやっていること、ラギネイの原油利権だって原油産出があと30年持つかどうかであるし、そもそもこれだけ内乱でもめてる国に首を突っ込むのは美味くないと。ラギネイに今必要なのはカリスマを持つ指導者で、その稀有な資質をルマティは持っているんだと。でもルマティはそんなもんよりソマンド殿下と仲良くいたかっただけだから泣き崩れるんですね。やっと弱いところをさらけ出せたわけだ。

花鹿が言っていたように立人はファンの総帥として我慢しちゃうから、ユージィンが言ったようにルマティみたく常識にとらわれない相手と接するのが大切ってのが今回のオチだよな。あれだけ感情的に説教したんだし。
ルマティだって兄が大事で立てることをずっと考えていたんだから、カリスマだどうだって言われたって簡単にじゃあ王位を目指しちゃうお!とか思えやしないだろうしな。
ところでルマティが言ってたジョンって誰だっけ。それとルマティはセズンにきちんと謝っとけ。きっと死ぬほど心配してるに違いないんだから。今回のルマティ以上にボロ泣きしてるぞきっと。

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