BLOOD+ Episode50 ナンクルナイサ

ついに最終回ですよ。
今回はアバンもなしでいきなりオープニングが流れて本編開始。
先週ラストで小夜が死ぬ気だと告白したのにカイが驚く一方で、ジョエルと岡村記者が最初の観覧席にいたのにむしろ驚いた。まだ居たんだ!
それはともかく、小夜は自分たちは生きてはいけない、生きていてはまた戦争の道具になると死ななければならない理由を口にするのだけども、それを聞いてたカイがそんなことあるかとばっさり否定。
さらに、カイが小夜の側に行こうとするのをハジが止めるわけだが、そんなハジにもおまえだって小夜を死なせたくないんだろうとカイが言ったところ、前々回だっけ?同じような言葉にハジがあなたにはわからないとか言っていたことがあったが今回はついに素直に認めてましたなー。
本人いわく、出会ったころの小夜の笑顔が見たかったんだとか。
ところがハジがシュヴァリエになって初めて見たのは涙で、それ以来小夜は戦う日々で笑う暇などもちろんなくて、そんな小夜に笑顔を再び与えたのはカイとその家族でしたと。
でもって、明日のために今日を生きてと、ハジが言って小夜も生きたいってことで約束もなかったことになりました。


一方外では、へっぴり腰で翼手に弾も当てられんへっぽこ射撃のヴァン・アルジャーノが生き残っておりました。すごい強運の人だな。
そこへカイに置き去りにされた不死身の男デヴィッドがやってきて、オプションDが発動されたよというのが知れたわけですよ。
その事を建物内にいた赤い盾メンバーに知らせて脱出することになったのだが、そこへ現れたのが我らがアンシェル兄さんだったりする。
生きてたのか!と、やっぱり死んでなかったという微妙な安心感を覚えちゃったくらいだ。
避雷針に刺された部分の胴体がなくなっていたが、あのくらいならまだ活動できる範囲内なのか。
アンシェル兄さんはディーヴァの子供たちを狙ってきたのだが、もちろん渡せるわけがないので排除しようってことで小夜が刀に血を通わせて立ち向かおうとしたところ、ハジがその刀を手にとってアンシェル兄さんを今度こそ串刺し。
逆にアンシェル兄さんにも串ざしされたのだが、そんな体勢でカイに向かって小夜を連れて行け、と言ってから愛していますと告白して上からデカイ瓦礫が落ちてきて死亡っぽい感じになりましたよと。
でもって、オプションD、つまりかなり冒頭で沖縄の研究所を空爆したあれだったらしいが、そんな感じで劇場が爆撃されてAパート終了。


さてBパート。
一話目で先生が殺され吊るされていた木の切り株も若い芽が出てきて月日もたちましたよというのを小夜が見ていたが、そこへカオリが出てきてあれっ?という感じだ。
とりあえず小夜が翼手と戦う旅に出ている間に2年たってるんだよな?もう二人は同級生じゃないのねとか。
それはさておき新生OMOROでなにやらパーティでもやるらしく、ジョエルまでもが沖縄にやってきておりました。
デヴィッドがアロハを着ているのにも驚いたが、翼手事件の後始末を手伝えないって、それはもしやと思いきややっぱりジュリアが妊娠しちゃってたし二人はついに結婚したんですね。
ジュリアが指輪してたし。
そういやルルゥがさりげに延命できているらしく、カルマンだったかモーゼスだったかが言ったとおりにルルゥは沖縄にも来れたしスゴイなー。
カイが小夜の髪を切ってあげて昔の髪型に戻しつつ、ハジのこととかハジのこととか語っておりました。
新生OMOROの看板メニューはゆで卵ってどういう食堂だ。
真央様が岡村記者が海外に行くのにまたくっついていくってそれは何ですかフラグ立っちゃっているんですか。
そんなこんなでOMOROで楽しくやっている一方で小夜のタイムリミットが来てしまい、始まりの場所にバイクで連れて行って眠気でもう歩けない小夜を負ぶって階段を上っている途中で小夜の手がだらりと下がっておりました。
まるで死んだみたいな描写だが眠っただけなんだよな。
小夜と子供たちを幸せにすると改めて誓いつつカイが涙流してエピローグ。
カイがディーヴァの子供たちに自分を父さんと呼ばせているのに吹いた。
未婚の父か。
でも小夜のことはおばさんなのか。
そしてなにげにリボンを巻いた薔薇がおいてあってハジが生きているのかしら!みたいな事を匂わせて終了。

ところでアンシェル兄さんの指輪は何の意味もなかったんですか。
ヴァン・アルジャーノが政界との癒着で逮捕されていた。死なんかっただけましだな。
ってか、ヴァン・アルジャーノと一緒にいたメガネの人はサンクフレシュの人じゃなかったのか?
そしてネイサン生きてたー!

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BLOOD+ Episode49 二人の女王

アバンで、劇場内に発生した翼手を撃退しつつ逃げるアメリカの偉い人とヴァン・アルジャーノの図だったのだが、ヴァンがあまりに何も知らんからか言ったとおりにアメリカ人じゃないからか見捨てられてしまいましたよ。
さすがに飴を舐める手も震えていたが、憐れな彼の末路はとりあえず今回では不明。
しかし銃もろくに撃ったことなさげなインテリタイプだし、そもそも銃では翼手を倒せないんだし、かなりお先真っ暗なのは確かだ。
先週助かって死亡フラグ回避かと思わせといてこれかとおもえば切ないが、オプションDだったかプランDだったか、もしかするとBかも知れんがとにかくそれの発動を視聴者の皆さんにお知らせするためだけですか。
ついでにやっぱりコリンズはジュリアを刺した後遁走してしまったんですかね。


さて本編。
ハジ対アンシェル兄さん、小夜対ディーヴァの構図なのだがまずはハジとアンシェル兄さんの方から。
かなりアンシェル兄さん優勢だろうと思ったんだがあんまりそうでもなかった。
ハジがやられ役担当かとおもいすぎた。
ハジが翼を出して来たのにアンシェル兄さんも本気出して翼手の姿になったのだが、わざわざ思わせぶりに指輪を外して女形マネキンの胸元に入れていたのは何だったんですかね。
翼手化したら指輪も弾け飛ぶから、大切にしているそれを外しただけなのかな。
アンシェル兄さんいわく翼手(シュヴァリエだっけ?)を倒すには首を落とすか全身を焼き尽くすかしかないらしい。
互いに翼を引きちぎったりハジが予想通りにまた胴をグサッとやられたりしつつ、ハジはやればできるシュヴァリエなのでアンシェル兄さんを避雷針に突き刺して雷の熱で焼くという戦法で倒しておりました。
正直、アンシェル兄さんだからあれでも死なないだろ?という期待を裏切って亡くなってしまわれたのにがっかりなんだぜ?


一方劇場内での小夜対ディーヴァ。
ディーヴァは小夜だけが人間扱いされてうらやましかったとか何とか。
そりゃ元はといえば双子で同じ立場だったのに片や人間扱いで片や実験動物だもんな。
そうして育った環境やらなにやらが全部違うもんだから、翼手の自分に人間のことなどわからないし逆もそうだというディーヴァと小夜はどこまでも平行線なわけですよ。
小夜はディーヴァを解き放ったこと自体が間違いだといい、動物園の惨劇のあの日からディーヴァを倒すためだけに生きることを許されてきたというけれど、ディーヴァはそれなら自分も殺すのか、あの子達も殺すのかと揺さぶりをかけておりました。
小夜は揺れかけたものの、これ以上交わす言葉はないと会話打ち切り。
そうして二人のタイマンが始まった横で、アンシェル兄さんを倒してきたハジがディーヴァの子供を襲うけれどもネイサンにさすがに阻止されていた。
リクの姿からディーヴァの姿に戻っての一騎打ちだったけれども、結果は相打ち。
最終回前に小夜死亡かーと思いきや、刺されて結晶化し始めたのはディーヴァだけだったりで、どうしてかというとディーヴァは子を宿したことで既に血の力が失われていたんだとか。
っていうかネイサンはそれわかってたのかよー。
ディーヴァが結晶化して死んでしまいそうになったところへ小夜が死なないでと縋りつくけどどうにもならない。
最期にディーヴァに子供を側においてやりながら、ネイサンがディーヴァは家族が欲しかっただけだと言っておりました。
たった一人の姉とは殺しあう運命だし、何話か前で敵と傅くものしかいないとかってアンシェル兄さんかネイサンか本人かが言ってたしね。
アンシェル兄さんはディーヴァをどこまでも実験観察対象としか見てなかったしねー。
そんなこんなでディーヴァが亡くなってしまい、シュヴァリエでいる意味がなくなったからというネイサンもあっさり倒しましたよ。
最後に残ったのはディーヴァの残した二人の子で、このタイミングで孵化しておりました。
さらには銃のマガジンを探そうとしたカイが、小夜がこっそり返しておいた新生OMORO(予定)の鍵を見つけてデヴィッド放置で劇場にとんぼ返り。
ちょっ、ルイスとルルゥがせっかく退路を開いてくれてるのに!
デヴィッドが死んじゃうよ!という気もしたがむしろこういう展開の方が不死身の男・デヴィッドは死なない気もしないでもない。
ともあれ、戻ってきちゃったカイが子供を殺そうとしているのに何やってんだ!と言ったところ、小夜がついに自分は死ぬつもりなのだと告白して次週最終回。
サブタイにナンクルナイサか。

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BLOOD+ Episode48 摩天楼オペラ

ついに最終決戦ですなーって感じで国立劇場だっけ?に赤い盾デヴィッド班と岡村記者、それからジョエルがやってきておりました。
小夜は眠りの時期が近いと何話か前から出ていたように、もうかなりヤバげでうっかりするとばたっと倒れそうな眠気具合。
前回、そうした小夜の状態を知ったカイがハジを呼び出してタイマンで話しておりました。
小夜は本当に大丈夫なのかと聞けばハジは大丈夫だと言うし、小夜に戦わせたくないんだろうと聞けば小夜は戦いますと返す。
でもって一番ハジが聞かれたくない、言いたくないだろう小夜を死なせたくないんだろうというのに冷たくあなたに私の何がわかるというのです、と。
そりゃハジだって殺したいわけじゃないどころかまるで逆だろうけども、小夜本人から頼まれた上にそれがあなたの望みならが口癖みたいなもんなんだからやるしかないってところなんだから、カイの言葉はタイミング悪いというか何というか。


オペラ公演の後にディーヴァの歌があるという構成らしく、ディーヴァが車で到着したと劇場の外で見張っていたルイスとルルゥから連絡が入り、舞台に上がる前に殺るってことで小夜とハジが出動。小夜が、カイがハジと出て行ったのに、そっともらった鍵をカイのジャケットのポケットに入れていたのが切ない。さらに、デヴィッドが小夜を、ディーヴァを倒すための兵器だという以上に仲間だと言ってくれたのも切ない。
ディーヴァを見つけられたもののやっぱり眠そうな小夜では勝てそうにない上に、ディーヴァが舞台の上に小悪魔みたいな衣装を着けて現れて、早着替えだな!と思ったのだがそうではなくて戦っていたのはディーヴァに化けたアンシェル兄さんでしたーというオチ。
舞台袖でえらく派手に戦ってるもんだと、アンシェル兄さんが手のひらからエネルギー玉みたいなのを出して恥をボコるのに思った。
アンシェル兄さんは意外にも小夜がディーヴァを動物園で解き放っちゃったのは失敗だったってのに同意したりして、何でかと思えばそうしなければ自分がディーヴァを独占できていたからだとか。
そうして世界を知ったディーヴァが自分のあるべき場所を求めてどうのこうので、今は翼手だらけの世界になってディーヴァがどうするかを知りたいらしい。
知り尽くし研究し尽くすのが愛なんだとか。
元は人間だったアンシェル兄さんがそんなことを言うのに対し、元から翼手だった小夜が自分たちはこの世界に現れるべきでなかったと返す。皮肉なもんだ。
とにかく最初からわかってたけどやっぱり相容れないんでバトル続行。
その間にもディーヴァが歌い続けて、衛星アンテナ爆破には成功したのにアンシェル兄さんの計画は二段構えで軍用の衛星を使って生中継しよりました。
オペラハウスの中のみならず外でもすっかり翼手だらけですよ。
オペラハウスの中って言えば、ブレッドだっけ?あの国務長官似の人も翼手化しておりました。
同席していたヴァン・アルジャーノが殺られるかと思ったが、悪運が強いらしく彼は辛くも無事。つか、このことを知らされてなかったってことはディーヴァの歌で発症率が跳ね上がるということを聞かされてなかったってことで、ディーヴァの存在自体を知らんかったんだろうな。


カイとデヴィッド、ルイスとルルゥで中継車を破壊して衛星生中継は止められたものの結構手遅れな予感。
さらに、既に翼手化しちゃってた人々に取り囲まれて、デヴィッドは左肩をやられて結構ピンチですよ。デヴィッドは微妙に死亡フラグが立ってる気がしてならんし。
岡村記者は戦闘要員じゃないし、ジョエルを連れて早々に避難したんですかね。
中では小夜とディーヴァが直接対決。ハジとアンシェル兄さんがガチンコ対決なのだが、ハジがまた串刺しの予感がひしひししますな。
ただ一人この状況で傍観中のネイサンの正体も今回ほんのり明らかになってたな。
どうやら小夜とディーヴァの前の翼手の女王とかその前からとか、かなり長生きしてるシュヴァリエらしい。
なるほどだからディーヴァに対して、アンシェル兄さんだとかみたいな過剰な思い入れもないのか。


冒頭、また沖縄在住なカオリが出て来ていたが、ディーヴァの公演を見ていたりするもんだからもしや翼手になっちゃったりするのか?!とちょっとキョドったじゃないですか。
そいつは残酷だなとビビったがさすがに一話目から血が吹き出てたアニメだけどもその鬱展開は今のところは
なくて何より。

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BLOOD+ Episode47 全ての血を越えて

アバンで超久しぶりな沖縄在住・小夜のお友達なカオリが出てきておりました。
ついでに岡村記者の実家の写真屋さんも。
こういうのはいわゆる死亡フラグじゃね?と思っちゃうのだが、まあ最終回も近いしね。


先週明らかになったディーヴァの歌を使った翼手増殖計画を少しでも食い止めるために赤い盾として作戦開始。
デヴィッドとルイスとカイ、さらに岡村記者が衛星アンテナを爆破して世界中でウボァーなことになるのをくい止めるってな分担らしい。
作戦に出かけるってところで、岡村記者が愛用のカメラを真央様に預けていったりするもんだからまた死亡フラグか?それともラブフラグか?!と軽く驚いた。
その後にジュリアがデヴィッドに気をつけてみたいなこと言ってたが、この二人はすっかり大人のラブですな。
フェリー上で、岡村記者とデヴィッドが、お互いに父親に導かれるようにしてこんなことになっているんだとかといっている所へ、カイが自分は小夜ともジョージとも血が繋がってないけどここにいる、自分で選んだからここにいるんだとカッチョイイこと言っておりました。
序盤の銃を撃つにもへっぴり腰だった彼とは大違いだ。プロポーズまでしちゃったしね!
そんな感じで4人が作戦決行中の頃、ネイサン宅でジェイムズが先週ディーヴァじきじきにボコられたソロモンにサロメよろしく小夜の首を持ってきてやるぜとかと予告してお出かけですよ。
ネイサンにジェイムズは、ディーヴァにひざまずかないのなら生きている価値はないまで言い切っておりました。
そんなジェイムズが立ち去ってからいつのまにやらいたアンシェル兄さんがネイサンにジェイムズの役目だったシュヴァリエ殺しをおまえが担うか、なんて言われていたが、ネイサンが俺に指図するなですよ。
アンシェルはディーヴァを観察対象としか見ていないと指摘するものの、シュヴァリエがそれぞれディーヴァを別の見方をしているともネイサンは言って姿を消してた。
ジェイムズのサロメ発言を知っているやらいないやら、ネイサンは屋敷の地下かなんかに監禁していたソロモンを放してやったついでにきちんと服を与えたりなんかして、ネイサンはどこまでも芸術家なんだな。
ロンドンでジェイムズ一人に小夜とハジがボコられそうになった時も間に入ったのはそういやネイサンだったんじゃないっけ。
味方をするというよりこだわりがある人ですねー、ネイサンは。
そうして自由を得たソロモンも遅れてジェイムズが襲撃中のアパートにやってきて大乱闘。
ルルゥもいるにはいるが、シフとはいえちびっ子だからあんまり戦力的にあてにはならんのか。
ハジも翼手の翼が解禁になったとはいえ、それは空を飛べるようになりましたくらいのもんだし、ソロモンは先週血を抜かれすぎて全力には程遠い。
やたら固いジェイムズ一人の前に殺られそうだったけど、そんなところへいきなりピシッとヒビ。
斬られてないのに何で、とおもったところへルルゥがソーンだと呟いてくれたので納得。
ジェイムズは身体を補うのにコープスコーズのそれを使ってるからソーンとも無縁じゃないし、だからこんないい所で自滅する羽目になっちゃいましたーと。
小夜を殺るためにモーゼスを利用した因果応報とも見えますがな。
そうして崩れた所へ、ハジがろくに立てない小夜を抱えて剣を突き刺して決着。
何とか倒せてよかったーという所で、ソロモンが手の甲に口づけなんていうキザ仕草をして、あなたが必要とするならいつでも名前を呼んでくださいなんていって風のように去って行ったものの、戦闘中に小夜の刀の切っ先が肩を掠めていたのが致命傷となってソロモンもご臨終しちゃったよ!
死亡フラグは立っていたが実に悲しい。
アンシェル兄さんが最後に馬鹿者……、なんて言っていたが、結局この二人はどういう関係だったんだろう。これがわからない。
最後に、ディーヴァとネイサンがお話していて、シュヴァリエも自分とアンシェルだけになっちゃったというネイサンの言葉にディーヴァは興味なさげ。
ディーヴァの関心は子供というよりまだ繭とでもいうべきそれに向かっているらしく、これまで自分に従うか殺そうとする相手ばかりだったからそうじゃない子供たちは特別なんだそうだ。

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BLOOD+ Episode46 あした天気になあれ

冒頭、動物園での事件からどこぞへと列車で移動している昔のハジと小夜。
その車中で、ロンドンにいたときだっけ?小夜が思い出したとか言っていた約束を交わした模様。
でもお約束として小夜が約束を口にする時に汽笛が鳴って視聴者にはわからないわけだが。


さて今回わかったこと。
・アンシェル兄さんとヴァンが何してたかって言うとつまりやっぱり壮大な自作自演。
翼手を自分たちで生み出して、翼手を殲滅できる生体兵器のコープスコーズ生産して米軍に売り込んでみましたということらしい。
ってかホワイトハウスだろうが、あの女官僚は某・米国防長官じゃあるまいか。
そんなサンクフレシュの自作自演CMを見ていた赤い盾メンバー、ジュリア先生の講義で、サンクフレシュの商品に仕込まれたD塩基を摂取しちゃった人が人口の3%くらいいてその中の1万分の1の人が翼手化するらしい。
岡村記者がさらりと暗算していたがおよそ2万人だとか。
さらに翼手化の確率を上げるのがディーヴァの歌で、ディーヴァを見ながらライブで歌を聞くともう確率が100%になるんだとか。


・小夜にふられたソロモンが一人たそがれているところへネイサンがやってきました。
「ディーヴァの子供たちが見たくない?」とか何とか、ああでかくなった腹を見せるのかと思わせたところへ既に出産済みでしたー!
アンシェルがお腹を切ってって、帝王切開かよ!
やっぱり翼手の生態はスゴイなということなのだが、ともあれこうして次代の子供が生まれたんだし争う理由もないよねというネイサンの言葉に、ソロモンはそれでも小夜に心を捧げたのだと言ってディーヴァを殺るために頑張った模様。
小夜にふられてションボリへこんでいるのもかわいそうだが、かといってあっさりやっぱりディーヴァの元に返ってもなんだそれ!という感じなので、ボコボコにやられていても、ソロモンはいい男だ。
でもまあ、もしもソロモンがディーヴァのシュヴァリエに復職希望でも、ジェイムズをあっさり捨てた時の台詞どおりに子供がいるからもう要らないなんて言われそうだが。
アンシェルが戻ってくる前に始末しておいて、とディーヴァに言われたネイサンがどう始末しちゃうかだよな。


・真央様のたくらみで小夜と二人で買物に行くことになったカイ。
まだコクってないのかと言われたからでもなかろうがちゃっかりコクっておりました。
その前に小夜と一緒にジャグリングの大道芸を見たりホットドッグを食べたり真央様の指令と思しき下着の買物に同行したりしていたが。
アパートで赤い盾メンバーが、翼手化を防ぐには歌わせないためにもディーヴァを倒すしかないなんて言って重苦しい雰囲気になっているさなか、夕日の見えるケーブルカーに乗りつつカイが新しいオボロ(でいいんだっけ)を一緒にやりたいとかと小夜に言っておりました。
小夜はそれを聞いて涙を流していたんだけども、ここで冒頭のハジと交わした約束のシーンが回想スタート。
まあ薄々わかっていたこととはいえ、約束の内容は、全てが終わったらハジの手で自分を殺して欲しいというもの。
そんな約束があれども、カイの言葉が嬉しかったと小夜は言うのでありました。

ところで、真央様のたくらみで小夜と引き離されたハジが困っていたのが今日の見所。
「えっそんな、ちょっと困ります」みたいな顔してましたがな。
あとはルルゥが先週の衝撃展開を引っ張ることなくハジとなかよしだったこととか。

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BLOOD+ Episode45 手のひらを太陽に

先週ジェイムズとなにやら話をしたモーゼスがいきなりカイを襲いにやってきた。
カルマンを探しに来たかとカイが思ったところに鎌をじゃきっと取り出してさっくり殺そうとしましたよこの人。
皆がぎょっと驚く中で小夜がいち早く刀を抜いて間に割って入っておりました。
なんでだ?!と動揺するカイを一生懸命しとめようとするモーゼスと理由はわからんがそんなことさせられるはずもない小夜と、その間に入っておろおろなルルゥ。
窓の外に投げられて普通の人のカイは全身打撲くらいするんじゃないかとちょっと心配したがハジがきちんと受け止めてくれておりました。
ルイスの指示でちょうど朝になったところだし光の差している方へと逃げて行ったものの、ニューヨークはビルだらけなもんで朝が来てもなかなか影も多くて逃げづらい。
そんな街中を逃げていたカイがついにフェンスで逃げ場をなくしたところに追いつめられたものの、偶然鏡面なビルで光が反射されてモーゼス撃退に成功して何とか無事に逃亡成功。
その後セントラルパークまで逃げ延びた所でルイスから着信。
何とか無事で日光浴を楽しんでいて小夜とハジに連絡して向かわせるからじっとしてろとか、ルルゥがものすごく言いづらそうに小夜にモーゼスを殺さないでなんてお願いしたりして今週もルルゥはカワイイ。
昼間のセントラルパークは影もないから安心だねと思ったところへ特攻覚悟のモーゼスが襲い掛かってきてカイの逃亡第二ラウンドスタート。
もう光の中だろうとやけっぱち戦法のモーゼスはすごかったけども、カイにフードを撃ち落とされてまたしてもカイの勝利。
つーか、カイがいつしかそんなことが出来ちゃうほどの射撃の腕になっていたかと思うと成長がしみじみ感じられますな。
シフは光の中に姿を晒すと緑色の炎で燃えちゃうのだが、モーゼスが炎に悶絶しかけたところへカイが光を遮られるようシャツを掛けてあげておりました。なにこのジェントルマン。
モーゼスが情けは無用だとか言いつつ、カルマンのことを死なせたくないんだと独り言チックに言ってからカールの手でおなじみのあの変な結晶を飛ばす技でカイを殺ろうとした所へカルマンぎりぎり登場。

ソーンが出ちゃって大人しくしていたカルマンは、いきなりやってきたジェイムズにモーゼスがありもしない希望に縋ろうとしているんだってなことを嫌味たっぷり嫌悪もたっぷりに伝えていたが、ここのジェイムズの顔はスゴかった。
モーゼスにカイを殺させようとしているのは当然ジェイムズなのだが、その理由がディーヴァの言葉。
シフの体をツギハギすることで延命したジェイムズを見てこんなの要らない発言した挙句にカイをシュヴァリエにすればよかったとか言ってたし。まあ、それはおなかの子供がいれば他は要らない発言にも繋がっているんだが。
でもってそれが聞こえていたジェイムズの嫉妬その他いろいろでカイは受難な目に遭っているわけだ。
コープスコーズが最長7日しか生きられないのはフーンと思ったが、やっぱりソーンが一度出ちゃうともう助からないとかってことなのかな。
それはともかく、カルマンがやってきて薄々わかっていたけどもやっぱりディーヴァの血があっても助からないものは助からないってことでモーゼスとカルマンはルルゥにそれぞれの武器を残して姿を消してしまわれた。
モーゼスとカルマンはどこかの橋のそばで夕暮れを見ながら、カイが自分たちのことを語りついでくれるだとかルルゥは沖縄まで本当に行けちゃいそうな感じがするとか語ってからやり残したこと、つまり光の中に立ち上がってお亡くなりになってしまわれた。
たすからなさげだとは思っていたがやっぱり泣ける。
最後にルルゥに遺品の二つを渡しつつ、カイがもう誰も泣かせねぇと言った所で終了。
それと次回予告を見るに小夜にふられてしまったソロモンが出てくるらしいが、残り話数も少ないしガスガスと淘汰されていきそうで怖いな。

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BLOOD+ Episode44 光の中に

久しぶりにシフの話。
っつか、出てくるときはソーンで誰かしらがやばいことになっている気がするのだがこないだジェイムズを殺ったと見せかけた時はそうでもなかったので気のせい。
不死身の男・デヴィッドは退院するまでにあと半月はベッドの上だとか、ディーヴァは人間換算で妊娠8週目だけどなにせ翼手なのでいつ生まれるかさっぱりわからんだとか(つかリクの子だとそういや確かに一年以上経っているんだと普通に気づかなかった)と話しているうちに、小夜がふと何かに気付いたようにジュリアが立っているそばの窓に目をやりました。
何かと思えばルルゥが来ていて驚いた。
ジュリアが普通に驚きの色も見せんのが知的キャラの面目躍如。シフがそういうこと出来るってわかっているだろうし、むしろ驚くのはまだ生きていたのかという点らしい。
シフからソーンという不安定な部分を除いたのがコープスコーズであって、それが出来たのもディーヴァのD塩基があってのことだとか。
小夜のそれではだめかというと、絶対だめということもないだろうが長い年月と研究が必要で、それまでシフがもつかどうかというかぶっちゃけ無理みたいな感じらしい。
すっかり小夜他皆に馴染んだルルゥが19時からのテレビを楽しむ後ろでそんな話をしておりました。
カイがなぜか血液パックみたいなもんを用意していると思ったらどこかへお出かけで、なんだと思えばモーゼスと密会、じゃなくて血液を渡していた。
モーゼスはカイに感謝して次に生まれたら君の側に、とか言っていたけどいま生きて側にいるんだからそんなこと言うなと叱られておりました。
一人お留守番していたカルマンのところに先にルルゥが戻ったら、カルマンはいつものキレっぷりで人間なんざ信用ならないという趣旨のことを言っていたけど、それはついに彼にもソーンが出たからだった。
人間とは違う一番のところなソーンが出ちゃったらそりゃああいう物言いもするよな。
グレて家出した(違)カルマンを追ってルルゥも飛び出したものの、いきなり見失っていた。
エエー?という気がするが、ルルゥが一緒に探してとお願いにきたので小夜以下4名で捜索するもののぶっちゃけ無理でした。
モーゼスは一人残っていたのだが、そんなところへ近づく怪しい人影が!というかジェイムズなのだがもう復活したんですか早っ!


カルマンは日中の町で一人たそがれておりました。
死ぬのが怖いけど何で怖いかわからない。
どうして生きているのかわからない。
そんな彼が赤い盾から横流しされてきた血液パックじゃなくてナマモノをってことで看護婦さんか何かを襲っていたが、ふとイレーヌが見えて手を止めてふらふらとイレーヌのほかにも見えてきたシフの仲間たちに近づいてみたけどそれは幻でしたと。
でもってもうソーンのおかげでお亡くなり済みの仲間が見えたのは彼らの思い出が自分の中にあったからってことを悟ってやっとカルマン帰宅。
でもそんな前にジェイムズに訪ねられて、小夜に殺られたはずなのになんで生きてるかって言うとシフの体っつかむしろコープスコーズの体をツギハギしましたみたいな種明かしをして、自分についてくるならソーンをどうにかしてやるとかといわれたものの、いまさら特にディーヴァ側のお情けで存命するなんてお断りとモーゼスも言ったものの、自尊心でソーンは消えないというジェイムズの言葉も確かにもっとも。
そんなモーゼスに追い討ちを掛けるごとく、カルマンが悟りを開いて思い出の中にいるんだからあんまり死ぬの怖くなくなったよみたいな事を言い出したのでモーゼスは決めてしまったようです以下次週。

今回はツバサ・クロニクルがないんで久々に次回予告が見れたのだが、モーゼスの中のランキングがあまりにカルマン>越えられない壁>カイなのがわかりやすすぎだ。
それとルルゥは完璧おいてけぼりですか。

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BLOOD+ Episode43こころ乱れて

先週ソロモンに拉致られた小夜だけど、マンハッタンのどこぞの部屋でお目覚め。
ふと気づけば裸だし(着ていた服は汚れていたので捨てられておりました)クローゼットに用意されていたのはベトナムで初めて会った時に来ていたようなドレスだったし。
近づこうとするソロモンを小夜が避けて避けて避け続けていたが、そこまで避けなくてもいいじゃんと思ったもののソロモンも結構微妙だとすぐに思えた。
一生懸命小夜が好きだとアピールしていたが、永遠を過ごすとか言ってもディーヴァとかにとって危険なのに変わりはないからアンシェル兄さんあたりにずっと狙われるんじゃないのか?
とはいえ今までも狙われてはいたが積極的にってわけでもなく、ディーヴァに子供が生まれて世代交代したらどうなるんだろう。
そういやこのことでネイサンがアンシェル兄さんにディーヴァをくれとか言っていたのはさておき、邪魔すんじゃねぇぞとすごんでいたのに驚いた。
対ジェイムズならともかくアンシェル兄さんにまでか!ネイサンすごいよネイサン。


ソロモンと小夜に話を戻すと、小夜を捜索していたハジがやっと二人を発見。
でも、ハジと一緒でも小夜には暗い未来しかないと主張するソロモンのおかげでシュヴァリエ対決ですよ。
基本的にソロモンの方が一枚上手で、ハジは腹をグサッと刺されてしまうわけだがソロモンをビルの屋上から突き落としたものの、翼手に変態されてシュヴァリエでも無事にはすまないくらいの高さから落とされそうになったっつか落とされちゃったわけだが、休眠が近づいていた小夜もうっかりビルから転落してそんな小夜を救うために髪を結んでいたリボンがはらりと解けて翼がデテキター!
髪を結んでいたのはそういうことだったのか。
今まで翼手の力を出さんかったのは、動物園で小夜を狙う人間から小夜を救おうとした時に驚きと悲しみの目で見られたからだとか。
どこまでも献身的なハジに泣けるものの、それはさておき小夜が決定的にソロモンをふってしまったところ、リクの子供を妊娠しているディーヴァを殺められるのかと先週の時点ではカイとデヴィッドしか知らなかったのを暴露しちゃってますよ。
それでも殺すといえず、また新たな悩みが出来てしまった小夜カワイソス。


さて、これまた先週ジュリアを庇って撃たれたデヴィッド。
どこぞの病院で手術を受ける間際、ジュリアに戻って来いと実にカッコイイ、今まで何度それ言えよと視聴者に思わせた台詞を吐いておられた。
駆けつけたカイとルイスがジュリアを責めるでもないのに、この裏切り者が!みたいじゃなくてなんとなく嬉しい。
手術が無事に終わったらしきデヴィッドを見ていたジュリアを見るに、ベトナムの時は全く脈なんぞなかったのにと感慨深いもんだ。
デヴィッドが呑んだくれたりジュリアが裏切ったりしたもんな。
カイを先にニューヨークに帰らせて小夜の帰りを待つようにルイスが言っていたけども、そうしてニューヨークに戻ってきたカイはしょぼくれていたあまりに真央様に襲われていた。
そんなにしょぼくれていると小夜を奪われると真央が発破をかけていたけども、好きな男にそんなことを言う真央様ちょっと切ないな。
グレイのところに居たあの女子との会話で多少は吹っ切っていてもそれはそれ。
翌日にでもなるのかな?小夜のために慣れない手つきで料理して指を切ったカイに、真央が絆創膏はりつつこんな健気で一途な自分をふるんだからおまえも(小夜を)一途に思えと。
そこへ小夜をつれてハジが帰ってきて以下次週。
小夜にふられてソロモンの死亡フラグがなおさら濃くなってきた気がしてならない。

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BLOOD+ Episode42 響く、歌声

冒頭、ディーヴァの興味は今度はカイに向けられたようです。
リクといいカイといい、小夜の大切な人が欲しいんですかね。


ディーヴァのイベントで取材決行中の岡村記者と真央様、ネイサンプロデュースだというのにネイサンはその筋ではすごいらしい。
その筋というので、オカマ業界かとなんとなく思ってしまうのがネイサンクオリティ。


先週発覚したディーヴァの妊娠をジュリアが診たところによると、人間換算で8ヶ月だっけ?
それにしてはあんまり目立たない気がするのだが。
ジュリアは翼手のすべてを知りたいとは思っても、翼手が危険な生き物だともわかっているだけにためらいも捨て切れん模様。
リクの影響でカイが会場に来ているのを感じ取ったディーヴァ、それを聞いたアンシェルがディーヴァを前にしても何もできなくてフラストレーションためてたカイを拉致ってまいりました。
カイをシュヴァリエにスカウトしても当然お断りされたわけだが、リクとの間に子供が出来たと教えて揺さぶっていた所にタイミング悪くネイサンがノックなしにやってきて失敗。


コンサートが始まってディーヴァが一曲披露してしばらく経った所で、何でこんなコンサートをやらかしたか判明ですよ。
ディーヴァの歌を聞いてそういう適性か何かがある人は翼手化しちゃうみたいだ。
ディーヴァよりもチョコレートバーとかベタなギャグを飛ばしていたちびっ子三人のうち太った奴が翼手化してたし。
そうして会場がいきなりバケモノが現れて混乱した所へ、上空にヘリで待機していたコープスコーズがさらりと鎮圧。
しかもその一部始終をライブでペンタゴンに送っていたとか。
すごい自作自演なわけだが。


さて、ディーヴァがカイを勧誘していたものの、リクの顔と声音を使ってもリクはシュヴァリエになることを望まないってことでやっぱり失敗。
ぷくっと頬を膨らませたディーヴァが、みんな小夜姉さま小夜姉さまって言ってたけども、とりあえずアンシェルとネイサンはそうは言わんのだからいいじゃないのさ。
ともあれ小夜が眠気を堪えてやってきて戦闘開始。
でもあっさりアンシェルに掴まって手首をゴキリと握りつぶされるしで、アンシェル兄さんの強さは異常。
ハジもネイサンに掴まるし、絶体絶命だと言うところにソロモンがやってきて小夜だけ攫って行ってしまわれた。
小夜がいなくなったということでディーヴァのやる気も失せちゃったようだけど、ハジは小夜が攫われたってことでいきなりパワーアップしてネイサンの腕を力ずくでどかして「小夜しかいない」と言い残して追いかけていきました。


ディーヴァ担当から外されたコリンズにやっぱり襲われたジュリア。
銃口を向けられてやばいところへ、窓の外でディーヴァの妊娠の辺りから話を聞いていたデヴィッドが助けに入っておりました。
脇腹を撃たれてちょっと危険な容態になっていたが、かなり以前、ベトナムだったかでジュリアのモーションをさらっとスルーした朴念仁デヴィッドが男を上げておりました。

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BLOOD+ Episode41 私の居場所

今回は真央様の回ですかね。
いきなり空港で成田経由沖縄行きのファーストクラスなんて予約しちゃっていて、あれ沖縄帰るのか?と思いつつ岡村記者を迎えに来させる真央様。
つーか、岡村記者が間一髪でアパートに仕掛けられた爆発から逃れられたあたり、なんだかんだ言いつつきちんと役に立ってるよな。
ロスでのそんな爆発があったから、ニューヨークにいる小夜たちと合流した岡村記者と真央だったけど、爆発はアンシェルの射殺動画だったらしい。
それをネットに流した結果、アンシェルが撃たれたレストランにいて死ぬ現場を確かめようとした暗殺のクライアントが爆発を仕掛けたと。
先週だっけ?ガーデンパーティの時の人だったがアンシェル兄さんが撃たれたときはきづかなかった。
ともあれまたニューヨークでご一緒するようだが、ジョエルから金もらってるのになぜかクーラーもつけんで足を氷水に突っ込んで涼を取っていたりした。
最近のデヴィッドは飲んだくれ以後は特にピシッとしていたイメージがじわじわ崩れるばかりだ。
カイとルイスはそんなもん。
そんな男所帯にただ一人いる女性の小夜が体調が悪いって言うのにピンときた真央はいろいろと世話を焼いて、全部終わったら一緒に沖縄に帰ろうというものの小夜はやっぱり鈍い反応。
真央が料理ベタだってのは全くイメージどおりだ。


さてディーヴァサイド。
ソロモンが解雇されて、サンクフレシュアメリカを頂点にグループ再編されたってんで、沖縄で出てきた頃から一気に出世してしまったヴァン・アルジャーノとコリンズが祝杯を上げていた。
グラスの大盛りの飴が映るあたり、どこまでもヴァン・アルジャーノは飴の人だ。
そこにジュリアが報告に来たものの、コリンズは研究よりも名誉欲で裏切ったタイプなのであんまり興味なさげ。
そこにさらにアンシェル兄さんが来て、ジュリアをディーヴァの担当に指名してコリンズを愕然とさせておりました。
ディーヴァの体調不良はなんと妊娠。
リクを殺った時についでにそんなことになっていたらしい。
そもそも翼手は女王を頂点としている生態なのに小夜とディーヴァというそれぞれ互いに天敵になる存在が同時に生まれたのはなぜかってのは、それぞれのシュヴァリエと交配して二人の女子を産んでいくっていうことなのか。
だから小夜が花嫁だとかなんだとか言っていたんだな。すっかりそんな台詞も忘れていた。
コリンズがアンシェルに一番目をかけられるディーヴァ担当から外されて荒れていたが、このせいでうっかりジュリアが刺されるんじゃないかと思えてならない。


小夜の方の体調不良はそんな妊娠なわけがなくて、眠りの周期に入りかけているから。
そんな大切な事をどうしてみんなに言わないのかというのに、小夜はみんなが必死に自分を思って守ってくれているからこそ言えないのだと。
小夜の考えは、依然単独行動を取っていた時のそれだな。
真央もそんな気持ちを汲んで口外はしないものの、自分のできることに迷いを感じていたけども戦いを最後まで見守って、小夜を沖縄に連れて帰ると真央様らしく断言。
そんな真央にハジがぺこりと頭を下げておりました。
そういや、ルイスの前職はCIAだったとか。すごいな。
あと、ジョエルの訪問していた元将軍とやらがちょっと怪しいと思えてしまった。

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