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グインサーガ#22復讐の女神

どっからどう見てもアムネリスのためにあるサブタイとしか思えない。


モンゴールに戻っていたアムネリスはミアイルのお墓参りをしておりました。ヴラド大公の一番のお気に入りでいたかったからミアイルが生まれても剣を取り男の恰好をしていたんだとか。てっきりそうするのが好きだからとかもっとストレートな理由かとばかり。
そんなところへヴラド大公もやってきて、クリスタルから戻ってきたばかりのアムネリスに世継ぎのために嫁に行って男を産めと言いだしおった。まあ必要なことだけどさーさすがに急すぎるんじゃないのと思うんだ。と思ったが、どうも大公は体の調子が悪いから早く世継ぎを見たいということらしい。それは仕方ないね。でもアムネリスがだが断るしても、それはそれで仕方ない。
さらにそこへ、伝令がやってきてクリスタルの陥落とそれを指揮するのがナリスだとやっとようやくアムネリスも知るわけですよ。いきなり画面がパステル調と言おうか、タッチが変わって何事かと思った。それだけアムネリスもショックだったってことか。そりゃそうだ。涙を流しはしてもそこはアムネリス様、すぐに復讐に意欲を燃やすわけですよ。部屋に戻って長かった髪を自分の中の女を無くすために切るとは。失恋して断髪ってのはありがちだがそこに復讐が入るのがアムネリスクオリティ。しかしナリスの手酷い裏切り方もあるにはあるにせよ、先にパロに攻め入ったのはモンゴールだってのに勝手なもんだ。殴ったら殴り返された、そういう状況なのにな。大公に直訴してパロ奪還を任されたのでありましたとさ。


どこぞの街道で山脈越えに成功したスカールとベック公ご一行をイシュトヴァーンが見ていたから、これはあれか!と思いきや普通にスルー。あれ?いいの?いやよくなくても困るんだが。スカールの話を聞いてクリスタルに情報に売りに行って、さらにイシュトヴァーンのことを占いかなんかで漠然とではあっても察知していたナリスに逆にご招待されるとか何と言うトントン出世。しかしナリスもどうしてイシュトヴァーンが占いの人なんだってわかったんだ。旅の人だから?ともあれ、偶然ナリスに会えたイシュトヴァーンはアグラーヤで手に入れたモンゴール密書とスカールの動向をナリスに伝えて就職成功。リギアとナリスの脇に並び立っていたけど、リギア的にはこのぽっと出の新参者はどうなんだ。イシュトヴァーンが来る前にリギアとナリスも複雑そうな、特にナリスの方がめんどくさそうな感じだったが。
先週カースロン隊長から逃げ伸びたタイラン長官、今回クリスタルにまた攻め入ろうとしたもののさっくりパロの魔導士部隊にやられておりました。あれ?魔導士無敵じゃね?グインサーガ一話目でパロが陥落したのって単に不意打ちされたから?何気にヴァレリウスがナリスに名前を知られるくらいに接近してんですね。ナリスの偽装死亡の時は女装を見抜けなかったのになw
モンゴールの援軍の前にスカールが立ちふさがって、スカールの放った「跳ね返り公女」発言にまだグインからそう言われたのを引きずってるアムネリス様かわいい。しかしベック公が投げた槍が乗馬の足元に刺さって、それで落馬しちゃうとかアムネリス様無様。この人いない方がいいんじゃね?なんか役に立ってなくね?


でもってグインは、今回冒頭に追手の暗殺者二人をさっくり倒しておりました。一対二はさすがにきついなぁと思いそうになったが、どうやら二人のようで実は一人だったとかなんとか。でっかい方を一刀両断するなんてグインすげーというんじゃなかったのか。でもそれならどうやって首しめされたんだ。さっぱりわからん。

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花咲ける青少年#19おさえられない気持ち

いつ見ても普通の服を着たクインザは子安声を聞かないとクインザ?という感じがして困る。伝統の装束だと目立ちすぎるから仕方なく、ということらしいけどそういえば頭の布すらもつけてないのか。宗教に敬虔なればたとえ服はどうでも布だけはつけてそうなもんなのにな。クインザはルマティ誘拐のことを聞きに来たんだとか。ルマティ誘拐事件はクインザの完全に預かり知らないことで、花鹿も詳しくは知らないんだと聞いたらそれならいいと帰って行こうとするのでありました。花鹿が一緒にアメリカに行こうと言っても、ラギネイを離れるつもりはないんだとか。仕えるのは国だとか言っていたけど、なんだかんだいってやっぱりルマティを王位につけるつもり満々なんだな。脳内の将来の王位についた姿もルマティだったし。


一方カールはお家に帰っておりました。テキサスってことはアメリカだよな。ローゼンタールってそっちの方の財閥なの?カールにはちょっとお顔が残念で性格はもっと残念な感じの姉が3人もいるらしい。あんなのがいたら女嫌いにもなるな、仕方がない。でもカールも母親ネタでいじられっぱなしじゃなくて、いまいちできの悪い姉を一人一人突っ込んでおりました。
カールの閉所恐怖症も子供の頃に姉にいじめられたからか。そうしてうっかり閉所恐怖症のことを思い出して発作に見舞われそうになったけれど、花鹿のことを思い出して発作回避するのでありました。執事のおっちゃんが言うには発作の前兆が出ても発作が起こらないのは初めてのことらしい。よかったねカール。
カールが家に戻ってきたのは父ローゼンタールが呼びもどしたからだとか。ラギネイにおける状況やらネマワシやらを聞かれて、特にナジェイラが花鹿への敵対心からローゼンタールに有利なことになりそうなのにご満悦。でもイズマル殿下が即位してもなお状況はそれで安牌にはならんのだと。父ローゼンタールは莫大な費用をかけてハリーの出生を調べたんだとか。相当厳重に秘密にしてあったんだろうにそれでも漏れちゃうもんなのか。


同じくアメリカの立人のお宅では、負傷療養中の立人の元にトンセンおじがやってきて嫌味言いたい放題。しかしさすがにファンの総帥なのに危険を冒したってのは言い訳できないしな。でもトンセンの動機は立人の心配なんかじゃないしなー。最後にローゼンタールを切れと告げはしたものの、言ったところでトンセンがじゃあそうするとか言ったら逆にギャグ。トンセンとの話を窓の外で聞いていたルマティが入ってきて、トンセンに腹を立てていたけどああいう公然と対立してくるタイプだから立人には読みやすいとかなんとか。そうやって侮ってると足元掬われるんじゃね?
すっかりルマティと立人が仲良しになっていたが、一流の政治家超一流の政治家って話になって、立人は政治家って言うより実業家だからそんなことを言いだすのもちょっとあれ?という気はした。まああれだけの規模なんだから政治にだって食い込んでいくんだろうけども。


ラギネイでなぜか花鹿がアメリカに帰れるように自家用機の離陸許可が下りました。クインザは花鹿が帰りたがっているとも知らないし、なんで?と不思議展開。当然許可を出すはずもなく邪魔しようとしているナジェイラはそれを知ってただじゃおかないと怒髪天だったけども、許可を出したのはナジェイラ父だったらしい。巫女の家系だからかお父さんは婿なんですかね?ナジェイラ父に頼みに来たのは首相で、そうするよう首相に命令したのは首相が王族に逆らうのを厭わなくさせるほどのお方、つまりマハティ神座王陛下だとか。そういえば王位を退いたらどうのこうのっていつぞやルマティが言ってたな。亡くなったのはあくまでルマティ父だからマハティはまだ生きてるのか。
そうしてアメリカに戻ってきた花鹿は立人の無事を確認するべく押し倒して服をはごうとするのでありました。うん、まあね、誤解は生むね。
立人の命を張った行動のおかげですっかりまるくなったルマティに、花鹿はクインザのことを話したところで以下次週。

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鋼の錬金術師#21愚者の前進

一週空いたもんでどういう話だったか思い出すのにほんのり手間取ったけど、ラストを焼き殺したところだったっけか。
ラストにやられて怪我を負った大佐とハボック少尉が入院しておりました。大佐は脇腹だけど、ハボック少尉は脊髄損傷して下半身不随とか重傷だな。まさしく刺された場所が悪かったのか。医療系に長けたドクターマルコーの協力を仰ごうにも、マルコーは誰かに襲われたような痕跡を残して行方不明。ここはアニメだと後回し、たぶん来週あたりにでも一緒にやるんですかね。万策尽きて、ハボック少尉が退役の準備なんてしているのに、部下を見捨てられない大佐は諦めるなとそれでも言うんですね。動けない駒は要らないだろうってハボック少尉が自分で言うものの、それで大佐がそうだなと認めるとショックを受けたような顔するんだから、無理して見捨てろって言ってるのがバレバレなもんだ。まあ軍にいるばかりが協力できる道じゃないってことだわな。


アルがいきなり腐ってたらどうしようとか言いだして、何かと思えば扉の向こうにある(のかもしれない)体の話。そこでエドが、もしかしたらトリシャさんを練成する時にエドアルの血を魂の情報として使ったから情報が混線しているのかもしれないとか言い出しおった。
エドが小さいのは、その分アル(体)が成長してるってことか。アルが兄さんは結構寝ているとエドおやすみシーンを思い出していたが、普通のお昼寝シーンの数々である気もする。
突入してきた第三研究所に行ってみたところ、やっぱり扉に繋がるところは無くなっていたけれど練成痕が残っておりました。とはいえそっからまた潜入するのは無理だよねーというところで、ブロッシュ軍曹がセントラルにまたスカーがやってきているとお知らせ。そういやなんだか丸まっこい感じの国家錬金術師が殺されてましたよな。いつのことだっけ?
それを聞いたエドアルは、ホムンクルスが言っていた人柱だから自分たちが殺されるのはまずいって言うことから、わざとスカーと対峙してピンチに陥ってホムンクルスに出てきてもらおう作戦なわけですよ。エドアルだけでは頼りないからという大人の事情、改めホムンクルスをとっ捕まえたいリンたちと協力することに。街中で錬金術を派手に使ってスカーをおびき寄せようとしたら、その前に大佐を誘きだすのに成功しちゃいましたー。大佐も病み上がりなのに無理しちゃいかんよ。スカーを使ってホムンクルスをおびき寄せるなんていう無謀な作戦だったけど、実際スカーが来ちゃったんだから四の五の言わずに作戦開始。憲兵にスカーがやられないように大佐は情報撹乱担当だとか。せっかくセントラルも晴れて今度は雨の日だから無能なんて言われないのに、負傷中のためやっぱりその意味では無能とかかわいそうに。
懸命にホムンクルスおびき出そうとしているところへ、大総統とグラトニーの出陣キター。ホムンクルスの気配がわかるリンとかランファンは対グラトニーには強いけど中にいっぱい魂が入ってるわけじゃない大総統にはきついんですかね。

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グインサーガ#21クリスタルの反乱

ちょっと久しぶりのナリスのターン!
ついに1話目以来モンゴールに占拠されっぱなしだったクリスタルが解放されるわけですが、どこぞへ暴動を鎮圧しに出かけていたカースロン隊長が無様すぎて泣けた。なんか変な野菜投げつけられて、それで馬が暴れて落馬するとかどんだけ情けないんだ……。そのまま気が荒い民衆の皆さんに暴行されるのかとビクビクしたわ。それを助けてくれたのはリギアで、ナリスの指令でクリスタルパレスの特定の門を固めて逃げようとするタイラン長官を抑えろと。
その後リギアはさらに学生とか民衆を扇動しておりました。つーかこの学生どもなんぞ。地味に中の人に有名どころってことはぽっと出の使い捨てじゃないのか。リギアが演説してるところに後からのこのこ出てきて、民衆の皆さんちょっと引いてなかった?

クリスタル防衛中の黒騎士隊の皆さんが、自分らの10倍の数の民衆が暴動を起こしたとかビビっていたし、リギアが策を授けたという油樽作戦でこれはいけるんじゃね?と思ったのもつかの間、やっぱり腐っても黒騎士なので民衆殲滅でしたーオチかと思った。そこへ颯爽と来たのははいはいナリス様ナリス様。かっけーなぁ、タイミング見計らいすぎだろってくらいだ。そのままナリス様は黒騎士をせん滅するのでありました。たぶん。

一方ナリスの指示でタイランを確保しようとしていたカースロン隊長。ところがあんまりカースロン隊長が的確なことを言いすぎるもんだから、ナリスが後ろ盾か!と見抜かれて一人反乱失敗。タイラン長官に逆にやられてしまうのでありました。かわいそうすぎるぜ……。
タイラン長官がクリスタルから落ち延びていったことで、指揮官のいなくなったモンゴール軍に投降を呼びかけつつ反乱成功。やったねナリス様。リギアに学生どもを呼びに行かせていたけども、クリスタルは科学と魔法か、どっちかってーと魔法の方が幅を利かせている気もするが。リギアが、ナリスが誰かを気にいると気を悪くするってのはわかるわー。アムネリスの時もそうだったよな。けれどもそんなリギアもカースロンの亡骸が見つかったってのにはさすがにないていた。ちょっと意外だったわ。でも、「妻になる気はなかった」であれっ?と思ったwwwwwカースロンはめちゃくちゃその気だったのにwwww
ナリスにとってはカースロンは所詮利用するだけの駒だったのか。ナリス様ひどいなぁ。


さて一方レムス。カウロンとやらに手間取ってまだパロに向かうどころじゃありませんでしたー。これまた地理関係がさっぱりわからんから、へー手間取ってるんだーくらいにしかわからんわ。で、そうして膠着しちゃってる間にナリスがクリスタル開放しちゃうんだから泣けるな。つーか苛立つよね。前回の会議で沿海州6国がモンゴールに海軍を出してくれるとかどうでもいい霞んだ情報になっちゃってるな。
そんなレムスを見ていて、リンダがレムスを心配しつつも相変わらず自分の言うこと聞かないからって理由も付け加えるから困ったもんだ。いい加減レムスも一応即位(仮)したんだから言うこと聞かないなんて言っちゃいかんよ。ノー公私混同。
グインは見守ってやれとある意味いつものグイン節。そこへ暗殺者が今度は二人がかりでキター。一人だと無理だったから人数増やすってのは理にかなってるよね!

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花咲ける青少年#18オポジション

2週間もやってくれないとか、さすが3クールもある余裕編成は格が違うぜ!


うっかり見逃さなかったかとちょっと心配だったけど大丈夫だったみたいです。
花鹿と寅之助とユージィンがナジェイラに招待されたところから。ナジェイラは花鹿にいたく挑発的だけど、花鹿はいつもの調子でさらっとスルーしっぱなし。傍で見ている寅之助のひやひや感が伝わってきすぎて胸がちくちくするわ。
ナジェイラが面白い趣向を用意したとか言っていたが、カールと鉢合わせさせるってのがそれ。でも花鹿はバーンズワースとローゼンタールの間での確執があるからって自分たちまでいがみ合うのはおかしいと、やっぱりカールと友達になりたいのを諦めてはおらんのです。20年前のことを知らなかった花鹿はカールから教えてもらうのでありました。20年前、ラギネイで膨大な採掘量があるらしい石油の採掘権に一番いい条件でローゼンタールが名乗りを上げたのに、実際に採掘権を得たのは倒産しかけだったバーンズワースで、それを契機にバーンズワースは大財閥になった一方でローゼンタールは落ちぶれたと。どうしてマハティがバーンズワースに採掘権を与えたか、表向きは謎のままだけど本当のところは親子関係だからとかなのか?
花鹿の友達になりたい攻撃に、さらに花鹿はカールに詰まらないウソはつけないいい奴だと言ってさらにアタックするのでありました。
そんな光景をナジェイラが見ていたのが実に不穏。


一方アメリカでは、前回(だっけ?)ルマティのために肩貫通のけがを負った立人にすっかりルマティが懐いておりました。あそこまで本気で心配されて怒られて、王族としてそういう存在がさっぱりいなかったからそんなふうにされると懐くスイッチが入っちゃうんだな。立人がけがをした1件で傍にいられなくなって、嬉しいでしょう?と立人が言うのに「さびしい」だったっけ?本音をポロッとこぼして真っ赤になるとかルマティはかわいいなぁ。怪我の心配をして、怪我に障るからでて行こうとしたルマティに今日習ったというフランス語でおさらいしてくれるとかすっかりこの二人仲良しさん。そういうのになぜかセズンが懸念していたけども、ソマンド殿下みたくまたルマティが裏切られないかと心配だったわけですね。まあ最初のうちはそういうこともあったかもしれんが、ビジネスだけで自分の命をなげうつほどにルマティを救えやしませんよな。


ナジェイラと一緒の飯を食っておりましたが、カールは小食なのねとか女嫌いなのねとかナジェイラがカールに絡むこと絡むこと。嫌いだから嫌がらせ楽しいです^^なのか?ユージィンが自分も女嫌いだとか小粋なジョーク、じゃなくて女というのは男には永遠の謎だから苦手だとか言っていたけど、ナジェイラは今回のターゲットは花鹿だからユージィンにはあんまり構ってくれんのですね。
花鹿と二人でお庭でお散歩しながら、ナジェイラは花鹿が恋心にあんまりなくらいの鈍感さで立人とかユージィンを縛りつけていると指摘するけども、花鹿は二人とも大人だから自分の意思で行動できる(からそれはない)とさっくり否定。いやいやそういう意味じゃないんだよ。
花鹿にとって立人は大切な兄でユージィンは魂が最も近い存在か。そういう言い方にルマティだったら勘違いして喜ぶだろうとナジェイラも嘲笑しておりました。それで、ルマティの名前が出たついでに、情報規制で国外のことがわからんでいた花鹿にルマティを連れ戻そうとしてそのどさくさで立人がけがをしたと意地悪く暴露。
それにさすがにはっとした花鹿がラギネイから帰ろうとしても、ナジェイラがここは自分の国だと高らかに言って返さないと宣告するもんだからねじ曲がってるわな。そんなナジェイラに花鹿は本気で怒ってくれる人がいなかったんだ、それって悲しいと憐れむ言葉。プライド高そうなナジェイラにはそういうことを直で言ってはいかんのじゃないか。
玄関で待っていた寅之助の心配はやっぱり当って、ナジェイラとケンカしてきたという花鹿に頭を抱えていたがそりゃそうだよねー。さすがのユージィンもすごい顔してたし。それでも花鹿はナジェイラと友達になりたいというんですよ。変わった子だ……。ただ、花鹿も単なるアホの子じゃないから、ナジェイラと自分はぶつかってしまうんだと理解してもいるんですが。
ところでなんで花鹿はいきなり色っぽいとか言い出してんの……そりゃ笑うよ。大爆笑だよ。
ホテルに戻ったら部屋の前に誰かいるー!部屋の中で待っていたのは久しぶりのクインザでしたー。普通の恰好してるとあれ?誰?と思っちゃうな。

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グインサーガ#20紅の密使

アグラーヤ含む沿海州6国の連合でパロに味方してモンゴールへ軍を出す決議を取っておりました。いや、アグラーヤか、耳で聞くだけだと固有名詞わからんわー。で、その沿海州6国の中の一国が何やらモンゴールと通じているんだとか。それでもいちおう決議は全会一致で決議されたんだけど、モンゴールと通じているらしいハゲたおっさんは余裕気な表情。なんなんですかね。
前回リンダと別れて単独行動開始したイシュトヴァーンはアグラーヤにいたのかな?決議のおかげで開戦に湧いている街中で、何だか怪しげな動きをする男発見。その後を追ってみたら兵士に囲まれていたのでなんとなく助けておりました。挙動不審だった男はモンゴールの密使で、傭兵だと名乗ったイシュトヴァーンにモンゴールへの密書を託すのでありました。イシュトヴァーンもこれまで何してきたか忘れたわけでもなかろうに安請け合いしていたがいいのか、と思ったけどさすがに何も考えないで届けたりはしないのか。まずは中身を確認して、それで決めるわけね。どういうことが書いてあったかはわからんが、モンゴールとパロの間に起こる第二次黒竜戦役で勝敗を決めるようなことらしい。モンゴールに届ければ貴族の地位を要求してもおつりがくるとか。でもマルスを罠にはめて殺った経緯があるだけに、人相書きが出回ってたら逆に死亡確定だな。だからモンゴールに行かないことに決めたらしい。昔からの知り合いのミリアとやらに馬を用意してもらって、モンゴールの密使の人から身の証にともらったペンダントをミリアにあげていたけども、イシュトヴァーンが出発した直後にアグラーヤ兵かなんかが来て、モンゴールの紋章の入ったペンダントのおかげでミリア死亡とか、イシュトヴァーンの死神ぶりはひどいな。ミリアは恨んでないと言っていたがいやいやこれはすごいことよ?災いを呼ぶのが自分の身だけじゃなくて周囲に及ぶとかなー、しかもそれをあんまり自覚してないとかなー。


一方、クリスタルでは順調にカースロン隊長がナリスに調教されておりました。小心者のカースロン隊長が長官に逆らっちゃうとかそれはすごいことらしい。なので逆に怪しまれて、後ろ盾は誰なのかを探られてしまうわけだが。今回も女装してナリスがやって来ていたが、あれでばれないもんなの?クリスタルの警備はざるなの?なんなの?ナリスは周りで挙兵することも、どこだったかにモンゴールが増援依頼することまでも読んでおりました。これで白騎士の人にナリスはまた捕まるんですかね。カースロン隊長の線から自分に繋がると考えないとかはないよなー、たぶん。
アルゴスにいたレムスはスカールとベック公が雪山越えしているとは知らずに、行方不明なら仕方がないと頭数に入れないことにしたらしい。それでも3万5千か。アニメは意図的なのか何なのか互いの地理関係とか絵で一切やらんからわからん。レムスがお付きの魔導士にパロの王は自分なんだから、無断でナリスと連絡を取るなと言っていたけども、やっぱりナリスがご主人なんだろうなー。
でもってちょっと前から出てはいたモンゴールの追手の人がやっとキター。木を一刀両断するとかないわーと思ったがグインも同じような芸当した上に刺客をさっくり葬っていたがな。そもそもどうして別々に襲ってくるんだ。5人まとめて来た方が成功率上がるんじゃないのか。どうやら刺客はキタイの人らしい。

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鋼の錬金術師#20墓前の父

最新刊の23巻が今月発売されたけど、アニメは7巻か8巻あたりかな?
クセルクセス遺跡からリゼンブールに戻ってきたエドは、トリシャのお墓の前で幼いころに家を出てったきりの父ホーエンハイムと会うのでありました。
ホーエンハイムが出て行ったせいでトリシャが苦労して、それで体調を崩してトリシャ死亡したようなもんだとエドは思っているから親子仲というかエドにとってはホーエンハイムは許せない相手。なので実につんけんした態度だったのだけども、ホーエンハイムは構わず家を焼いたのかとか言ったり、その理由をエドが後戻りしないためといったのに逃げたのかとずばりと言ったり。痛いところをつかれたエドは逆ギレしてピナコ宅に戻るんだけど、自宅が焼けちゃっているのは同じなんだからホーエンハイムも同じくピナコさんちに御厄介になるから同じ方向に行くわけですよ。アニメだとこの部分さっくり削ってたな。

ピナコとホーエンハイムは旧知の中で、ピナコが若かりし頃からホーエンハイムは見た目がさっぱり変わらん人外ぶり。若づくりってレベルじゃねーぞ。寝ているふりしてるエドに触ろうとしたものの、その途中で手を止めちゃうあたりが微妙親子。その後、ピナコと話しているふりをして立ち聞きしていたエドに昔練成しちゃったのはトリシャじゃないのではないか?と示唆を与えて、翌朝あっさりどこぞへとまた旅立って行きました。家族4人で撮った写真とピナコへのこの国で大変なことが起こるというアドバイスだけ残して。
ホーエンハイムの言葉に思うところあったエドは、トリシャ(仮)をピナコが埋めたところを掘り起こそうとするのだけれど、トラウマそのものなことをするもんだから胃液ゲーゲー吐いたりと痛々しい。それでもホーエンハイムの逃げたのかという言葉に背中を押されて、豪雨の中でもトリシャ(仮)の遺体を見つけるのでありました。トリシャの髪は栗色だったのに埋まっていたのは黒髪だし、大腿骨の長さ的に身長もあわないし、骨盤からして男だしと練成したのはトリシャじゃないこと確定。そうとわかって大爆笑したエドは壊れたのかと思ったけど、アルを元に戻せる確証が得られたとか。え、なに言ってんの?と思ったさ。


セントラルに取って返してアルと合流。アルは先週までのラストとかと戦った時のおかげで鎧がボロボロになっていたのでまずそれ修復。口元と片腕がまるまるなくなっているとか、それを他の部分を薄くして作ると全体的に結構薄くなるんじゃないのか?それはさておき、バリーが死ぬ前に言っていた、他人の魂と身体は拒絶反応を起こすってので、アルの寝ないで済む飯も要らない疲れ知らずの身体をイイナーとか呑気なこと言っていたリンにウィンリィがキレていたけど、やっぱりそれは実際なってみないと本当の辛さはわからんものじゃないのかね。リンの目的も目的だし。そんな拒絶反応のことがわかったから一刻も早く元に戻りたいってのに、エドの調べてきたことはよかったわけだ。エドの知らない、アルとウィンリィは共通して知っていることがあるってことは、つまりアルに定着している魂はアルのものに間違いはないってこと。魂が真理からひっぱりだせたなら体も取り戻せるかもしれないってことなんですね。その方法とかはまださっぱりだけど、それでもいちおう小さく前進はしたわけだ。
アルは鎧の体が長すぎてこれでもいいのかもしれないとか思いかけていたみたいだけど、やっぱり戻りたいもんだと。やろうぜ!というエドの背中を見たウィンリィがなんかフラグ立ててましたな。

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グインサーガ#19蜃気楼

てっきりパロかと思ったが、アグライアで無事に保護されたレムスのところから始まり。アグライアは中立国だそうだがきちんと保護してもらえたんだな。まあいい加減流浪し続けるのも尺的に無理だしな。
レムスとリンダもきちんとした格好をするとやっぱり王子王女に見えるもんだ。レムスは相変わらず確変中だからなおさらだな。アグライアの陛下に堂々とアルゴスまで行く分だけの護衛に一個小隊を貸してくれるよう頼んで、そんなレムスにアグライアの上の王女と縁談を持ちかけられるくらいだし、しかもそれに飛びつかないでパロを取り返した暁に改めてというくらいに冷静だからなおさら好感度アップしたらしい。本当に、本来のレムスじゃないからよけいにかわいそうなもんだ。
リンダの方はといえば、イシュトヴァーンの方が身分差を感じて居心地悪そうな感じ。アグライアの騎士の人にフフンってされてたのにイラッとするよなー。グインは暇をもてあましてる→そのようだなと相変わらずのグイン語録。
その後無事にアルゴスに到着しまして、出迎えてくれた陛下とおばさんと再会を祝してから、レムスは何やら立ち会いを頼んだかと思えばパロの正当な王位継承者は自分だと宣言し負った。これはパロで何かあってどさくさにまぎれてナリスが王位に就くのを防止するとかってことなのかね。


でもって前回まで二話にわたって愁嘆場を繰り広げていたクリスタル。
カースロン隊長って誰だよと思ったが、ナリスを鞭打ちしていたあの人か。カースロン隊長とやらはどうも上司とうまくいってないらしい。ナリス鞭打ち事件のころからそうだしな。お家に帰ってみれば寝室が片付いてない!あやしい!ってので白の部屋を見てみたらナリスみたいな女がいましたー。ナリスの亡霊の噂があったからそれで引っかけるつもりかと思ったがそんな浅いことではなった。つーかナリスも女装するとかやる気満々ですね。すごいやナリス様。ナリスはカースロン隊長を直々に勧誘するためにやってきたわけですよ。カースロン隊長が上司と折り合いが悪いこと、直にモンゴールが落ちるだろうこと、裏切ったなら英雄になれるとか今夫婦状態(仮)になってるナリスの部下の人を娶らせてやるとか言われてカースロン隊長もこれは落ちたな。ナリスの誑かしテクニックすごいな。


アルゴスから出発する前にリンダとイシュトヴァーンが何やらちょっとデートしておりました。何かと思えば日が暮れる前の一瞬だけに見える蜃気楼をリンダに見せたかったんだとか。でもってイシュトヴァーンはこれから一緒に行かないとリンダに告げるわけですよ。リンダとの身分差を思い知ったことで、本当にリンダを愛したからこそ、リンダの力でパロの王なりクリスタル公になるなりするんじゃなくて自力で王になってリンダを王妃にしたいと。まあイシュトヴァーンはリンダのおかげで王位につけてもそれに治まれる性格じゃないよな。
気持ちが変わったのではないと知って、リンダもいつまでも待つと言っていたけどもリンダの身分でそんなことできるもんなのかな?イシュトヴァーンのいう3年でも結婚せずに待ってられるようなもんじゃない気がする。


モンゴールの変なあやしげな追手がアグライアの皆さんを拷問してグインの居場所を聞き出していたし、相変わらずピンチは終わらんのですね。
あと、スカールとベック公が詳細はよくわからんが大変な道通ってパロの方に行くとかなんとか。とにかく大変で普通は通らんと考えられるから手薄ですよ!ってのがわかればいいのか。

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鋼の錬金術師#19死なざる者の死

第五研究所の黒幕を釣ってみようぜ作戦第二回目。
ホークアイ中尉のところにグラトニーが来てピンチだったけども、フュリー曹長とブラックハヤテ号と、何より大佐が来てくれて助かってなにより。大佐が来ちゃったのにホークアイ中尉は自分は素知らぬふりをしておけばよかったのにと怒るものの、けれども大佐が来てくれて命が助かったのも事実。いくら出世のためとはいえ部下を見捨てることなんてできませんよな。ましてやヒューズ准将のことがあった後なんだし。
グラトニーを撃退してから、66号(体)が逃げ出したのを追おうとしたところでハボック少尉と、さらにリンから大佐たちの作戦を聞いたアルも合流。狭い車内にでっかい鎧はきついわー。グラトニーの不死性に、アルはもしやホムンクルスではないかと見当をつけてウロボロスの刺青がなかったかと聞けば案の定。グラトニーはホムンクルスだと聞かされた大佐は、人造人間というあり得ないことに絶句しつつもあり得ないと自分の目で見たから否定はしない、できないのでありました。


66号(体)が逃げ込んだのは軍の第三研究所。場所がわかっただけでとりあえず引き上げようとした大佐とは裏腹に、66号(魂)はそのまま突入。待てと言われて待てる66号じゃないわな。それでちょうどいいから、大佐は不審人物の確保を名目に第三研究所へと突撃。66号がどこ行ったかわからんから二手に分かれていたけども、大佐とハボック班がいかにも拷問してましたーみたいな小部屋へ入ったところでラストキター。ラスト=ソラリスだったもんで、ソラリスさん(仮名)とおつきあいしていたハボック少尉はおっぱいにつられた男の悲しさよ。仕事について何も漏らしていなかったのがハボック少尉のかっこよさだが。ラストに容赦なく弾丸撃ちこんでもまったく堪えておらず、普通には倒せないもんですねやっぱりホムンクルスってのは。弾切れってことで錬金術に攻撃手段を切り替えようとしたその矢先、ラストに天井の給水管を切られて大佐は水浸し。湿気たマッチになってしまわれた。けども、水分が大量にあるってことは、分解すれば酸素も大量にあるってことで、ハボック少尉提供のジッポで火花を出して部屋ごと焼いてやりましたとさ。
やったね!と思いきや、ラストの再生能力は大佐が懸念したように焼き尽くせておらず、ハボック少尉が背中から腹をざっくりと爪でやられて重傷。大佐も脇腹をやられていたけど、なんでラストは確実にとどめを刺さんの。目の前でハボック少尉が死んでくってのに何もできない大佐の絶望とかのためか。


一方アルとホークアイ中尉は66号の居所ルート。66号(体)はもう腐りすぎててダメでした。66号(魂)が何気なく言った、体と魂が別物なのに拒絶反応が起きないわけがないってのにアルはどうしても自分のことを考えずにはいられない。そんなところへ大佐を仕留めたラストがやって来て、さらにアルとホークアイ中尉を殺そうとするわけですよ。66号なんてちょちょいのちょいやでーって感じで爪で一閃して終了。ホークアイ中尉は大佐が死んだと知らされて衝動的に銃を三丁分弾打ち切るまで撃つものの、ラストはそんなもん痛くも痒くもないわけで。大佐がやられたってので心が折れた中尉が爪でやられそうになるけども、そこへ体を張って立ちはだかるアルカコイイ。エドと約束した通り、もう誰も犠牲にしないという決意からの行動だな。そこへ実は生きてた大佐がやって来て、とっさに石壁を練成してアルが主に中尉と自分の身を守ったところへ大佐が死なないなら死ぬまで焼いてやると連続でラストを焼死させるところもかこいいなぁ。ホムンクルスは死なないって言っても、死ぬ→再生って手順だからちょっとはタイムラグもできるしな。銃でも何回かくらいは死んでいたんだろうけど、大佐の炎の前にやっとラストさんオワタ。脇腹を焼いて傷を塞ぎ、手の甲に血で練成陣をかくとか大佐マジパネエ。でも原作だと練成陣は血で描いたとかじゃなくて刻んだだった気がする。

密かに、手助けという名目で後を追ってきていた大総統もラストがやられちゃったからかこっそり帰って行きました。ホテルの前であるの帰りを待っていたウィンリィの前に、ボロボロになったアルが帰還。ラストの爪で鎧は切られたり抉られたり、大佐の炎の傍にいたからちょっと煤けていたり。心配してたけど無事でよかった……と思いきやアルは口元のところが取れてるし腕も片方外れちゃうしで満身創痍。
早くエドが返ってこないと鎧を練成し直せないけど、そのエドはリゼンブールでホーエンハイムと出くわしておりました。ってことは来週は墓掘りか。
後、66号はラストにやられたものの奇蹟的に血印のところだけは無事だったのに、66号(体)に血印を擦って消されて成仏。

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タイタニア#19ラドモーズ事件

BSの時は二話連続放送のせいで見逃したラドモーズ事件を地上波で回収。

イドリス卿がエストラード侯爵の後任の軍務大臣……あれ?近衛司令官だっけ?とにかく、そんな職になるところから始まり。そうして二職を兼ねたイドリス卿の次の一手は近衛司令官に自分の息のかかった人物をつけること。
ジュスラン卿とアリアバート卿がヴァルダナ帝国のイドリス卿の今日この頃を話していたところへ、どうすると思うかと問われたバルアミーがそう答えておりました。バルは慧眼だねと言うところへリディア姫がバルを探してやってきた。国から手紙の返事がやってきたから一緒に返事をかこうとのお誘いで、仕事があるからと断ろうとしたものの、ジュスラン卿はリディア姫にお付き合いするのが大事な任務だというしアリアバート卿はレディを待たすもんじゃないというし、バルの真の仕事はリディア姫の副官なんじゃないのかね。


三日かけた大作の手紙を乗せた貨物船を見送ってから天の城観光をいつもどおりしていた二人は、そこでイドリス卿の弟のラドモーズとエンカウントしてしまうのでありました。イドリス卿はラドモーズを後任の近衛司令官にするつもりみたいだけど、これがどう見ても貴族に生まれたおかげでいい地位ゲットしちゃいましたってだけのたなぼた能力臭い男。無能と言うか、地位には責任が伴うとかそういうことわかってなさげ。ラドモーズも近衛司令官になれるってのにとーぜんとばかりの反応して、さすがにイドリス卿がんばれとちょっと思った。ジュスラン卿がわに思い入れがあるとイドリス卿うぜーという印象になりがちだけど、イドリス卿は小物なりに頑張っている男なんですよな。しかもこんな無能で役立たずな弟なんているし。ダメ弟がいたのはザーリッシュも一緒だけどな。


ラドモーズは弱冠17歳で、そんな若輩者に近衛司令官なんて要職はどうよ?という意見に、バルが同年代でジュスラン卿の副官をこなしているのを引き合いに出して、さらに藩王から補佐官をよこしてもらうことでこの人事を通しおった。これでいざという時ラドモーズが失敗しても自分ひとりの責任にはならないし、藩王の心象までよくして一石二鳥ではあるのだけれど、ラドモーズがそうした兄の画策をきちんと汲んでいるのかというジュスラン卿の懸念は大当たりするわけだ。


で、ラドモーズは近衛司令官になって天の城に戻ってきたのだけれど、ナンパに失敗して天の城もツマラネーところだとか何だとか。あんなガラの悪い男に引っかかる女はいるまいに。そんなところで楽しげにデートしている二人、ましてその片方が見覚えあるバルアミーだから因縁つけて当たり前なんですね。無礼な口のきき方に構わず無視して行こうとした二人だったけれど、ラドモーズは無礼さマックスにもリディア姫の手を取ってそのままつるし上げたりして、しかしそこでリディア姫必殺の金的が炸裂してラドモーズが悶絶しておりました。全力のキックだとラドモーズはもう再起不能になったんじゃないのか。うずくまっているラドモーズなんてシカトして立ち去れば恨みを買うだけだっただろうに、わりとさっくり立ち直ったラドモーズが自分は近衛司令官だと、エストラード侯爵のおかげでなれたんだと侮辱するもんだからついにバルの堪忍袋の尾もブチギレ。思いきり顔パンしていたが、それで鼻血も出さないって頑丈だな。そのまま衆人環視の中でリアルファイトになるかと思ったところでアリアバート卿が仲裁してくれて終了。


イドリス卿はいきなりやらかしてくれた弟に腹を立てるけれど、その相手がバルだって聞いてまた悪だくみスイッチ入った模様。ジュスラン卿も事件の概要を聞いていたけど、バルは父が侮辱されたってのを話さなかったんですね。リディア姫が絡まれる→殴る。これだとバルの立場悪いよな。部屋の外でそんな話を立ち聞きしていたリディア姫が説明しようとするものの、バルはそれを止めるのでありました。どういう裁定になろうと現状通りじゃなくなるのは確実で、もうお世話できないでしょうというバルが悲しいな。
翌日、藩王の前でイドリス卿とジュスラン卿と、事態を止めに入ったアリアバート卿の三人で裁定が下されたのだけれど、まずは事情の確認。イドリス卿はやっぱり先に手を出したバルが悪いと主張して、こんな事件を起こした罰として自分からこんな処罰はどうだと切り出しおった。ラドモーズには長期間謹慎を申しつける一方で、バルは辺境へ赴任、リディア姫は国に返せと。両成敗的ではあるけれど、むしろラドモーズの件を利用してバル(とついでにリディア姫)をジュスラン卿から引きはがすのが目的か。当然ジュスラン卿は反論するんだけども、バルやリディア姫の様子からして何か隠し事があるようだ、もっと情報を集めるべきだと主張するものの、それには及ばないわけですよ。藩王が取りだしたのは一通の手紙。まるで成人が書いたかのようなきちんとしたそれは10歳の少女、すなわちリディア姫が当事者として見ていたものを藩王に伝えたものでありまして、だからバルが手を出した理由が父であるエストラード侯爵への侮辱を許せなかったからだと明らかになったことでイドリス卿も形勢逆転。リディア姫の手紙のみならず、アリアバート卿の聞き込み調査でも同様のことがわかったらしいし、子供の手紙だと証拠能力を否定しようとしても、17歳のラドモーズを近衛司令官に推挙したイドリス卿に言えた義理じゃないもんな。結局はラドモーズの処分はイドリス卿の言いだした通り、バルはリュテッヒで謹慎、リディア姫は住居エリアから出ないことで手打ち。

それでもバルとリディア姫はお別れなわけで、見送りにきたリディア姫がお手紙を一通くれました。船に乗ってから読めと念を押されていたそれは、冒頭にラブレターじゃないから勘違いするなと書いてあったけど、確かに内容的にかなりラブレターくさい内容だな。リディア姫は国ではいっつも王宮に閉じ込められていたけれど、天の城はいろんな所が見れて楽しかった、それもこれもいつも一緒に来てくれたバルのおかげだとかそんな内容。微笑ましいのう。

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グインサーガ#18さらば愛しきひとよ(後)

アムネリスとナリスの結婚式で、サリアの塔に向かう前にでっかい通りでパレートしていたら、やっぱりアムネリスに対するクリスタル市民の感情はナリス様を騙したサソリ女ってなところなんですね。占領国の公女だしそんなもんだろうと思っていたがやっぱりなのか。ますますアムネリス様かわいそう。そうした市民感情を当然に気取ったナリスが馬車を止めさせてご立派な演説をいっちょぶつわけですよ。ナリスの行動はすべてナリスの意思で、それはすべてパロのためだと。今はイミフでもいずれわかるから信じろと。どこをどう見てもナリス様為政者としてぴったり。扇動的なのもそうならば腹黒いところもなー。

サリアの塔に黒騎士に扮したアストリアスが忍び込んで、婚姻の儀式も開始。証書に名前をサインしようってところで、まずナリスが署名したところでヴァレリウスからの指令でアストリアス突撃。無事にナリスの腕をザックりきって阿鼻叫喚で儀式も中断。婚姻の阻止が目的だったのか?と思ったがそれもちょっと違うんですね。ナリスが切られたってみんなが動揺している中で変な女がアストリアスの剣を持ってすたこらさっさー。それをヴァレリウスが見て焦っていたが、おまえもあの場所にいたんかい。変な女は魔導士らしい。アムネリスがアストリアスの兜を外させて、なんでおまえここにいるのと驚く一方で、ナリス様死亡確定キタコレ。こっそり心の中でなんちゃらの毒のはずとか言っていたのがヴァレリウスの上司みたいな感じの人か。ってーことはヴァレリウスが勝手に毒を変えた→だから剣を魔道分析されるとまずいってことですね。
さらに悲嘆にくれるアムネリスに追い打ちをかけるごとくミアイル死亡のお知らせ。
前回、ミアイルはもう自由に操れるから代わりにヴラド大公殺すってことでおkにしてくれとナリスに頼んだマリウスだったものの、ところがナリス様は鬼畜なのでマリウスがちょっと席を外したすきに魔導士にミアイルを殺させちゃったのでありました。そういうことできるなら最初から魔導士に殺らせろよというのは禁句なんだろうか。さらにミアイル殿下お付きの人まではずみで殺すし、これはマリウスの人生おわたかと思ったがなんちゃらの術で無事に宮殿から抜け出せはしたらしい。使い捨てるほどには鬼畜じゃなかったってこと?魔導士が言うにはパロ王家には心の弱い王子は要らんから勝手にどこぞでくたばれ(意訳)というナリスのお言葉だとか。つまり手伝う気がないならどっか行けってことか?ナリスの考えがよくわからん。
で、そのナリスは、やっぱり替え玉を使ったようで毒で殺されたのは影武者の人でしたー。あんなそっくりさんよく用意できたな。さらに、アストリアスの持っていた剣を回収したのもナリス。女だとか言われていたが声がこれ男じゃね?と思っていたらナリスだったとか。そりゃ女みてーな顔だとは思っていたが。ヴァレリウスに先んじて投獄されていたアストリアスを確保するとかナリス様すごい行動力だ。もうナリスにはヴァレリウスが自分を殺ろうとしたってわかってるんだな。で、それなら自分はさらにその先まで読めばおkと。死亡状態になったことでナリスは動きやすくなったから、クリスタルの外で戦ってるみんなと連携してパロ奪還開始ですかね。
それにしてもしょんぼりしてモンゴールに帰っていくアムネリスが哀れ。弟が死んだのも愛した相手に死んだ死んだ詐欺されたのもナリスのおかげだ。

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花咲ける青少年#17届かぬ思い

誘拐されたルマティを助けに行ったものの、立人まで捕まってピンチですーという状況だったのだが、立人付きになった新米護衛のアーネストとやらは本当に殺られてたんですね。なんというシビアなアニメなんだ。
立人は肩を撃たれていたけども、背後にも弾痕があったから貫通していたのか。弾が体内に残るよりはいいって言うが、でもやっぱり痛いよな。あんな怪我を負ってるのに痛そうにするだけで見た感じ普通な立人すげー。

立人は誘拐犯に自分を開放したら身代金として一億ドル、さらにルマティの分も二億ドル払うといいだして揺さぶりをかけおった。さすがにアニキと呼ばれるサングラスのおっさんは一蹴したものの、ブライアンとかいう手下は三億ドルに心が揺れている模様。これが立人の言う楔なんですね。
やがて沖にラギネイからのお迎えが来てボートでお迎え船に向かうのだけれど、それにのるまえにさらに立人が揺さぶっておりました。三億ドルあれば人生やり直せちゃうんだぜ?しかも個人的な身代金だから犯罪がらみじゃないんで自由にパーっと使えるんだぜ?と。
それが功を奏してブライアンとやらはついに兄貴を裏切ったものの、立人はそもそもそんなもん払うつもりもなかったのか、ルマティだけ海に飛び込ませてボートのっとりキタコレ。危うく返り討ちになりそうだったけどもなんとか立人の援軍が間に合ってよかったよかった。
てっきりルマティはいつの間にかラギネイからのお迎えに連れていかれてた展開かと思ったがそんなことはなかった。

無事に海から救い出されたルマティは、どうして放っておいてくれなかった、自分にはバーンズワースがここまでしてかばう価値なんてないのにと随分なこと言いだしおった。それにカチーンときた立人の説教タイムですともよ。バーンズワースがルマティを利用するつもりだったらもっとうまくやっていること、ラギネイの原油利権だって原油産出があと30年持つかどうかであるし、そもそもこれだけ内乱でもめてる国に首を突っ込むのは美味くないと。ラギネイに今必要なのはカリスマを持つ指導者で、その稀有な資質をルマティは持っているんだと。でもルマティはそんなもんよりソマンド殿下と仲良くいたかっただけだから泣き崩れるんですね。やっと弱いところをさらけ出せたわけだ。

花鹿が言っていたように立人はファンの総帥として我慢しちゃうから、ユージィンが言ったようにルマティみたく常識にとらわれない相手と接するのが大切ってのが今回のオチだよな。あれだけ感情的に説教したんだし。
ルマティだって兄が大事で立てることをずっと考えていたんだから、カリスマだどうだって言われたって簡単にじゃあ王位を目指しちゃうお!とか思えやしないだろうしな。
ところでルマティが言ってたジョンって誰だっけ。それとルマティはセズンにきちんと謝っとけ。きっと死ぬほど心配してるに違いないんだから。今回のルマティ以上にボロ泣きしてるぞきっと。

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鋼の錬金術師#18小さな人間の傲慢な掌

やってきましたリゼンブールってことで、エドとアームストロング少佐はリゼンブールに到着していたが、駅のところになにげにメイチャンがいた気がするんだが気のせいか?リゼンブールにいたのはブレダ少尉。そのままクセルクセス遺跡に向かうのだけれど、え?!密入国?!!ってなのはカットか。まあ小ネタですから……。
クセルクセス遺跡にいたのは前回焼死したはずだったロス少尉。実は生きていたんですねイイハナシダナー。大佐は端からロス少尉がヒューズ准将殺害犯なんかじゃないとわかっていて、その上でロス少尉を脱獄させる時に66号を使って大暴れさせることで軍内部にいる黒幕を釣り上げよう作戦を実行したわけだ。たまたままきこまれてしまったロス少尉は本当におきのどくに。
一方セントラルではひょっこり現れたリンからアルとウィンリィも今回の事件の説明を受けておりました。やっぱりバリーがリンをシンの人間だからって逃がしてやった動機がよくわからん。ともあれ、リンはバリーから魂の定着について聞こうとしたものの、被験者だから詳しく知る由もないってことでおんなじような魂だけの存在のアルに聞きに来ましたと。無関係ですNE.

クセルクセス遺跡で情報交換したり、アメストリスでの東の賢者とかシンの西の賢者も伏線だわな。これからどうするって聞かれたロス少尉はアメストリスに居続けるわけにもいかずシン行き。エドは、これからは誰も死なせない方法で元の身体に戻る方法を探すと。このことが今回のサブタイなんだろうなぁ。自分だけでいっぱいいっぱいなのに誰も犠牲にしないなんてでかいこと言っちゃったんだから。ここで、エドがポロッとグレイシアさんにヒューズ准将事件の事実を言っちゃったと零してブレダ少尉からゲンコツもらうのもなしか。そういう甘さを咎めるのをなくすのはよろしくないだろー。

セントラルでの大佐の釣りで、66号を狙って66号の身体が襲撃しにやってまいりました。援護にジャクリーンことハボック少尉がわざわざ覆面して来てくれたのに、空気読まないハイマンは煙草の匂いからハボック少尉だと見抜いてうっかり名前を言っちゃうわけですね。まあ仕方ないよ。ハイマンは驚異の記憶力が売りの人材であって現場なんてのこのこ出てこないんだし。遠くからそんなものを援護していたホークアイ中尉のところにもグラトニーが来ちゃってマジピンチ。


クセルクセス遺跡で変な練成陣みたいな壁画が気になっていたエドは、いきなりイシュヴァール人に襲われておりました。イシュヴァール戦のきっかけが一人の子供の死だったように、エドを人質にすることでなんちゃらとか言っていたけどそれはないな。さっくり見捨てられるよ。そんな卑怯な人質作戦を止めろと言ってくれたばーさんがいたんだけども、これが実はウィンリィ両親に命を救われた人。ロックベル夫妻は戦地でも頑張っていたんだと同時に、エドはどうしても聞かんとならんことがありました。ロックベル夫妻が死んだのは助けたイシュヴァール人に殺られたんだとか。それは右腕に入れ墨のある武僧。ああもうあいつですね!とばればれの特徴だ。

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