グインサーガ#26旅立ち

ついにレムスとリンダもやっとようやく最終回にしてパロにご帰国できたのでありました。よかったよかった。クリスタル市民の皆さんが出迎えててくれたけれど、レムスは自分に対する歓呼よりもナリスとかリンダに対するそれの方が大きいのがご不満なご様子。仕方ないといえばそうなんだけど、すごい従兄弟とか姉に対して萎縮しちゃうってのはあるある。リンダがナリスにグインを紹介しようとしたけれど、グインはその一足先に北へと向かうべくクリスタルを後にするのでありました。スニがやっと片言だけど言葉をしゃべれるようになっていた。スニかわいいのう。レムスは父母の肖像画を前にしてパロに帰ってきました王位に就きますとかなんとか言っていたが、双子は明らかに母親似だな。戴冠式の朝に目を覚ましたリンダはレムスと一緒じゃないのに妙にさみしく思ったみたいだけど、スニがいつも一緒と言ってくれておりました。やっぱりスニかわいいのう。


さて一方そのころグインはイシュトヴァーンと出くわしておりました。そしていきなりジャパニーズ土下座。王になるため右腕になってくれと頼み込むイシュトヴァーンだったものの、グインも北に行けというお知らせがあったんだからとりあえずお断りだわな。グインはそれでも、自分の正体を知った後ならくらいには言うわけだけども、今すぐじゃないとダメだというイシュトヴァーンはグインが断ったのにもう怒髪天の勢いで言うこと聞いてくれないから敵!ということでいきなりケンカを吹っ掛けるのでありました。しかしグインは前回まで延々でてきていたシドみたいなのならともかく普通の人間相手ならまだ無敗(多分)なので今回も危なげなく勝利。イシュトヴァーンをさっくり倒して北へと向かうのであります。イシュトヴァーンはグインを右腕にして光の公女を嫁にしてモンゴールの王になるという計画らしいが、それだともうリンダとのことはなかった話になってんの?ナリスからリンダがどうってのを聞いてからもうリンダに対してさっぱりスルーなのか。


クリスタルでの戴冠式でなんか起こるのかと思いきやさっくり終わった。と思わせといて、リンダだけがレムスの黒い影だとか血染めだとか不吉きわまるものを見たらしい。カルモルってノスフェラスでレムスにとりついた奴か。つーかリンダはとっさにカルモルがレムスを選んだ!って言いつつナリスに抱きついていたけど、カルモルって誰?というナリスの疑問はもっともだよな。戴冠式でリンダがあれだけ騒いでもスルーとか。広すぎて他のみんなは聞いてなかった説なのか、リンダがああして騒ぐのはよくある説なのか、みんな心の広い大人なので見なかったふり説なのか。


誰のことにしても二期作れる引きだったな。それにしてもマリウスがいるのはあれどこなの。

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グインサーガ#25宿命との戦い

始まるなりいきなりカメロン提督がお言葉を発してくださっておりました。事前情報通りの大塚明夫とかな。トーラス占領も済んで、スカールはこれからアルゴスに帰ると思いきやヴラド大公の隠し部屋で例のカルモルの話に基づくノスフェラス話を知ったもんだから、このままノスフェラスに行くんだとか。正直物好きなもんだとしか言えない。それにつきあわされる草原の民も大変だな。スカール個人についてきてるからそういう文句も出ないもんなのだろうか。
そんなことをなぜ自分に?と聞いたカメロン提督に、スカールは話したいから話すという男らしいにもほどがある答えなんてするし。それでいてナリスにこのことを知られてはいけないとか、どんだけナリス様は警戒されているんだ。信用してはならんお人だとは思うが。
スカールが立ち去ったあとにカメロン提督の前に現れたのが名前が出たその人であるナリス。スカールがノスフェラスに行ったのだという確信満々でカメロン提督に揺さぶりをかけても、それでうっかり口を割るカメロンではないのでありました。ナリスはカメロンを食えない男なんて言っていたが、どの口がそんなことを言うか。


一方レムスとリンダはまだクリスタルに着いておりませんでした。どんだけ遠いの。そのクリスタルに戻る途中でシドキター。パロの二粒の真珠に会いに行くとか言っていたけど早かったな。適当な嘘ついて護衛をまいて二人(とスニ)を変な遺跡あとに連れてきておりました。なんでもウン千年前に滅亡した帝国だとか。シドの狙いはパロの聖王家だけが扱える古代機械だから二人に会いに来たとか言って、グインを動けなくさせたわけわからん眼力を使ってたけど、そこへ我らがグインキター。なんで居場所わかるの。シドと切り結んでいたけどやや劣勢だったもののノスフェラス以来出て来た懐かしのアウラのおかげでシド撃破!と思いきやシドは人外でしたー。人外形態になったシドはグインがきりかかったおかげで肌にみみずばれみたいなほんのりした傷を負わせられたせいで超ブチギレててグインがついに負けちゃうううと思ったものの、よくわからん気合いによって勝ちました。いやまあよかったよかった。
そこへノスフェラスでも聞こえた声がして、グインに北に行けとお知らせ。これはなんという二期に繋ぐよ展開。シドは天上から堕ちて来たでっかい結晶にプチっとつぶされて終了なのか。
最後にイシュトヴァーンが出てきて、探したぜとか言っていたからああリンダをかーと思ったところで探していたのはグインだとか。王になるのに必要なのはグインだと申すか。

トーラスに行ったりと多忙だったナリスの方がクリスタルに戻るのがリンダレムスより速いってどうなんですかね。単純に距離の話?ナリスが空を見てノスフェラスに思いはせていたが、ベック公みたいな反応が一般的ですよな。リンダレムスとアムネリス、さらにスカールまで行っていたからには何かある!私もいつか行かねばなるまいとかナリスの世界のことを知りたいってのも相当だな。リンダレムスは行きたくて行ったんじゃないってのにな。


そういえばアムネリスのこともあったんだった。
前回クムにつかまったもののフロリーたんの健気さとかいろいろのおかげでやる気を取り戻したアムネリス様。クムの王と対面してもめっさ堂々となさっておりました。クムの後ろ盾でモンゴール再興できても、クムにモンゴールの全権よこせってそれ意味なくね?と思ったが再興することに意味があるってことなんだろうか。クムの第二王子と第三王子がアムネリスのところに来てたけど、アムネリスがほのめかした通りに結婚してモンゴール大公になろうぜという話か。アムネリスがあれだけ堂々と渡り合えたのはナリスだったらこうするだろうと考えたからだそうだが、それを以てかけがえのない相手だとはナリス様もここまで過大評価されているとは思うまい。

それにしても最終回手前だってのに今回はどうにも作画がいまいち。ちょっとでも引くと顔が微妙になりすぎだろうさ。

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グインサーガ#24モンゴール最後の日

何やら前回モンゴールに出発していたグインがモンゴール近辺についていたということなのか?シドとやらの見た目もわからんのにどこぞの森の中にいた少年に「おまえがシドか」なんてなかなか聞けるもんじゃないよな。びっくりするほど意味不明だ。さらにシドはわけわからん術でグインの動きを封じて、グーパンで殴ってグインを昏倒させておりました。あれ?こいつ最強なんじゃね?


そのころトーラスではウラド大公がついに死んだり、その一方を聞いたアムネリスがものすごくものすごくものすごーく仕方なく撤退仕様としたら前方をクム軍に阻まれて、後方から追いついてきたスカールに挟み撃ちにされてボロボロとか散々な目にあっておりました。どうにもクムって言うとセムを思い出してああスニの仲間の皆さんですねとか思ってしまう。
ともかく、モンゴール騎士がばたばたやられていく中でアムネリスはどうしてもナリスと直接殺りあいたいけれど、その姿をちらっと見たかどうかというところで部下に腹殴られて気絶させられてクムに投降するはめになるのでありました。
アムネリスのヤンデレ的な感情を知っているやらいないやら、ナリスはアムネリスがクムに囚われたと知っても誇り高い公女が囚われているのを見るほど悪趣味じゃないとか言っていたけど、もうすでに十分悪趣味だから何を今さら。クムのタルーとやらは出てこないのかね。
アムネリスの投降を知らないトーラス残留している皆さんが頑張って沿海州軍を阻止してトーラスだけでも死守しようとしていたけれど、アムネリスがクムに囚われたのを知ってもうメタメタ。投石機でトーラス市街をぼこぼこにしてた中で、その中の一発が偶然にグインがシドに囚われていた温室に当たったというラッキー発生。シドはパロの二粒の真珠に会うのが楽しみとか言っていたけど、まさかグインは今度はトーラスからパロに戻るという強硬軍をやらかすわけですか。

クムに囚われたアムネリスが、フロリーたんの健気な説得でいつかモンゴール再建してやるぜと元気を取り戻していたけれど、アムネリスはやや空回り気味なカリスマしか持ってないから難しいんじゃないの。

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グインサーガ#23如何なる星の下に

ナリス様がモンゴールに進軍するところからはじまりー。
やっぱりルナンとリギア的にはイシュトヴァーンは素性もしれない怪しい奴なのか。でもナリス様のお気に入り。ナリス様がなんか小難しいこと言ってたけど世界の神になる!とか言い出した時は思わず吹いた。比喩だったけどいやいやいきなりだったし。でもナリスの言うこともわからんでもない。やりたいことはあるのに日々の雑事に追われて(略)とかなー、なまじ有能で立場的にもやりたいことやれそうなのに他の事もやれちゃうからな。古代機械にご執心なのもこないだ学生の人と語り合いたいとか言っていたのも今回イシュトヴァーンに話していたみたいなことが理由なのか。
ナリス様がこういう人だからイシュトヴァーンがリンダを諦めちゃうのもわかるわー。でもそこはリンダを信じてやろうぜ。ナリス様がわかって言っていたなら残酷すぎるがわかってないから仕方ないと言おうか性質が悪いと言おうか。翌朝イシュトヴァーンがどこぞへと行方不明になっていたのに、多くの人から崇拝され好かれるけれども気にいる相手こそ傍にいなくなってしまうと言っていたのは今回のこともあればマリウスのこともあるんだろうな。リギアは崇拝カテゴリだから除外か。
先行していたスカールたちと合流しての話し合いで、スカールがやたら豪快というかざっくばらんすぎて吹いた。つーかアムネリス軍の内訳をさらっとベック公に振るなよwwナリス様のお連れがいつものルナンとリギア、それからあんまり見たことなかった男とこっちはまたいつものヴァレリウス。ついてきてたんだな。モンゴールの同盟国だと言うクムだとか本当にグインサーガはアニメ中で地理をやらんのだね。クムにヴァレリウスを行かせるってことは魔道でどうにかしろってことか。しかもこれがあんまり無茶振りでもないのかヴァレリウスの忠誠心からなのかどっちなんだろうな。
アムネリス様はナリスが進軍してきたってことで超やる気満々。せっかく魔導士の人が凶星が出てるからトーラスに撤退お勧めって言ってくれたのにやり合うのか。露骨なくらいにアムネリス負けフラグが立ちすぎてて泣ける。


さて一方グインと双子のターン。
5人いた刺客の残り二人が同時に襲ってまいりました。グインをまっすぐ狙うとさっくり返り討ちになるので、レムスを人質にとって殺ろうとするとかさすがにそろそろ頭使ったな。しかしスニが簪に見せかけた吹き矢でフォローして今回も無事にグイン勝利。
刺客の人が標的はリンレムじゃなくてグインだと明言したから、それに刺客の雇い主のシドがグインのことを悪魔ドールだとか言ったとかでグインはトーラスに行くことになりましたー。もちろんリンダは反対するのだけれどグインの意思は固いので結局お見送り。
前回ナリスからの対カウロスの指示を焼き捨てていたけれど、グインはそれをあえて採用しろと言っておりました。王は自ら果実を取るものではないのだと。まあそれも道理だけどレムスの場合に通用するのかね?という気もする。グインの場合はおkだろうが。
しかしこれでトーラスでグインとナリスが出会っちゃう展開とかになったら笑っていいところなんだろうか。
そういやイシュトヴァーンがリンダのことを「パロの王女」だと言っていたけど、公女ってのはブラド大公の息女アムネリス公女みたいなのだと言っていたけれど、そんなの最初から気付けよ!公女でも王女でもおkとか思っていたのか。

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グインサーガ#22復讐の女神

どっからどう見てもアムネリスのためにあるサブタイとしか思えない。


モンゴールに戻っていたアムネリスはミアイルのお墓参りをしておりました。ヴラド大公の一番のお気に入りでいたかったからミアイルが生まれても剣を取り男の恰好をしていたんだとか。てっきりそうするのが好きだからとかもっとストレートな理由かとばかり。
そんなところへヴラド大公もやってきて、クリスタルから戻ってきたばかりのアムネリスに世継ぎのために嫁に行って男を産めと言いだしおった。まあ必要なことだけどさーさすがに急すぎるんじゃないのと思うんだ。と思ったが、どうも大公は体の調子が悪いから早く世継ぎを見たいということらしい。それは仕方ないね。でもアムネリスがだが断るしても、それはそれで仕方ない。
さらにそこへ、伝令がやってきてクリスタルの陥落とそれを指揮するのがナリスだとやっとようやくアムネリスも知るわけですよ。いきなり画面がパステル調と言おうか、タッチが変わって何事かと思った。それだけアムネリスもショックだったってことか。そりゃそうだ。涙を流しはしてもそこはアムネリス様、すぐに復讐に意欲を燃やすわけですよ。部屋に戻って長かった髪を自分の中の女を無くすために切るとは。失恋して断髪ってのはありがちだがそこに復讐が入るのがアムネリスクオリティ。しかしナリスの手酷い裏切り方もあるにはあるにせよ、先にパロに攻め入ったのはモンゴールだってのに勝手なもんだ。殴ったら殴り返された、そういう状況なのにな。大公に直訴してパロ奪還を任されたのでありましたとさ。


どこぞの街道で山脈越えに成功したスカールとベック公ご一行をイシュトヴァーンが見ていたから、これはあれか!と思いきや普通にスルー。あれ?いいの?いやよくなくても困るんだが。スカールの話を聞いてクリスタルに情報に売りに行って、さらにイシュトヴァーンのことを占いかなんかで漠然とではあっても察知していたナリスに逆にご招待されるとか何と言うトントン出世。しかしナリスもどうしてイシュトヴァーンが占いの人なんだってわかったんだ。旅の人だから?ともあれ、偶然ナリスに会えたイシュトヴァーンはアグラーヤで手に入れたモンゴール密書とスカールの動向をナリスに伝えて就職成功。リギアとナリスの脇に並び立っていたけど、リギア的にはこのぽっと出の新参者はどうなんだ。イシュトヴァーンが来る前にリギアとナリスも複雑そうな、特にナリスの方がめんどくさそうな感じだったが。
先週カースロン隊長から逃げ伸びたタイラン長官、今回クリスタルにまた攻め入ろうとしたもののさっくりパロの魔導士部隊にやられておりました。あれ?魔導士無敵じゃね?グインサーガ一話目でパロが陥落したのって単に不意打ちされたから?何気にヴァレリウスがナリスに名前を知られるくらいに接近してんですね。ナリスの偽装死亡の時は女装を見抜けなかったのになw
モンゴールの援軍の前にスカールが立ちふさがって、スカールの放った「跳ね返り公女」発言にまだグインからそう言われたのを引きずってるアムネリス様かわいい。しかしベック公が投げた槍が乗馬の足元に刺さって、それで落馬しちゃうとかアムネリス様無様。この人いない方がいいんじゃね?なんか役に立ってなくね?


でもってグインは、今回冒頭に追手の暗殺者二人をさっくり倒しておりました。一対二はさすがにきついなぁと思いそうになったが、どうやら二人のようで実は一人だったとかなんとか。でっかい方を一刀両断するなんてグインすげーというんじゃなかったのか。でもそれならどうやって首しめされたんだ。さっぱりわからん。

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グインサーガ#21クリスタルの反乱

ちょっと久しぶりのナリスのターン!
ついに1話目以来モンゴールに占拠されっぱなしだったクリスタルが解放されるわけですが、どこぞへ暴動を鎮圧しに出かけていたカースロン隊長が無様すぎて泣けた。なんか変な野菜投げつけられて、それで馬が暴れて落馬するとかどんだけ情けないんだ……。そのまま気が荒い民衆の皆さんに暴行されるのかとビクビクしたわ。それを助けてくれたのはリギアで、ナリスの指令でクリスタルパレスの特定の門を固めて逃げようとするタイラン長官を抑えろと。
その後リギアはさらに学生とか民衆を扇動しておりました。つーかこの学生どもなんぞ。地味に中の人に有名どころってことはぽっと出の使い捨てじゃないのか。リギアが演説してるところに後からのこのこ出てきて、民衆の皆さんちょっと引いてなかった?

クリスタル防衛中の黒騎士隊の皆さんが、自分らの10倍の数の民衆が暴動を起こしたとかビビっていたし、リギアが策を授けたという油樽作戦でこれはいけるんじゃね?と思ったのもつかの間、やっぱり腐っても黒騎士なので民衆殲滅でしたーオチかと思った。そこへ颯爽と来たのははいはいナリス様ナリス様。かっけーなぁ、タイミング見計らいすぎだろってくらいだ。そのままナリス様は黒騎士をせん滅するのでありました。たぶん。

一方ナリスの指示でタイランを確保しようとしていたカースロン隊長。ところがあんまりカースロン隊長が的確なことを言いすぎるもんだから、ナリスが後ろ盾か!と見抜かれて一人反乱失敗。タイラン長官に逆にやられてしまうのでありました。かわいそうすぎるぜ……。
タイラン長官がクリスタルから落ち延びていったことで、指揮官のいなくなったモンゴール軍に投降を呼びかけつつ反乱成功。やったねナリス様。リギアに学生どもを呼びに行かせていたけども、クリスタルは科学と魔法か、どっちかってーと魔法の方が幅を利かせている気もするが。リギアが、ナリスが誰かを気にいると気を悪くするってのはわかるわー。アムネリスの時もそうだったよな。けれどもそんなリギアもカースロンの亡骸が見つかったってのにはさすがにないていた。ちょっと意外だったわ。でも、「妻になる気はなかった」であれっ?と思ったwwwwwカースロンはめちゃくちゃその気だったのにwwww
ナリスにとってはカースロンは所詮利用するだけの駒だったのか。ナリス様ひどいなぁ。


さて一方レムス。カウロンとやらに手間取ってまだパロに向かうどころじゃありませんでしたー。これまた地理関係がさっぱりわからんから、へー手間取ってるんだーくらいにしかわからんわ。で、そうして膠着しちゃってる間にナリスがクリスタル開放しちゃうんだから泣けるな。つーか苛立つよね。前回の会議で沿海州6国がモンゴールに海軍を出してくれるとかどうでもいい霞んだ情報になっちゃってるな。
そんなレムスを見ていて、リンダがレムスを心配しつつも相変わらず自分の言うこと聞かないからって理由も付け加えるから困ったもんだ。いい加減レムスも一応即位(仮)したんだから言うこと聞かないなんて言っちゃいかんよ。ノー公私混同。
グインは見守ってやれとある意味いつものグイン節。そこへ暗殺者が今度は二人がかりでキター。一人だと無理だったから人数増やすってのは理にかなってるよね!

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グインサーガ#20紅の密使

アグラーヤ含む沿海州6国の連合でパロに味方してモンゴールへ軍を出す決議を取っておりました。いや、アグラーヤか、耳で聞くだけだと固有名詞わからんわー。で、その沿海州6国の中の一国が何やらモンゴールと通じているんだとか。それでもいちおう決議は全会一致で決議されたんだけど、モンゴールと通じているらしいハゲたおっさんは余裕気な表情。なんなんですかね。
前回リンダと別れて単独行動開始したイシュトヴァーンはアグラーヤにいたのかな?決議のおかげで開戦に湧いている街中で、何だか怪しげな動きをする男発見。その後を追ってみたら兵士に囲まれていたのでなんとなく助けておりました。挙動不審だった男はモンゴールの密使で、傭兵だと名乗ったイシュトヴァーンにモンゴールへの密書を託すのでありました。イシュトヴァーンもこれまで何してきたか忘れたわけでもなかろうに安請け合いしていたがいいのか、と思ったけどさすがに何も考えないで届けたりはしないのか。まずは中身を確認して、それで決めるわけね。どういうことが書いてあったかはわからんが、モンゴールとパロの間に起こる第二次黒竜戦役で勝敗を決めるようなことらしい。モンゴールに届ければ貴族の地位を要求してもおつりがくるとか。でもマルスを罠にはめて殺った経緯があるだけに、人相書きが出回ってたら逆に死亡確定だな。だからモンゴールに行かないことに決めたらしい。昔からの知り合いのミリアとやらに馬を用意してもらって、モンゴールの密使の人から身の証にともらったペンダントをミリアにあげていたけども、イシュトヴァーンが出発した直後にアグラーヤ兵かなんかが来て、モンゴールの紋章の入ったペンダントのおかげでミリア死亡とか、イシュトヴァーンの死神ぶりはひどいな。ミリアは恨んでないと言っていたがいやいやこれはすごいことよ?災いを呼ぶのが自分の身だけじゃなくて周囲に及ぶとかなー、しかもそれをあんまり自覚してないとかなー。


一方、クリスタルでは順調にカースロン隊長がナリスに調教されておりました。小心者のカースロン隊長が長官に逆らっちゃうとかそれはすごいことらしい。なので逆に怪しまれて、後ろ盾は誰なのかを探られてしまうわけだが。今回も女装してナリスがやって来ていたが、あれでばれないもんなの?クリスタルの警備はざるなの?なんなの?ナリスは周りで挙兵することも、どこだったかにモンゴールが増援依頼することまでも読んでおりました。これで白騎士の人にナリスはまた捕まるんですかね。カースロン隊長の線から自分に繋がると考えないとかはないよなー、たぶん。
アルゴスにいたレムスはスカールとベック公が雪山越えしているとは知らずに、行方不明なら仕方がないと頭数に入れないことにしたらしい。それでも3万5千か。アニメは意図的なのか何なのか互いの地理関係とか絵で一切やらんからわからん。レムスがお付きの魔導士にパロの王は自分なんだから、無断でナリスと連絡を取るなと言っていたけども、やっぱりナリスがご主人なんだろうなー。
でもってちょっと前から出てはいたモンゴールの追手の人がやっとキター。木を一刀両断するとかないわーと思ったがグインも同じような芸当した上に刺客をさっくり葬っていたがな。そもそもどうして別々に襲ってくるんだ。5人まとめて来た方が成功率上がるんじゃないのか。どうやら刺客はキタイの人らしい。

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グインサーガ#19蜃気楼

てっきりパロかと思ったが、アグライアで無事に保護されたレムスのところから始まり。アグライアは中立国だそうだがきちんと保護してもらえたんだな。まあいい加減流浪し続けるのも尺的に無理だしな。
レムスとリンダもきちんとした格好をするとやっぱり王子王女に見えるもんだ。レムスは相変わらず確変中だからなおさらだな。アグライアの陛下に堂々とアルゴスまで行く分だけの護衛に一個小隊を貸してくれるよう頼んで、そんなレムスにアグライアの上の王女と縁談を持ちかけられるくらいだし、しかもそれに飛びつかないでパロを取り返した暁に改めてというくらいに冷静だからなおさら好感度アップしたらしい。本当に、本来のレムスじゃないからよけいにかわいそうなもんだ。
リンダの方はといえば、イシュトヴァーンの方が身分差を感じて居心地悪そうな感じ。アグライアの騎士の人にフフンってされてたのにイラッとするよなー。グインは暇をもてあましてる→そのようだなと相変わらずのグイン語録。
その後無事にアルゴスに到着しまして、出迎えてくれた陛下とおばさんと再会を祝してから、レムスは何やら立ち会いを頼んだかと思えばパロの正当な王位継承者は自分だと宣言し負った。これはパロで何かあってどさくさにまぎれてナリスが王位に就くのを防止するとかってことなのかね。


でもって前回まで二話にわたって愁嘆場を繰り広げていたクリスタル。
カースロン隊長って誰だよと思ったが、ナリスを鞭打ちしていたあの人か。カースロン隊長とやらはどうも上司とうまくいってないらしい。ナリス鞭打ち事件のころからそうだしな。お家に帰ってみれば寝室が片付いてない!あやしい!ってので白の部屋を見てみたらナリスみたいな女がいましたー。ナリスの亡霊の噂があったからそれで引っかけるつもりかと思ったがそんな浅いことではなった。つーかナリスも女装するとかやる気満々ですね。すごいやナリス様。ナリスはカースロン隊長を直々に勧誘するためにやってきたわけですよ。カースロン隊長が上司と折り合いが悪いこと、直にモンゴールが落ちるだろうこと、裏切ったなら英雄になれるとか今夫婦状態(仮)になってるナリスの部下の人を娶らせてやるとか言われてカースロン隊長もこれは落ちたな。ナリスの誑かしテクニックすごいな。


アルゴスから出発する前にリンダとイシュトヴァーンが何やらちょっとデートしておりました。何かと思えば日が暮れる前の一瞬だけに見える蜃気楼をリンダに見せたかったんだとか。でもってイシュトヴァーンはこれから一緒に行かないとリンダに告げるわけですよ。リンダとの身分差を思い知ったことで、本当にリンダを愛したからこそ、リンダの力でパロの王なりクリスタル公になるなりするんじゃなくて自力で王になってリンダを王妃にしたいと。まあイシュトヴァーンはリンダのおかげで王位につけてもそれに治まれる性格じゃないよな。
気持ちが変わったのではないと知って、リンダもいつまでも待つと言っていたけどもリンダの身分でそんなことできるもんなのかな?イシュトヴァーンのいう3年でも結婚せずに待ってられるようなもんじゃない気がする。


モンゴールの変なあやしげな追手がアグライアの皆さんを拷問してグインの居場所を聞き出していたし、相変わらずピンチは終わらんのですね。
あと、スカールとベック公が詳細はよくわからんが大変な道通ってパロの方に行くとかなんとか。とにかく大変で普通は通らんと考えられるから手薄ですよ!ってのがわかればいいのか。

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グインサーガ#18さらば愛しきひとよ(後)

アムネリスとナリスの結婚式で、サリアの塔に向かう前にでっかい通りでパレートしていたら、やっぱりアムネリスに対するクリスタル市民の感情はナリス様を騙したサソリ女ってなところなんですね。占領国の公女だしそんなもんだろうと思っていたがやっぱりなのか。ますますアムネリス様かわいそう。そうした市民感情を当然に気取ったナリスが馬車を止めさせてご立派な演説をいっちょぶつわけですよ。ナリスの行動はすべてナリスの意思で、それはすべてパロのためだと。今はイミフでもいずれわかるから信じろと。どこをどう見てもナリス様為政者としてぴったり。扇動的なのもそうならば腹黒いところもなー。

サリアの塔に黒騎士に扮したアストリアスが忍び込んで、婚姻の儀式も開始。証書に名前をサインしようってところで、まずナリスが署名したところでヴァレリウスからの指令でアストリアス突撃。無事にナリスの腕をザックりきって阿鼻叫喚で儀式も中断。婚姻の阻止が目的だったのか?と思ったがそれもちょっと違うんですね。ナリスが切られたってみんなが動揺している中で変な女がアストリアスの剣を持ってすたこらさっさー。それをヴァレリウスが見て焦っていたが、おまえもあの場所にいたんかい。変な女は魔導士らしい。アムネリスがアストリアスの兜を外させて、なんでおまえここにいるのと驚く一方で、ナリス様死亡確定キタコレ。こっそり心の中でなんちゃらの毒のはずとか言っていたのがヴァレリウスの上司みたいな感じの人か。ってーことはヴァレリウスが勝手に毒を変えた→だから剣を魔道分析されるとまずいってことですね。
さらに悲嘆にくれるアムネリスに追い打ちをかけるごとくミアイル死亡のお知らせ。
前回、ミアイルはもう自由に操れるから代わりにヴラド大公殺すってことでおkにしてくれとナリスに頼んだマリウスだったものの、ところがナリス様は鬼畜なのでマリウスがちょっと席を外したすきに魔導士にミアイルを殺させちゃったのでありました。そういうことできるなら最初から魔導士に殺らせろよというのは禁句なんだろうか。さらにミアイル殿下お付きの人まではずみで殺すし、これはマリウスの人生おわたかと思ったがなんちゃらの術で無事に宮殿から抜け出せはしたらしい。使い捨てるほどには鬼畜じゃなかったってこと?魔導士が言うにはパロ王家には心の弱い王子は要らんから勝手にどこぞでくたばれ(意訳)というナリスのお言葉だとか。つまり手伝う気がないならどっか行けってことか?ナリスの考えがよくわからん。
で、そのナリスは、やっぱり替え玉を使ったようで毒で殺されたのは影武者の人でしたー。あんなそっくりさんよく用意できたな。さらに、アストリアスの持っていた剣を回収したのもナリス。女だとか言われていたが声がこれ男じゃね?と思っていたらナリスだったとか。そりゃ女みてーな顔だとは思っていたが。ヴァレリウスに先んじて投獄されていたアストリアスを確保するとかナリス様すごい行動力だ。もうナリスにはヴァレリウスが自分を殺ろうとしたってわかってるんだな。で、それなら自分はさらにその先まで読めばおkと。死亡状態になったことでナリスは動きやすくなったから、クリスタルの外で戦ってるみんなと連携してパロ奪還開始ですかね。
それにしてもしょんぼりしてモンゴールに帰っていくアムネリスが哀れ。弟が死んだのも愛した相手に死んだ死んだ詐欺されたのもナリスのおかげだ。

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グインサーガ#17さらば愛しき人よ(前)

最近すっかり出番がなかったナリスとアムネリスとその他のみんなの話。
二人の婚礼が差し迫ったクリスタルでは、ヴラド大公の命によってナリスのお命を狙う作戦が立てられておりました。アムネリスがナリスにべたぼれになってしまったからナリス暗殺作戦に切り替えたんだよな?ナリスを殺すという強硬策に出るってことでパロの騎士も皆殺しだとかそれは物騒な。つかそんなことが成功したらアムネリスがどうなる、どうするかは気になるところ。惚れすぎてて虚脱するか父大公にブチギレかそれともか、まあありえないことなんですがね。
でもってクリスタルにひっそりやって来ていたアストリアス。を拾ったというか連れ込んだというか、ヴァレリウスはパロの人だったんですね。ヴァレリウスの上司の人はナリスにでもレムスにでもなくパロに仕えるという考えの人だとか。しかしナリスがレムスの生存を公表しないのはヴァレリウスが考えた通りにモンゴールもパロもいただいちゃうぜ的野心なのかね、やはり。どうにもナリスのキャラがいまだによくわからんのう。レムスがパロに戻ってきたらさっくりと王位継承順に従って王位を譲りそうではあるが、腹の底で変なこと考えてそうな気がする。


モンゴールではマリウスとミアイルがもっと仲良くなっておりました。ミアイルはアムネリスの婚礼の後ケイロニアに行って結婚らしいが、その後モンゴール大公になるとかってそれどういうことなの。ミアイルは馬にも乗れない、そういうことが不得意な子だからお婿に出されちゃうってのもそうなのかーと納得できたのにやっぱりわからん。
それはさておき、マリウスはやっぱりナリスと確執があったんですね。今はさておき昔は出来がよすぎる兄、しかも自分は妾腹とか劣等感とかその他いろいろを喚起するにあまりあるわな。ミアイルが何もかもに諦めきっているのにそうした昔の自分と重ね合わせて親近感やら同情やらを禁じえない。そんなところにナリスが無情にもというべきかミアイル暗殺指令を出してくるもんだから兄上黒い黒すぎる。いちおう寝ているミアイルの枕もとに立ってナイフを突きたてようとしたものの、ミアイルが寝言でマリウスの名前を呼んだりするもんだからほだされちゃいましたー。連絡係みたいな魔導士を呼びだして、ミアイルはすっかり手懐けて操れるから代わりにヴラド大公始末を提案。そんなことできるもんなの?つーか手懐けるってのはナリスがアムネリスにしたようなもんだよな。兄上人の心を操るプロすぎる。クリスタルで最初のころにヤンデレみたいな人にモンゴール軍に売られていたが、ああなるのもむべなるかなという感じだ。


で、話は戻ってクリスタル。婚礼前夜にサリアの塔に籠っていちゃいちゃしていたかと思えば、ナリスは一服盛ってアムネリスを眠らせ、その隙になにやら指示をしておりました。ナリスそっくりさんがいたから入れ替わりかなんかなんですかね。
ヴァレリウスがアストリアスにモンゴール黒騎士の恰好でナリスの腕を切るように暗示かけていたりと錯綜したまま後編へ続くー。
すっかりデレデレなアムネリス様と侍女二人だけが呑気でかわいそうすぎるな。

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