アリソンとリリア#26私の王子様

ついに最終回。
リリアが攫われたってなところからOPの尺も削ってスタート。
リリアを連れてくる口実になったおばさんもやっぱり脅されて協力させられていたらしい。トレイズにヘッドセットとカセットみたいなものを渡して気絶してしまった。やっぱり狙いはトレイズだったんですね。そこへマティルダ王女の命もあって駆け付けたトラヴァス少佐御一行。マティルダ王女を見て、リリアからトレイズを引き離す係だった男が「あいつの言ったことは本当だ!」と生王女に興奮して失言ポロリ。どうせ何も知らないんじゃないの?と思ったが、さすがにここまで来てそれはなくて、リリアをさらった主犯は囚人42号だと白状。囚人42号は知能犯で懲役400年超に服しているから普通だったらほいほい外に出ているわけもなく、その裏には唯一囚人を合法的に開放できる法務大臣の存在があると。法務大臣のなんとか公爵は息子をマティルダ王女と結婚させたいから、対立候補のトレイズを消そうとしたとか。つまりリリアにとってはとんだとばっちりなわけだ。
一人で来いと指定されたから猛然と追いかけたトレイズが、ジープから走っている列車に飛び乗るとか、先週のトラヴァス少佐並の超アクションをするもんだからすごいにも程がある。列車はブレーキを全部壊して時速70キロ固定にしてあるんだそうで。
リリアと42号がいる客室に入って、リリアがどうしてトレイズを狙うのかって問うのにやっとトレイズも告白できました。よかったねよかったね。
リリアがこれでどうして言わなかったとか言い出したらアレだったが、ずっと隠しているつもりだったというのでよし!ということらしい。いいのか。
トレイズを追いかけてアリソンとトラヴァスが懐かしのアリソンとヴィル時代に最初に乗ったプロペラ機に乗ってきた。やっぱり少女アリソンはかわいいな。
線路が先できれているから列車を止めろと言われても、ブレーキが壊れてて無理だしそれ以前に囚人42号も死ぬこと前提だからやっぱり無理。
トラヴァスが連結器を狙撃しようとしたものの、機関車の上に3人で登って誤射があたりかねないことになったからこれまた無理。
どうするかと思いきや、アリソンが森の中を抜けるというすげー腕前を披露したりしつつ、トレイズだけ先に縄梯子で列車からおさらばしたかと思えば、木の合間に入って姿をくらませてから42号を思い切り蹴とばしてリリア奪還成功。
やったね!ということで列車の上から脱出しようというところで、トレイズは42号に足をつかまれて一緒に列車ごと谷底へと転落したのでありました。これはどう見てもトレイズ終わった。
連絡を受けて駆け付けたらしいフィーがリリアに、トレイズはああ見えてしっかりしているし、幸運の神様に守られているから、というものの客室内にいたならまだしも列車の天上に乗ってたとか無理すぎなくないか。
そして時も流れて新学期。リリアのクラスに転入生がやってきました。
もちろん言わずと知れたトレイズで、ツンデレリリアは一発ボディーブローをかましたり心配したんだからね!と言ったりでみんなの前でいい雰囲気になるとか自重しる。ダンスパーティでリリアの来てたのってアリソンからの伝統のあのドレスだな。一緒に踊ってハッピーエンド。しかしトレイズの素性はやっと告白できたものの、トラヴァス少佐は一生他人のままなんだろうかね。

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アリソンとリリア#25犯人は密かに笑う

マティルダ王女とトラヴァス少佐たちが何者かに包囲されてピンチですーという展開だったのだが、襲撃犯たちは列車に積んでいる金塊を渡せとかイミフな要求を突きつけてきた。
どうやら誤情報をつかまされているらしいものの、誤解を解くために武装解除とかやってられないし金塊がないならないでマティルダ王女を人質にして何かやらかすかもしれんので当然要求なんて却下。
つーか包囲されてはいるものの列車なんだし走りだしちゃえば少なくとも徒歩のやつは振り切れるんじゃね?と思ったらやっぱりそうしたか。そもそも襲撃犯はアフォだったらしく運転席に見張りの一人も置いておかないとか杜撰すぎる。運転士がグルだったみたいな描写だったけどそいつはどうしたんだ?
ともあれ狙いがマティルダ王女じゃないと確かめて、追ってきた車のタイヤを打ってパンクさせて乗っていた奴らを脱出させ、走っている列車から車に飛び移るとか言う超身体能力を披露なさったトラヴァス少佐マジすげー。昔のどんくさかったヴィルの頃からは想像できんな。
トラヴァス少佐がそんなことしている間に、アックスがマティルダ王女からリリアがトラヴァス少佐の娘であり、実の娘よりも自分(=マティルダ王女)を選んだと、スー・ベー・イルのためを選んだと、任務に忠実な人なんだとお話。トラヴァス少佐のそんな事情はやっぱり隠匿されていたようだけども、それを知ったアンが異様に驚いていたのが、もしやこの人も二重スパイとか言わないよね!と軽く不安になった。
アンは実は壁画発見の時にヴィルが撃っちゃったクルツ大尉とやらの娘だったと。だから実の娘を捨ててまで任務に忠実にあろうとするトラヴァス少佐にいろいろと思うところがあったのか。しかも仇とまでわかって復讐心もあったみたいだけども、自分を傍に置いたのはトラヴァス少佐自身であり、別に復讐するのを止めようと思ってのことではないのに、任務に忠実にという故クルツ大尉の言葉を思い出して、車で襲ってきた襲撃犯からトラヴァス少佐を守るのでした、と。
ポイントを切り替えて後続列車を来なくさせるとか、繋がった事件だということから狙われているのがマティルダ王女ではなくトレイズなのではないかとわかったものの、トラヴァス少佐御一行の任務はマティルダ王女一人を守ることなので、後続の列車が危険にさらされるかもしれないとわかっていても無視せざるを得ない苦渋の決断ですな。
それでどうするかといえば、マティルダ王女が直々に後続列車を守りに行くと言い出した。皇族は戦でも先陣に立つものだと。これで折れてまた合流するんだな。


リリアとトレイズはお茶を飲んでたものの、リリアが足をもじもじしてるのにこれはトイレに行きたいんだろう!と思いました思いましたさ。まさかダンスのステップだとはわからんよ。
学校にリリアとダンスを踊るような相手がいないのだと知って喜ぶトレイズはかわいいのう。しかも同じ学校だったらダンスが下手でもパートナーに誘ったとまで言ってもらえて脈ありだな。
リリアはそんなトレイズの内心をさっぱり知らず、いきなり結婚のことだけど、なんて言い出しおった。当然それはアリソンとトラヴァス少佐のことなんだけども、親世代はいい大人なんだから当人同士に任せとけばよかろうに。そもそもトラヴァス少佐の事情的に結婚は無理だろうしさ。
そんなところへリリアが着替えを手伝って欲しいとやらで呼び出され、トレイズと分断されて離れ離れ。
リリアが帰ってこないなと不審に思ったところでいきなり列車の車両が切り離されて、リリアが乗った車両に置いていかれてヤバイですーというところで続く。
狙われているのって本当にトレイズなのかな?着替えを手伝ってくれって呼びに来た人も先週の毒夫婦と同じで報酬に釣られているのかな?

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アリソンとリリア#24列車大作戦

前回、トレイズとリリアが食堂車で鉢合わせして、こいつはヤベーというところだったのだが。
これでトレイズの秘密が露見することもなく、リリアにはマティルダ王女のことをスー・ベー・イルで宝石商をやっているヒルダさんとかって紹介していた。てっきりリリアは一応テレビでマティルダ王女のロクシェ訪問を見ていたから気づくもんだと思ったが、そんなすごい人と偶然出会うなんて思わないから気づかんものか。
マティルダ王女はリリアと会うなり、目の色がトラヴァス少佐と同じだからということで親子関係を見抜くというすご技を披露。いや結構ありふれた瞳の色だと思いますよ。
リリアをもう少し引きとめて、トレイズをパシリにしてお茶を取りに行かせて二人きり。
マティルダ王女はリリアがトラヴァス少佐が父だと知らない上に、父は死んだものだと思っていることから、トラヴァス少佐がスー・ベー・イルのために家族を犠牲にしてくれたんだと知って、何も知らんリリアに感謝しておりました。リリアは当然ながらなにがなにやらと困惑しきりだったが。
すっかり仲良くなって写真を撮っていたけども、これがどういう伏線になるものやら。そのうち、実はスー・ベー・イルの王女だったと知って、ええー!?みたいな反応ですかね。


そんなほのぼのも長くは続かず、列車内で学生さんが毒を飲まされて泡吹いている事件が発生。ランチボックスを配ったマティルダ王女の護衛どもが怪しい!と食堂車でひと悶着起こったものの、アリソンが華麗な推理で謎を解決。毒を呑ませた学生さんを見つけた時点で大声上げればいいのに、目撃者を多くするために二つも離れた車両まで駆けこんでいくとかね。でも、それは医者を探しに行ったからとか言っちゃえばいいんじゃね?ともちょっと思ったが。ともあれ、逆に疑われた犯人(仮)はさらに列車の天井を移動していた奥さんとやらが見つかったこともあって形勢逆転。苦し紛れにリリアを人質にとって見たものの、アリソンが拳銃で撃たれるかリリアを開放して警察に引き渡されるかを選べってので無事降伏させとりました。アリソンはどんだけ早撃ちなんだ。
犯人(仮)の話によると、これは刑務所を出てから見知らぬ男に電話越しに持ちかけられた儲け話だそうで。男に指示されたとおりにやっただけでマティルダ王女のこととか知らなかったしな。あらかた吐いたところであらかじめ飲まされていた毒で犯人(仮)と奥さん(仮)が倒れたと。
マティルダ王女が明確に狙われたことで、もう一緒には行かれないから後続の民間人を乗っている車両を切り離して再出発。
ところがマティルダ王女の乗っている列車は、運転士もグルだったらしく謎の襲撃犯どもに列車を停止させられた上で包囲されちゃいましたー。
このままだとリリアと無関係に事件が終わっちゃうのだが、後続列車の方にも襲撃犯仲間がいるらしく、トレイズが後発車にいるのを見た男が「それは残念」とか言っていたからトレイズも狙われるのかもわからんね。
それにしても次回最終回なのか?

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アリソンとリリア#23偶然の旅行者たち

いきなりリリアとそのお友達が踊ってて何かと思ったが、春休みが終わって新学期に入った13日後にダンスパーティがあるんだそうでその練習をしていたらしい。
つまりもう春なんですね。最初は夏休みで次は新年。長期休暇じゃないと会えないから仕方がないがサクサク季節が進むもんだ。
でもって、ダンスパーティの相手がリリアにはいなくて、トレイズが同じ学校だったらいいのにねというお友達が言うのにリリアも多少はまんざらでもない様子。
一方トレイズは、前回またしてもリリアに事情を明かしてプロポーズし損ねた上に、今度はマティルダ王女がイクスを訪問して直接会いに来るらしい。すっかりマティルダ王女派のメリエルに急かされるし、上手くいくよう祝われるし(つーか呪いなのかマジボケなのか何なんだ)だったものの、メリエルも一応はトレイズが本当の本当にリリアーヌ・シュルツさんとやらをトレイズが好きなら徹底抗戦はしないつもりなのか。つまり王族の結婚は重い意味をもつものだと、特に懸け橋となる結婚をご破算にした上でそうするんだからとかそういうことなのかね。つかトレイズはてっきりもう20歳目前なのかと思っていた。2年前に15の時、って言ってたからまだ17でリリアと同年齢くらいなのか。
マティルダ王女のロクシェ訪問はテレビでも放映するくらいのビッグイベントらしい。スー・ベー・イルの王女だったんだな。ロクシェがロクシェアーナ連邦だっけ?連合国家みたいなのはわかっていたがスー・ベー・イルもそういう感じなんだろうか。ヴェゼル王室とか言ってた気がするし。
マティルダ王女の護衛はいつものトラヴァス少佐とその部下たち。
でもって誰かが囚人番号42とやらに誰かの暗殺を指令したりと怪しい雲行き。

春休みのリリアはアリソンと一緒にルトニ川河口デルタ地帯見学ツアーってことで出発。途中までは軍用飛行機に便乗して旅費を浮かせて途中から汽車に乗っていたが、その汽車に乗った駅が18年前にヴィルとアリソンが写真を残した思い出の駅。懐かしいのう。昔は大陸横断鉄道はすごい高級だったけど今ではちょっとはお気軽に利用できるものになったのかね。
アリソンとリリアが乗った汽車の次の便にマティルダ王女とお見送りのトレイズと護衛の御一行様が乗っておりました。トレイズとトラヴァス少佐もあの写真の駅だとわかっていて、トレイズがトラヴァス少佐へ思わずフィーから借りてきたカメラのファインダーを向けたものの、トラヴァス少佐はお仕事的に写真はご法度なんですね。
でもってトレイズはトラヴァス少佐の過去をご存じなわけで、当時妊娠していたアリソンとの生活を捨ててまで二国間の平和と安定のために仕事を選んだトラヴァス少佐の生き方とかに自分を重ねて、やっぱり世界の平和のためにはマティルダ王女と結婚するべきなのかと迷っている様子。そうしたほうがいいってわかってて、でもあっさりそれで割り切れもしないんだろう。
そういやメリエル王女がやたらリリアとそっくりで笑った。


でもってこれで無事に終わるわけもなく、途中の駅で先発していたアリソンとリリアが乗った列車が故障してしまったもんだから、後発の貸し切り状態だった王女護送の列車に一般人が便乗するという何か起こりますよフラグキター。
トラヴァス少佐がなぜか乗っているのにリリアも怪しんだものの、それはアリソンとデートするからとあっさり納得するあたりお手軽なもんだ。
ところが食堂車でトレイズと鉢合わせ。トレイズかわいそうに。というか今こそ白状するチャンスだぞー。とは思うがトラヴァス少佐も言っていたように何事も決めるのは自分だもんな。ここまでちょうどいいチャンスもなかろうが、しかしヘタレトレイズが告白できるわけがないとも思うんだ。
それにしてもマティルダ王女とアリソンの髪型が似ているのはなんかのフラグですか。年齢的に見間違えるのは難しいけど。

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アリソンとリリア#22明かされた秘宝

トレイズが撃たれた!ピンチ!ってなところで終わっていたので、当然の如くトレイズに危ないと呼びかけたリリアもピンチなわけで。
トレイズを撃ったおっさんに銃の柄で腹を殴られて気絶させられたものの、トレイズから預かっていたペンダントからメリエル王女だと勘違いされちゃうのでありました。
そんなリリアのピントの一方で、フィーとベネディクトを連れたテロリスト御一行は先行して人質二人を連れていく隊とメリエル王女と勘違いされているリリアを連れに戻る隊に分かれて行動。先行したほうはトラヴァスたちが無事に助けて、王宮の離れにそのまま戻って爆破も阻止できたし、撃たれたように見せかけて実は銃の砲身に弾が当たって無事でしたーなトレイズも回収できてめでたしめでたし。
そこへ無線でメリエル王女を人質にしているからフィーに一人で来いと連絡が入るのだが、本物のメリエル王女はトレイズがこのままでいくと婿入りすることになるベゼル王国とやらのマティルダ王女とやらのところにいるから人質ありえなーい。
目を覚ましたトレイズが事のあらましを説明して、やっとここでリリア以外のみんなが共通の認識を持つわけで。
リリアを第一に考えないトラヴァスは軍人として冷静だね。
トレイズが何かアイディアを思いついたらしいが、それはフィーの代わりに指定された場所へ行って囮になるというもの。雪の積もってるようなところだから防寒具を着ていれば女性と少年の体格だと違いもわからんしな。

リリアはそんなみんなの話し合いを無駄にするように、自分がリリアという庶民であるとサクッと暴露。まあ、事情がわからんのに王女の振りをするとか高等技術は無理な子だ。
それにメリエル王女のおしるしは花で、リリアの持っているペンダントはトレイズのだから刻まれているおしるしは鳥。別人決定ですねー。しかしここでクレアはきちんとこのペンダントが王家の物しかもつことを許されないって言ってるのに、なんでリリアはトレイズがだったら王家に連なる奴なんだって思わないんだ。ペンダントがそんじょそこらで売ってるもんじゃないって言ってるジャマイカ。まさかあのトレイズが!ってのもあるんだろうが、鈍感なのも問題どころかイライラする。
さらには身体を張って一番危険な特攻までして助けてくれたトレイズをドロップキックで沈めるとかなんぞそれー。
クレアをいじめるなって、おいおいおまえは空気を読むという技術も知らんの?ドロップキックでトレイズがやられた隙にまた形勢逆転するかと思ってdkdkしちゃったじゃないか。
あと、フィーとベネディクトとメリエル王女で王家の者は全員とか言っていたが、トレイズはじゃあハブっ子なのか。イクスでは王位を継ぐのは女性だから王族男性は要らない子なのか?まさかここまでスルーされるとは思わなんだ。

新年も明けて、すっかり王宮の離れ襲撃とは無縁に平和な新年を過ごしたアリソンとも合流して宝を見に行くことになりました。フィーとベネディクトにペコペコしたりするのはともかく、アリソンが旧友の二人にかるーく挨拶するのもだめだししたりして、リリアの蚊帳の外っぷりもいい加減かわいそうだからトレイズやる気出せ。
宝のある詳しい場所を知っているクレアと行ったその場所はふつーの谷とふつーの原住民がいる場所でした。
最初は何もないから帰れ!と追い払われそうだったものの、フィーがふだんは服の下に入れているのにこの時だけは見せつけるように出していたペンダントを見た原住民の皆さんが、この谷はスー・ベー・イルに通じているのだと明かして宝の意味も発覚。
ここを通れば簡単にスー・ベー・イルに攻め込めるから宝扱いだったのか。
でも今となっては停戦しちゃったからまるきり無価値。OTLのポーズで落ち込むクレアをリリアが元気づけていたが、小娘に励まされてどうするんだ。
そういやクレアの部下には懐かしのテロル財閥だったかの人もいたそうで、懐かしいのう。そういう線もあってトラヴァスが動いたわけか。

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アリソンとリリア#21宿命の父娘

ダイナマイトを発見したトレイズは、それを台所の灰受けに外から入れて爆発させる作戦を立案。ダイナマイトってやばくね?と思ったが、台所はれんが造りだから大丈夫とのこと。なんかバトンみたいな形状といい、家ごと吹っ飛びそうな火力だと何となく思っていたがそんなことないんだな。
リリアにそれをさせる一方でトレイズは離れに侵入するつもりだったのだけれど、運悪く見張りに見つかりそうになったリリアがついてきちゃったこともあれば、偶然あけっぱなしだった玄関を中から閉じられたりと運悪すぎ。中では王室警護官のあの太ったおばちゃんが脱走したのが判明したから見回りも厳重になっちゃうしなー。
なんとか3階の窓が開いていたから、配管をたどってベランダに飛び移ってみたらやっぱりリリアもついてくる。一人は嫌だとかかくれんぼは昔アリソンとやったころのトラウマがよみがえるから嫌だとか私情でついてくるもんじゃねーぞ。だいたい危ないんだし。
3階のその部屋は実はトレイズの部屋だった模様。玄関といいここといい、あけっぱなしとかねーよ。極寒なのになんで窓あけっぱなの。それでもちょうどいいから無線機を使って空軍基地に連絡しようとしたものの、「王宮の離れでぶ」まで言ったところで見回りに見つかりそうになったのでクロゼットの中から屋根裏に避難。ここでもかくれんぼ苦手なリリア自重と思ったが、なんとか見つからんですんで何よりだ。無線機は当然壊されちゃったので助けを呼ぶ手立てはなくなっちゃったのだが。


一方、やっとリーダーがニヒトー議員の娘のクレア・ニヒトーだと判明。フィーも気づくの遅いよ。っていうか正直似てないけどなー。当然動機は宝ゲットもあるけど怨恨もある。ニヒトー議員は29年前だったか、まだスー・ベー・イルとロクシェが戦争中だったころに宝とやらの存在に気づいたらしいが、先代女王にそれを進言したところニヒトーの方が危険人物とみなされて国外追放されてしまったらしい。
でもってクーデターを起こして女王とフランチェスカ王女を殺ったものの、それでも宝のありかはわからんかったそうな。
クレアはフィーが凱旋したあの日、ニヒトーが転落死したあの日にあの広場にいたそうだ。ぶっちゃけ言うと逆恨みじゃないのという気もするが、そんなことを冷静になんて考えられませんわな。先代女王が宝のことを認めていれば、というのがある以上クーデターだって正当化しちゃうだろうし。
ニヒトーが死んだのに少なからず絡んでいるフィーは、自分がフランチェスカではなく双子の妹のフィオナだと告白。だから宝のことなど知らんのだと。
このペテン師!とか詰られたが、リーダーに責められるいわれはねーよ。それを言うならニヒトー議員は人殺しだろう。投げた言葉がブーメランになって返ってくるってもんだ。
宝のことはわからん以上どうしようもないから、女王と王配の二人を連れて国外へ脱出し、イクス女王が偽女王だと公開してめちゃくちゃにしてやろうという私怨丸出し計画に変更になった模様。
そうして連れて行かれる二人と反乱分子を見たトレイズを、三階のトレイズ部屋から狙撃しようとしているのを見たリリアがトレイズ危ない!と叫ぶも手遅れ。トレイズ\(^o^)/オワタというところで続く次週。
それにしてもリリアに妹の王女の服を緊急事態だからって貸したりとか、やっぱりこれは妹登場フラグですよねー。
あと、トレイズが夏の旅行の時のペンダントをリリアに預けていたけども、フィーはリリアと面識がないのか。アリソンとあれだけ激似だったらわかりそうなもんだ。吹雪の中でもアホ毛が立ってるとかな。トレイズはやっぱりヘタレトレイズだから事実を告白できなかったが、一応リリアの方も脈なしじゃないみたいだしがんばれトレイズ。
最後に空軍基地に吹雪の中でも頑張って着陸したトラヴァス一行がついてたしなんとかなるなる。

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アリソンとリリア#20悪夢の初夢

フィーとベネディクトが映画撮影隊を招待していた王宮の離れで、いきなりテロられちゃいましたー。
フィーとベネディクトは抵抗するなと言い残して別室に連行。
でも王室警護官のエマとやらが、料理の皿をひっくり返してそちらに注意が向いている隙に脱出キタコレ。でもね、あの巨体改めふくよかボディーで音も立てずに窓から出るとか、ねーよwwwwと全力で思った。こういうことできないと王室警護官は務まらんのかもしれんが。
そうしてトレイズとリリアがいる別荘までエマがやってきたのだが、そのころトレイズは年も明けたってことでリリアに自分の隠しごとを打ち明けようとしてしかしヘタレ故に失敗して星空のこととか雪男のことなんて話してしまっていたのでありました。
そこへ腰まであるような積雪を突っ切ってきたエマが転がり込んできて、すわ雪男かと思うお約束。
寒さで凍えたエマから王宮の離れで起こったことを断片的ながら聞いたトレイズは救出に向かおうとして、それにリリアまでがひっついてきた。危ないから待ってろとは思うが、きっとリリアが妙なラッキーで助けてくれるんだろうな。


あれだけドカ雪が降るとトレイズリリアのところに帰れないんじゃないかという気もするけれど、アリソンはそのころ首都のカフェかなんかでのんびりカクテルなんかを飲んでおりました。
そこへ来たのがワレン警視監。この人、18年前にフィーがイクスに凱旋した時に、フィーのおしるしを確認したあの人か。でもってニヒトー議員のことを思い出して、ニヒトー議員には18年前に当時6歳の女の子がいたとかなんとか。はいはいやっぱりそうだったんですね。


フィーとベネディクトに襲撃犯主犯の人が、イクスの秘宝とは何かと聞いていたけど、なーんだ私怨とかそういう小さい目的じゃないのか。最初は時間稼ぎのためにもしらばっくれようとしたものの、敵も何もまったくの情報なしでなくて結構正確なイクスの地図を持ち出してどこぞの谷が怪しいとまで目星をつけてきたんだそうな。
それが一期のころに出てきたなんちゃらの谷だったりするのかね。
そのころ、王宮の離れを目指してトレイズとリリアは地下道を歩いておりました。当然ながら王族がいざという時に脱出するように設けられたものなんだろうが、それをどうして知っているのかとリリアに突っ込まれてトレイズは何とも言えませんな。苦し紛れに友達に王室警護官がいるから、とか言っていたがさすがにそれだとリリアの言うとおりそいつは首にするべき。情報漏えいは重罪だ。
途中からトロッコに乗ったものの、鈍いと文句をつけたもんだからブレーキが壊れていきなり恐怖体験に様変わり。普通あれは行き止まりでトロッコがぶつかってかなり重傷負いそうなもんだ。それでも無事に王宮の離れの隣の倉庫について、まずは助けを呼ぶべく無線を使おうとしたものの、なんでトレイズは使わなかったんだろう。自分の正体を特にリリアに明かしてないからか?
ここでリリアがネズミにビビってひっくり返した箱からダイナマイト発見。
そんなもん使うのか!

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アリソンとリリア#19冬のイクストーヴァ

冬になったロクシェ首都。この作品は長期休暇の時しか進展しないんですね。
それはさておき、リリアのところにトレイズから手紙がきました。年越しをイクスでいかがかというのにのって、アリソンとリリアははるばるイクスへ旅行。いまだにロクシェ首都からイクスまで直行便はないのか。何回か飛行機を乗り継いで長時間バスに乗るという長旅の途中、雪崩で道がふさがっていたので夜中にアリソンとリリアとその他バス乗客の皆さんで雪かきをしたものの、あともうちょっとってところで除雪車が来ちゃってあらあらあらなことになったのでありました。
そんな深夜労働があったから、イクスについたとたんリリアはバタンキュー。アリソンは同じ苦労どうしたってのに元気いっぱい。さすが軍人ってところか。
トレイズの妹は王宮、フィーとベネディクトは王宮の離れで毎年恒例の一組だけお客さんを招いておもてなししているんだとか。今年は映画隊。イクスの四季を撮っているんだそうで。
この映画隊ってのが、トラヴァスが怪しいと目をつけている奴らだったりする。匿名口座を使って金を動かしていて、臭い臭いぞ!ということでトラヴァスその他部下3人もイクスに飛行機でやってくるらしい。てっきりトレイズがリリアとアリソン待ちの時に見た金持ちの道楽の飛行機二機がこれかと思ったが関係ないのかね。
今度こそリリアに隠していることを話そうと意気込むトレイズに、アリソンは気を使って単独行動。リリアはぎりぎり年が明ける前に目を覚ましたものの、いきなり腹を鳴らすし食ったかと思えばソファにごろ寝とあんまりにもトレイズが意識されてなくて可哀想すぎ。トレイズの秘密が知りたかったんだろうが、楽しく過ごせればそれでもいいんか。
一方王宮の離れで映画隊を歓待していたフィーとベネディクトは、年が明けた瞬間に銃を突き付けられておりました。ぶっちゃけ18年前の復讐ってあれだろ?フィーが自分の素性を明かした時に失脚したあの選挙に出ようとしてたあのおっさんだろ?ラウリーさんとやらはあんまり似てない気もするが、一緒にいるおっさんがどうにもどっかで見たことある顔なので気になる。
こうしてみんなでイクスにきて事件が起きましたってところで続く次週。
トレイズ妹とリリアのからみが見てみたいが、実はブラコンだとかいう展開だといいなぁ。リリアさんいい人じゃん!みたいな仲良し展開はイマイチだ。

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アリソンとリリア#18ごほうびのキス

前回、飛行艇が座礁しましたーってなところで一回ルパンスペシャルで飛んだので久しぶりだ。
しかし、着水して座礁しちゃったってのにまったく悲壮感もなく、子供たちはレミングスの如く平気で砂浜まで泳いでいくのでありました。なんという適応力。
しかし寒いイクストーヴァで育ったトレイズは当然泳いだことなどなくかなづち発動。
仕方ないからリリアに水中につき落されていたが、なにこのギャグ展開。
リリアにトレイズがしがみついて二次遭難するんじゃね?と思った。
トレイズの犬かきはかわええのう。
リリアが沈没しちゃった飛行艇にありがとなんて言ってる間に、トレイズも沈没しておりました。陸からあれだけ近くてあんな深いとかねーよwwwwwと激しく突っ込んだ。
トレイズは水をがぶがぶ飲んで意識が無くなってたので人工呼吸キタコレ。これがごほうびのキスとかトレイズかわいそうに。ちょっとだけ意識ないふりしてんだろ?と思ったがマジ気絶だったのかすいません誤解してた。
トレイズが意識を取り戻してよかったネーというところで、カロルと男同士の秘密の会話。実はカロルはカロルちゃんでしたー。リリアの長髪をうらやましそうに見ていたのに、実は女なんじゃね?と感づいたらしい。
迎えにきたロクシェ軍にホテルまで送ってもらって、旅の4日目終了。初日に到着二日目カルロと会う三日目遊覧飛行のち遭難で四日目か。濃いな。ちなみに遊覧飛行のおっさんも助かったらしい。
トレイズのところにトラヴァスが来て今回の事件の裏を説明。
遊覧飛行襲撃計画はやっぱりあの軍人が立案したんじゃないんだとか。本当の裏幕は導師様で、導師様はスー・ベー・イルの情報部とつるんで人身売買でロクシェの機密を握っていたらしい。でも今は終戦したからそんなことできないし、だから、ってことなのか。事前にそうとわかっていながら関係者を一網打尽にするために子供たちを見殺しにするつもりだったトラヴァスにトレイズもちょっとキレたものの殴ったりはしなかった。結果的に助かったんだし。導師様はリリアかトレイズかが飛行機を操縦できるとわかっていながら飛行艇に乗せてくれたのはもしかして墜落させたくないというほんのちょっぴりの良心の呵責的なものだったのかもね的なことをほのめかしたものの、当人は行方不明済み。この地にいないっていうトラヴァスの言いように行方不明なのかと思ったが、靴が転がっているカット的に首吊ったとも取れるな。
翌日帰郷なのだけれど、トレイズはリリアとは一緒に帰らず一人旅。
リリアは裏事情をまったく知らんので、導師様がいい人だと思っているのが切ないのう。トレイズのことといいトラヴァスのことといい、一人何も知らんでハブられてるんだし。
リリアは一応トレイズに脈が完膚なきまでにないでもないんだね。よかったねとレイズおめでとうトレイズ。
そういやトレイズがペンダントをしていたけど、トレイズのおしるしは鷹なのかね。王族の紋章だしおいそれと売ってない気はするが。

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アリソンとリリア#17大義の翼

前回リリアの発言から立案した、うっかり翼が当たっちゃって撃墜しちゃったよごめんね作戦が決行されました。
急加速してそれに追いつこうと戦闘機どもも速度を上げたところを狙うのか。
かなり運が絡む難しい作戦だと思ったがちゃっかり成功して一機撃墜。
なかなかぼちゃっと落ちずに粘っていたが、操縦士はパラシュートで脱出して自動緊急信号発信機も作動したみたいです。
ここで、リリアとトレイズがその緊急信号狙いだってのが無線で向こうに筒抜けだったら笑えるよなと思ったがそれはなかった。
リリアがお上品な感じで救援が来るまでの時間稼ぎをしていたが、それで向こうのたくらみが明らかになるってのもどうなんだろう。先週から子供たちじゃないリリアとトレイズには脱出を進めていたが、やっぱり今回明らかになった作戦内容的に詳しく知ってるやつの存在はまずいんじゃないのか。
トルカシアの窮乏をロクシェ中に知らしめるために、子供たちの飛行艇事故を自作自演して喧伝するとか。
大儀だとか言っていたが、そんなのきれいな言葉でごまかしてるだけですよな。
トルカシアがどうしてこんなことになっているかわからんから何とも言えんが、軍人のやつらだけのみならずおまえらがもっと頑張ればよかったんじゃね?こんな手段は下の下じゃね?大義って言葉に酔ってるだけじゃね?と思うんだ。
国の未来のためといいつつ子供を犠牲にするのにリリアがキレて啖呵をきったところでアリソンキター!
トルカシアの軍人は知らんかったみたいだから、アリソンの乗ってきたのはロクシェの最新型なのか。
戦闘機の機体性能差でガスガス撃墜すればいいじゃなーいと思ったが、アリソンはあくまで説得しようとしたものの、それで引いてくれないから結局三機とも撃墜するはめになりましたとさ。
隊長が最後に特攻しようとしたのは想定の範囲内。太陽に向かって飛んで、眩しさで死角に入るってのは常套手段なんだろうな。
あれを撃墜できたアリソンはすごいな。

でもって撃墜される心配もなくなって、飛行艇も着水できたのだけれど、今度は岩礁にぶつかって浸水しちゃいましたー。これはもうレミングスのようにみんなで泳ぐしかないね。
あと、救援に駆けつけてくれたアリソンにトレイズが正体バレスレスレなことを言っていたが、リリアだけが蚊帳の外でカワイソス。
イクストーヴァの血は救われました、父と母と家の名にかけて感謝を。
大げさといえば大げさけどトレイズの正体を知ってればそうでもない。なにせマジもんの王子様だしな。

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