グインサーガ#22復讐の女神
どっからどう見てもアムネリスのためにあるサブタイとしか思えない。
モンゴールに戻っていたアムネリスはミアイルのお墓参りをしておりました。ヴラド大公の一番のお気に入りでいたかったからミアイルが生まれても剣を取り男の恰好をしていたんだとか。てっきりそうするのが好きだからとかもっとストレートな理由かとばかり。
そんなところへヴラド大公もやってきて、クリスタルから戻ってきたばかりのアムネリスに世継ぎのために嫁に行って男を産めと言いだしおった。まあ必要なことだけどさーさすがに急すぎるんじゃないのと思うんだ。と思ったが、どうも大公は体の調子が悪いから早く世継ぎを見たいということらしい。それは仕方ないね。でもアムネリスがだが断るしても、それはそれで仕方ない。
さらにそこへ、伝令がやってきてクリスタルの陥落とそれを指揮するのがナリスだとやっとようやくアムネリスも知るわけですよ。いきなり画面がパステル調と言おうか、タッチが変わって何事かと思った。それだけアムネリスもショックだったってことか。そりゃそうだ。涙を流しはしてもそこはアムネリス様、すぐに復讐に意欲を燃やすわけですよ。部屋に戻って長かった髪を自分の中の女を無くすために切るとは。失恋して断髪ってのはありがちだがそこに復讐が入るのがアムネリスクオリティ。しかしナリスの手酷い裏切り方もあるにはあるにせよ、先にパロに攻め入ったのはモンゴールだってのに勝手なもんだ。殴ったら殴り返された、そういう状況なのにな。大公に直訴してパロ奪還を任されたのでありましたとさ。
どこぞの街道で山脈越えに成功したスカールとベック公ご一行をイシュトヴァーンが見ていたから、これはあれか!と思いきや普通にスルー。あれ?いいの?いやよくなくても困るんだが。スカールの話を聞いてクリスタルに情報に売りに行って、さらにイシュトヴァーンのことを占いかなんかで漠然とではあっても察知していたナリスに逆にご招待されるとか何と言うトントン出世。しかしナリスもどうしてイシュトヴァーンが占いの人なんだってわかったんだ。旅の人だから?ともあれ、偶然ナリスに会えたイシュトヴァーンはアグラーヤで手に入れたモンゴール密書とスカールの動向をナリスに伝えて就職成功。リギアとナリスの脇に並び立っていたけど、リギア的にはこのぽっと出の新参者はどうなんだ。イシュトヴァーンが来る前にリギアとナリスも複雑そうな、特にナリスの方がめんどくさそうな感じだったが。
先週カースロン隊長から逃げ伸びたタイラン長官、今回クリスタルにまた攻め入ろうとしたもののさっくりパロの魔導士部隊にやられておりました。あれ?魔導士無敵じゃね?グインサーガ一話目でパロが陥落したのって単に不意打ちされたから?何気にヴァレリウスがナリスに名前を知られるくらいに接近してんですね。ナリスの偽装死亡の時は女装を見抜けなかったのになw
モンゴールの援軍の前にスカールが立ちふさがって、スカールの放った「跳ね返り公女」発言にまだグインからそう言われたのを引きずってるアムネリス様かわいい。しかしベック公が投げた槍が乗馬の足元に刺さって、それで落馬しちゃうとかアムネリス様無様。この人いない方がいいんじゃね?なんか役に立ってなくね?
でもってグインは、今回冒頭に追手の暗殺者二人をさっくり倒しておりました。一対二はさすがにきついなぁと思いそうになったが、どうやら二人のようで実は一人だったとかなんとか。でっかい方を一刀両断するなんてグインすげーというんじゃなかったのか。でもそれならどうやって首しめされたんだ。さっぱりわからん。