グインサーガ#23如何なる星の下に
ナリス様がモンゴールに進軍するところからはじまりー。
やっぱりルナンとリギア的にはイシュトヴァーンは素性もしれない怪しい奴なのか。でもナリス様のお気に入り。ナリス様がなんか小難しいこと言ってたけど世界の神になる!とか言い出した時は思わず吹いた。比喩だったけどいやいやいきなりだったし。でもナリスの言うこともわからんでもない。やりたいことはあるのに日々の雑事に追われて(略)とかなー、なまじ有能で立場的にもやりたいことやれそうなのに他の事もやれちゃうからな。古代機械にご執心なのもこないだ学生の人と語り合いたいとか言っていたのも今回イシュトヴァーンに話していたみたいなことが理由なのか。
ナリス様がこういう人だからイシュトヴァーンがリンダを諦めちゃうのもわかるわー。でもそこはリンダを信じてやろうぜ。ナリス様がわかって言っていたなら残酷すぎるがわかってないから仕方ないと言おうか性質が悪いと言おうか。翌朝イシュトヴァーンがどこぞへと行方不明になっていたのに、多くの人から崇拝され好かれるけれども気にいる相手こそ傍にいなくなってしまうと言っていたのは今回のこともあればマリウスのこともあるんだろうな。リギアは崇拝カテゴリだから除外か。
先行していたスカールたちと合流しての話し合いで、スカールがやたら豪快というかざっくばらんすぎて吹いた。つーかアムネリス軍の内訳をさらっとベック公に振るなよwwナリス様のお連れがいつものルナンとリギア、それからあんまり見たことなかった男とこっちはまたいつものヴァレリウス。ついてきてたんだな。モンゴールの同盟国だと言うクムだとか本当にグインサーガはアニメ中で地理をやらんのだね。クムにヴァレリウスを行かせるってことは魔道でどうにかしろってことか。しかもこれがあんまり無茶振りでもないのかヴァレリウスの忠誠心からなのかどっちなんだろうな。
アムネリス様はナリスが進軍してきたってことで超やる気満々。せっかく魔導士の人が凶星が出てるからトーラスに撤退お勧めって言ってくれたのにやり合うのか。露骨なくらいにアムネリス負けフラグが立ちすぎてて泣ける。
さて一方グインと双子のターン。
5人いた刺客の残り二人が同時に襲ってまいりました。グインをまっすぐ狙うとさっくり返り討ちになるので、レムスを人質にとって殺ろうとするとかさすがにそろそろ頭使ったな。しかしスニが簪に見せかけた吹き矢でフォローして今回も無事にグイン勝利。
刺客の人が標的はリンレムじゃなくてグインだと明言したから、それに刺客の雇い主のシドがグインのことを悪魔ドールだとか言ったとかでグインはトーラスに行くことになりましたー。もちろんリンダは反対するのだけれどグインの意思は固いので結局お見送り。
前回ナリスからの対カウロスの指示を焼き捨てていたけれど、グインはそれをあえて採用しろと言っておりました。王は自ら果実を取るものではないのだと。まあそれも道理だけどレムスの場合に通用するのかね?という気もする。グインの場合はおkだろうが。
しかしこれでトーラスでグインとナリスが出会っちゃう展開とかになったら笑っていいところなんだろうか。
そういやイシュトヴァーンがリンダのことを「パロの王女」だと言っていたけど、公女ってのはブラド大公の息女アムネリス公女みたいなのだと言っていたけれど、そんなの最初から気付けよ!公女でも王女でもおkとか思っていたのか。
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Comments
補足に来ました。
原作ではイシュトは心の中でもナリス様と呼んでるんですけど、アニメではナリスでしたね。
クムはゴーラ三大公国のひとつで、キタイに近い国で、混血も進んでいます。
ゴーラはかつては中原最大の国で、今でもゴーラ皇帝が生存しています。
ユラニア、クム、モンゴールに分裂して、最も古い歴史を誇るユラニアが皇帝を幽閉しています。
クムは快楽の国とも呼ばれ、美容と風俗産業がさかんです。
クム女といえば、最高の女を意味します。
アムネリスは戦争が終わった後、クムに幽閉され、クムの大公の愛人になります。
三人の公子を誘惑して、モンゴール再興のため親子兄弟で争わせようとするのですが、赤い街道の盗賊団の首領になっていたイシュトヴァーンに助けられて、クムから逃げ出してモンゴールを再興します。
最初は喧嘩ばかりしてますが、イシュトが笛を吹いたり、凛々しい表情をみせたりしているうちに恋に落ちます。
イシュトは音痴ですが、笛は上手いんです。
アムネリスはイシュトがヴァラキアの貴族だというのを信じてました。
ナリス様の野望は、世界生成の秘密を探ることです。
この時代には異常なことに、星がひとつひとつ太陽で、どこかにすぐれた文明を持つ世界が必ずあると信じていました。
その根拠のひとつが古代機械です。
古代機械は、カイザーシステムといって、遠い銀河の超文明では普通の機械です。
「新魔界水滸伝」という話で超文明が出てきます。
グインは、古代機械の真のマスターです。
今はナリスが仮のマスターですが、古代機械はグインのいうことならほぼなんでも聞きます。禁止されていることもありますが。
グインはランドックという星の追放された王で、巨大な船団の司令でもありましたが、敵の船団と戦闘中に、いくつかの宇宙船がカナンに墜落して、グインの船も不時着しました。
その時の放射能でノスフェラスができました。
カイザーシステムは、システム同士だとどんな距離でも移動可能ですが、長距離で受け入れシステムがない場所に人を送ると、記憶に障害を起こしたり、死んだりします。
グインの第二の記憶喪失が、カイザーシステムのせいだったので、一度目もそうだったのではないかと推測されていますが、真実はわかりません。
キタイの竜王は、敵の船団の生き残りの子孫です。
グインの船には、捕虜として他の星の生物が何人も冷凍睡眠状態になっていました。
グイン以外の船員は全員死んだとコンピュータが答えていました。
闇の司祭グラチウスに豹頭の部下の夢を見せられて、すごい違和感をもったので、豹頭の星からきたわけではなさそうです。
最初の方に出てきたアウラとは、ランドックの女神にして、グインの妻だった女性で、グインを追放した存在でもあります。
スニはそろそろ中原の言葉を覚えてるはずなんですけど、アニメではあれで通すみたいですね。
シドとかいうのはオリキャラなので知りませんが、原作ではレムスはナリスの案を握りつぶして、結局足止めくらってたと思うんですけど。
第2期作る気ないんでしょうかね。
グインが北へ向かわないと、ケイロニア編に続かないんですけど。
マリウスが重要な役目を担ってますし。
旅の途中で、イシュトも合流します。
また長々とすいませんでした。
Posted by: 亜積史恵 | September 07, 2009 06:06 PM
ゴーラ三公国っていうものがあったんですね。そういやゴーラとかいう名称もこれまでに出ていた気もするけどもモンゴールとそういう繋がりになっているとは知りませんでした。
やっぱりアムネリスは負けちゃうんですね。戦力的に互角だったらナリスとスカール相手に正面から勝てるとも思えないし。その後愛人になっちゃうとかアムネリスも散々なんですね。でもそれからイシュトヴァーンに惚れちゃう流れがなんだかリンダとちょっとかぶるような気も。
新魔界水滸伝は読んだことあります!が昔すぎてカイザーシステムというのもちょっとうろ覚え……。グインはそういう背景のある人だったんですね。そういえばアウラとかいう単語が出て来たこともありましたね。
今回も補足ありがとうございました。
Posted by: 管理人 | September 07, 2009 11:38 PM